エコキャップ運動の馬鹿馬鹿しさは、何度も述べた。
→ http://openblog.meblog.biz/article/1242008.html
それでも、相も変わらず、学校ではエコキャップ運動がなされているし、マスコミはそれを称賛とともに報道している。
→ エコキャップ102人で10万個回収 足利市の第一中
新聞はこれを「快挙」と称えている。
しかしながら、そのために生徒は莫大な労力を奪われているのだ。つまり、奴隷扱いされている。そのことを見失っている。
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さて。どうせ生徒の労力を莫大に奪う(奴隷のようにする)のであれば、まさしく(正真正銘の)奴隷制そのものを導入した方がいいだろう。たとえば、次のように。
「エコキャップ 800個の代金として、20円を生徒に与える。生徒は、20円を受け取り、労働を莫大に提供する。たとえば、そこいらの飲食店の店舗掃除とか、皿洗いとか。こうして、そこで奴隷として働く」
こうして生徒は(奴隷となって)労務を提供し、それによって得た 20円をユニセフに寄付する。かくて、善行は完結する。
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さて。生徒の奴隷化というのは、冗談みたいだが、実は、イギリスでは実行されている。
イギリスというところは小学校から高校まで、常に寄付を募っています。やりくりが苦しい学校運営のための資金なのか、別のチャリティへ寄付する一環なのか、とにかく定期的に、「基金集めのイベント」"fundraising events"というものが行われているのです。いろんな形でチャリティ風に計画されますが、それはそれはもう毎月のように、ちょっとした金額を寄付するようなイベントがあります。これと同様のことをすればいいわけだ。
あるハイ・スクールでオークションが行われていました。 オークションはハイスクールになると珍しくなく多種多様なものが売られるのですが、そのときのオークションはかなり変わったものが売られていました。
それはなんと、「奴隷」"slaves" です。
イギリスのハイスクールでは、11歳〜18歳くらいまでの幅広い年齢層の生徒がいるのですが、あらかじめ立候補により17歳〜18歳の上級生の中から奴隷を募り、その生徒たちを「奴隷」"slaves" としてオークションに出品するのです。
そしてその「奴隷」を落札すると、休み時間におやつを買いに行かせたり、宿題を手伝わせたり使役できるという仕組みです。
( → らばQ )
なお、この記事によると、イギリスの奴隷の落札価格は 700円以上だったという。すばらしい! この場合、次のようになる。
・ 700円以上という高額の金が集まる。
・ そのために提供する労力は、ちょっと召使いになる程度。
ひるがえって、エコキャップ運動のための奴隷になると、もっと悲惨だ。
・ さんざん集めても、個人では通常 10個ぐらいだから、1円以下。
・ さんざん集めるために、莫大な労力を提供する。
イギリスの奴隷に比べて、日本のエコキャップの奴隷は、あまりにも悲惨である。どうせ生徒を奴隷にするのであれば、イギリスの奴隷のようにするべきだ。たとえば、次のように。
「生徒には奴隷代として、700円を渡す。生徒はその代償として、店舗の掃除や皿洗いを 3時間続ける」
これならば、労務の提供は同じぐらいで、集まる金は(エコキャップを集めるときの) 1円から、 700円へと、大幅に増加する。世界の子供を救うためであれば、この方がずっと効率的だ。
だから、世界の子供を救うために、日本の子供を奴隷にしよう! (^^)v
なお、その間に、中国の子供は、せっせと勉強して、頭を鍛える。そして将来的には、日本の子供が成長して、低脳な大人となって、中国人の下僕として働くのである。
( ※ いや、日本の大人は、すでに低脳だ。だから親は、子供を奴隷にしたがる。)