「ホメオパシーは医療ネグレクトだからけしからん」という批判がある。これは適切ではない、と私は考える。 ──
「ホメオパシーは医療ネグレクトだからけしからん」という批判は、けっこうある。
特にトンデモマニアは、「ホメオパシーは医療ネグレクトだ、トンデモだ、けしからん」というふうに批判するようだ。
→ 検索
しかし、医療ネグレクトの本来の定義からすれば、ホメオパシーは「医療ネグレクト」とは言いがたい。なぜか? 次のような定義があるからだ。
「医療ネグレクトとは、医療を怠ることである。医療が必要なときに、医療を怠って、医療を受けさせなくする」
しかしながら、ホメオパシーはこれに該当しない。なぜなら、親はこう思うからだ。
「現代医療は、化学医療である。それに対して、ホメオパシーは、自然医療である。体を汚す化学医療よりも、体を汚さない自然医療の方がエコである。エコであれば、それは正しい。正しいことをしているのだから、問題ない。たしかに化学医療は受けないが、化学医療よりももっと良い医療を受けるのだから、問題ない。自然医療が優れていることは、ホメオパシー医学協会が保証している。医学協会のお墨付きのある自然医療をなすのだから、これは素晴らしい医療を受けさせていることになる」
これはもちろんデタラメであるが、本人はそう思っている。そう思っているのだから、これは「医療ネグレクト」の本来の定義には当てはまらない。
次の例を考えよう。
「当病院では、すばらしい最新医療を施します。このことで素晴らしい効果が得られるでしょう」
という言葉を信じて医療を受けたら、その医療はインチキ医療であり、とんでもない被害をこうむった。この場合、被害者は、医療ネグレクトで糾弾されるべきか?
もちろん、否だ。ここでは、だました方が悪いのであり、だまされた方が悪いのではない。
( cf. ホメオパシー内科医 ,ホメオパシー病院 )
他に、似た例では、次の例もある。
「当病院では、西洋医療のかわりに、漢方医療を実施しています。」
ここでもまた、現代医療は受けられない。では、この病院で受診した患者は、医療ネグレクトで糾弾されるべきか?
──
ホメオパシーを信じている人々は、現代医療を「怠っている」のではなくて、「避けている」のである。医療 neglect というより、 医療 avoidance だろう。
そして、ここでは、「怠るな! きちんとやれ!」と批判するのは、方向違いだと思える。むしろ、「やるべきことを間違えるな!」と教えるべきであり、そのためには、「詐欺師にだまされるな」と告げるべきだ。
そして、さらにその前に、「詐欺師はだますな」というふうに、詐欺師の方を規制するべきだ。
この問題で大切なことは、被害者の方を非難することではない。加害者の方を規制することだ。具体的には、薬事法違反や詐欺の罪で逮捕することだ。そして、そうとすれば、ホメオパシーを「医療ネグレクト」と見なすこと自体が本質的に間違っている。
ホメオパシーの信者について「医療ネグレクトだ! トンデモだ!」と非難することは、詐欺の被害者を糾弾することになる。それは、「だまされた」ということを「怠っている」というふうに誤認することに起因する。
その意味で、「医療ネグレクトだ! トンデモだ!」と非難するトンデモマニアもまた、ホメオパシー業者の詐欺に引っかかっているので、自分自身がトンデモになってしまっている。
トンデモマニアは、ホメオパシー業者の保護団体みたいになってしまっている。彼らが「医療ネグレクトだ! トンデモだ!」と喚き続ける限り、悪の根源であるホメオパシー業者は喜んでいるだろう。次のように。
「おれたちが悪いんじゃないよ。だまされた方が悪いんだよ。だって、ほら、トンデモマニアが言っているじゃないか。だまされた方が悪いんだ、医療ネグレクトだって」
ホメオパシーの信者を「医療ネグレクトだ! トンデモだ!」と非難するべきではない。トンデモマニアは、非難するべき相手を間違えている。
彼らは、悪質な業者を非難するかわりに、被害者を非難したり、あるいは、「加害者を規制せよ」と述べる私を「トンデモだ」と非難する。彼らこそ正真正銘のトンデモであろう。(なぜ彼らが自分自身をトンデモのリストに加えないのか、まったく不思議だ。最大のトンデモである自分自身をトンデモのリストに載せないのだから、いい加減すぎる。)
[ 付記1 ]
トンデモマニアの解釈では、「正当な親権の行使」と「医療ネグレクト」が対比され、その両者の間に中間段階がある、というふうにされるようだ。
これこそトンデモ認識と言える。問題なのは、「何をしているか」ではなく、「何を思っているか」である。簡単に言えば、「だまされているかいないか」である。
その時点における現代医療の緊急性・必要性に応じて、「正当な親権の行使」と「医療ネグレクト」が区別されるのではない。「正当な親権の行使」の「正当さ」というものが、親権者の誤認であるかどうかが問題なのだ。そして、誤認があるとすれば、たとえ緊急性・必要性がきわめて少なくとも、そのような誤認をもたらす業者は規制・処罰されるべきだ。「罪が小さいから野放しにしてもいい」とか「強制力をもって介入するのは行き過ぎだ」(出典)とかいうような発想は、詐欺師をのさばらせるだけだ。
ここでも、トンデモマニアは、詐欺師(ホメオパシー業者)の擁護をしていることになる。
「スズメバチのレメディーは危険だから駄目だけど、命に関わりのないインチキ医療(という詐欺)は許していいよ」
というふうに。
医学のことしか考えられないから、詐欺をのさばらせることになるわけだ。そのことで結果的に、微小な健康被害が多発することになる。
[ 付記2 ]
助産師とビタミンKの事件では、助産師は「錠剤には、ビタミンKと同じ効用があると思っていた」と語っている。つまり、誤認していたわけだ。( → 毎日新聞 )
ここでは、だましていた方が悪いのであって、だまされていた方(助産師)を「医療ネグレクトだ」と非難するのは、お門違いであろう。
たとえば、そのことを指摘する内科医の言葉もある。
「この助産師だけの問題ではないことは、JPHMAおよび関連のウェブサイトからわかる。」( → 出典 )
この内科医の言葉に従うのなら、悪いのは JPHMA であるから、この助産師の行為を「医療ネグレクトだ」と見なすのは、トンデモ的な認識となるはずだ。
【 関連項目 】
→ ホメオパシーと医療忌避
(本項と同趣旨。前にも同じテーマで書いたことがあった。「医療忌避」という言葉で。)
→ ホメオパシーとエコ
→ ホメオパシーは悪でない
(この二項では、ホメオパシーの信者は詐欺の被害者だ、と示す。)
→ ホメオパシーの薬事法規制
(加害者が薬事法で規制されるようになった、という最新情報。)
2010年10月17日
過去ログ

──
医療ネグレクトをしているのは、ホメオパシーの有効性を謳い、標準医療への不信をまき散らしているセンセイ達やホメオパスであって、当の母親ではありません。
件の医師達は自分がやっているのは良いホメオパシーであり他はだめと言っていますが、ホメオパシーの元々の概念の中に現代医学と相反する(症状は排毒であるというなどの医療忌避につながる)思想があるのですから、医師がホメオパシーを推進するのは非常に矛盾した行為であろうと思います。また、患者の立場からすると、「医者が言っているんだから大丈夫、効くのだ」という「信頼」につながってしまうのです。結果的にホメオパシーの効果にお墨付きを与え医療から遠ざけているのは、推進する医師自身であるといえるでしょう。
効きもしないものをどうしても広めたいのなら、せめて医師という看板を外してやってほしいと切に願います。
というか、ホメオパシーの薬効を信じて処方をする医師に医師の資格はないと断言できます。
http://blogs.dion.ne.jp/akiras_room/archives/9729588.html
──
うまい。非常に妥当な指摘だと言える。
ホメオパシーについて「医療ネグレクトだ」という言葉が当てはまるのは、医師の場合だけだ。無効だとわかっていて実行しているからだ。(仮に無効だとわからなければ医師の資格がない。医師免許を取り消すべきだろう。)
なのに、「医療ネグレクト」をしている医師を攻撃できず、「医療ネグレクト」をしていない患者を「医療ネグレクトだ」と攻撃するのだから、トンデモマニアというのは始末に負えない。自分自身がネグレクトしている。
あまりにも低レベルのものでない限り、反論も原則として掲載しています。
ただし、返信をするかどうかは、私次第。必ずしも返信があるわけじゃない。だらだらと議論をするほど暇じゃないので。
> ビタミンKの助産師は医療者であり著者の論に従ったとしても「騙されてた」では済まない。
誰もそんなことは言っていないでしょ? 助産師にだって責任はありますよ。もちろん。
私が言っているのは、助産師を責めれば解決するという問題じゃない、ということだ。大元のホメオパシー業者を取り締まる必要があるということだ。具体的には薬事法などで規制する必要があるということだ。
私「被害者を非難するより、業者を薬事法で取り締まれ」
トンデモマニア「いや、助産師も責任がある」
話が全然、噛み合っていない。勝手に誤読して文句を付けている。
トンデモマニアのほとんどは、読解力が最低で、勝手に誤読するということだ。書いてもいないことを勝手に読み取らないでほしい。それは妄想です。文句を言いたければ、引用してから言うべし。
ここでは、錯誤がある。「錯誤による医療なし」を「故意の医療なし」として糾弾するとしたら、どうなるか?
その場合、無効な医療をした医師は、糾弾されることになる。
たとえば、「有効率 70%」の薬または手術を実施して、残りの 30%に含まれ、治療効果が上がらなかった場合だ。
あるいは、当時の医学水準が低かったせいで、無効とわからなかったが、今になってその治療や薬物は無効だとわかった、という場合だ。
これらの場合は、錯誤(など)によって、治療効果が上がらなかった。それでも、医師としては、自分では最善の治療をなしているつもりだった。なのに、「故意の怠慢」として糾弾されるべきか?
ホメオパシーにおける「錯誤による医療回避」を、「医療ネグレクトと見なす」というのは、そういうことだ。つまり、誤認だ。
批判者は、自分自身が錯誤していることになる。その意味では、批判者自身が批判されねばなるまい。
2010年10月18日 21:13 に書かれたコメントで言及されているブコメを書いたものです。
元のコメントを全文引用します。
-----------以下引用-----------
子供のためであっても行き過ぎた暴力は躾ではなく虐待。医療に関しても同様。ビタミンKの助産師は医療者であり著者の論に従ったとしても「騙されてた」では済まない。
http://b.hatena.ne.jp/genb/20101018#bookmark-25756394
-----------以上引用-----------
このコメントを書いた経緯は以下のようなものです。
2010年10月17日 13:25 のコメントで以下のように書かれています。
-----------以下引用-----------
ホメオパシーについて「医療ネグレクトだ」という言葉が当てはまるのは、医師の 場合だけだ。無効だとわかっていて実行しているからだ。(仮に無効だとわからなければ医師の資格がない。医師免許を取り消すべきだろう。)
なのに、「医療ネグレクト」をしている医師を攻撃できず、「医療ネグレクト」をしていない患者を「医療ネグレクトだ」と攻撃するのだから、トンデモマニアというのは始末に負えない。自分自身がネグレクトしている。
-----------以上引用-----------
医師については「医療ネグレクト」が当てはまるとしています。また医師の場合無効とわからなければ免許を取り消すべきだと書かれています。
そして医療従事者という意味では同じ助産師に関しては以下のように本文内で書かれています。
-----------以下引用-----------
助産師とビタミンKの事件では、助産師は「錠剤には、ビタミンKと同じ効用があると思っていた」と語っている。つまり、誤認していたわけだ。( → 毎日新聞
ここでは、だましていた方が悪いのであって、だまされていた方(助産師)を「医療ネグレクトだ」と非難するのは、お門違いであろう。
-----------以上引用-----------
助産師に関しては騙されていたので「医療ネグレクト」ではないという事です。
当方は医療従事者として助産師もレメディが無効だとわかる判断能力があるべきと考えております。そのため管理者様の論では医師には「医療ネグレクトだ」という言葉が当てはまるとの事ですので助産師も「騙されていた」という理由で『「医療ネグレクトだ」と非難するのは、お門違いであろう』とは言えないのではないかという意図でブコメを書かせていただきました。
>例によって勝手に誤読した末の揚げ足取りがあったので、解説しておこう。
>
>> ビタミンKの助産師は医療者であり著者の論に従ったとしても「騙されてた」では済まない。
>
> 誰もそんなことは言っていないでしょ? 助産師にだって責任はありますよ。もちろん。
元々当方は責任云々と申し上げておりません。しかしながら文字数に限りのあるブコメで発言したため管理者様に誤解を与えてしまう結果になってしまいました。
改めて以下に記載させていただきます。
【質問】
管理者様記載の文章では医師にはレメディが効果がないものと判断できるという能力が求められるため医療ネグレクトという言葉が当てはまるとされています。
当方は同じ医療従事者として助産師もレメディが効果がないものであると判断できる能力をもってしかるべきだと思っております。しかし管理者さまにおかれましては助産師は『だましていた方が悪いのであって、だまされていた方(助産師)を「医療ネグレクトだ」と非難するのは、お門違い』との事ですので、助産師にはレメディを効果がないと判断する能力はなくてもしょうがないと考えてらっしゃるという事でよろしいでしょう。
> 助産師にはレメディを効果がないと判断する能力はなくてもしょうがないと考えてらっしゃるという事でよろしいでしょう。
しょうがないかどうかはともかく、そのことで強く非難されるべきではない、と考えます。
(1) 助産師は、医師ではないし、医療行為も行えない。助産師が医療行為を行なえば、医師法違反。
(2) ビタミンKの投与を怠ったという意味では、助産師としての義務に違反するが、それが致死的である場合があるという認識は、必須とはいいがたい。医学的知識までは必須とは言えない。(後述、過失致死)
(3) 単にビタミンKを投与しなかったのではなく、「同等の効果のあるK2レメディというものを投与した」と助産師が思い込んでいる(はずだ)。そう思ったのは、助産師が勝手に勘違いしたのではなくて、「同等の効果のあるK2レメディを投与しましょう」とだました(はずの)業者がいるからで、業者の方が悪い。
(4) 助産師を非難しても、問題は何も解決しない。本家本元の業者を非難するべき。そうしないのは、「マトはずれ」である。それが「お門違い」という言葉の意味。正確には「マトはずれ」。
つまり、「助産師を許せ」という趣旨ではなく、「非難するべき相手を間違えるな」ということ。「本質を見失うな」ということ。
比喩的に言えば、敵の将を射るべきであるということ。雑魚みたいな歩兵を一人一人つぶしていたのではキリがないということ。
以上については、本日別項も参照してください。
→ http://openblog.meblog.biz/article/3456047.html
(ホメオパシーはトンデモか 4)
──
なお、医師が投与しなければ、「未必の故意」による殺人罪が適用されるでしょうが、助産師の場合には「知識不足による過失」として過失致死になるでしょう。そういう違い。責任の大小の差。責任がないと言っているわけではない。
K2レメディを投与している助産所はたくさんあったという。
→ http://d.hatena.ne.jp/Mochimasa/20100907/1283881641
こういう状況で、死者が出た特定の一人だけを非難しても、問題は何も解決しない。かといって助産師全員を非難しても、仕方ない。
一番悪いのは、業者です。
「K2シロップのかわりに、K2レメディを売りつけなさい。売りつけたら、そのうち3割ぐらいは、あなたの手数料になりますよ。しかも、それはエコなんです。エコのために善をなしましょう」
と甘い口車でだましている。
こういう悪魔を野放しにして、悪魔にたぶらかされた方を非難しても、マトはずれ。
そんなに非難したければ、エコキャップをやっている全国津々浦々の学校を巡って、非難しまくってください。
管理者様のご意見では助産師はレメディに効果がないということを判断できなくとも批判されるべきではないということに関して理解いたしました。
本件において本丸であるホメオパシーの問題点を指摘し、その責任を追及するということに関して特に反論はありません。
>助産師を非難しても、問題は何も解決しない。本家本元の業者を非難するべき。そうしないのは、「マトはずれ」である。それが「お門違い」という言葉の意味。正確には「マトはずれ」。
もしも「非難」しているトンデモマニアがいるのであれば確かにそれは間違いですし的外れですね。
そもそも相手がホメオパシー推進者であれなんであれ「非難」などしても問題解決にはなりません。行っている行為がどういったものか(治療には値しない効果のないもの)、またその結果どういった事になるか(人命が失われる可能性がある)を指摘することが大事かと考えます。必要なのは「批判」です。
本件において助産師は「レメディに効果がない事を判断できなくとも非難されるべきではない程度の知識や経験しかない」にもかかわらず「疫学的には効果が認められておらず、標準的な医療として扱われることのない代替医療」をむやみに信用してしまったという事になります。
根拠のない代替医療に頼るということは医療に携わり命を預かる職業としては大きな問題であると考えます。
こういった代替医療はホメオパシーだけではありません。ホメオパシーを根絶したとしても根拠のない代替医療を信用してしまった事を改善しなければ同様のことが発生します。
ホメオパシーを助産師に信じ込ませた存在が批判されるのであれば、助産師は「疫学的には効果が認められておらず、標準的な医療として扱われることのない代替医療をむやみに信用した」という事も同様に批判されるべきです。
個人をあげつらって非難するということではなく助産師協会として代替医療との付き合い方に関して内外からの批判を真摯に受け止め対策をとっていただきたいと思います。
あなたのそばにいっぱいいるのに、見えませんか? 下記に山のようにいますよ。
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/NATROM/20100819%23p1
はてブなんて、トンデモマニアの巣窟でしょう。
> 必要なのは「批判」です。
批判の有無が問題ではない。誰を、というのを間違えるな、というのが論点です。
> 本件において助産師は……むやみに信用してしまったという事になります。
> 標準的な医療として扱われることのない代替医療をむやみに信用した」という事も同様に批判されるべきです。
信用したかどうかを問題とするのであれば、助産師はレメディーをそんなに信用していないと思いますよ。自分で高額のレメディーを買っているとは思えません。単に売っているだけでしょう。
あなたの発想は、麻薬の売人が麻薬中毒だと思うのと同じ勘違いです。
トラ子であれ、助産師であれ、ホメオパシーをまともに信じているとは思えません。詐欺師が自分の詐欺に引っかかるほど馬鹿だとは思えません。詐欺師は人をだますのが商売であり、自分で自分をだますはずがありません。ただの砂糖玉とわかっているのに、自分で数千円も払うと思いますか? ありえない。
その意味で助産師はそれなりに知識があるはずだし、「むやみに信用した」という事もありえません。したがって、
> 「むやみに信用した」という事も同様に批判されるべきです。
のであれば、助産師は、批判されるべきではありません。あまり信じていないのですから。
トンデモと詐欺の区別を理解するために、ちゃんと次項を読んでください。
→ http://openblog.meblog.biz/article/3456047.html
助産師は、自分でレメディを使ったのではありません。他人に売りつけて、高額の手数料を得ようとしたのです。信じてもいないものを他人に売りつけて、金を得ようとしたのです。
あなたのいっていることは、
「詐欺師は自分の口車が嘘であると理解できていないから、その無知を批判するべきだ」
というのと同じです。根本的な誤認があります。
> 「むやみに信用した」という事も同様に批判されるべきです。
という件は、助産師が勝手に信用したのではなくて、ホメオパシーの業者があえて特別に信用させようとしたことに問題があると思えます。
詐欺師にだまされた被害者がいるとしたら、責められるべきは第一に詐欺師でしょう。「詐欺師の言葉を信じたおまえが悪いんだ」と被害者を責めるのは、本質を逸らしていると思えます。(助産師の責任を考えれば、責められるべき責任がいくらかあるとしても。)
p.s.
全然信じていないのではなく、半分信じていたというところでしょう。自分で買うほどには信じていないが、他人に売りつけるほどには信じていた、ということ。ご都合主義だが。
その点を批判するべきだという点には同意できるが、多くの助産所で同様のことがなされていた以上、特定個人を批判しても仕方ないでしょう。助産師会全体を批判するというのであれば、大いに価値はありますが。
>しかし、医療ネグレクトの本来の定義からすれば、ホメオパシーは「医療ネグレクト」とは言いがたい。なぜか? 次のような定義があるからだ。
>「医療ネグレクトとは、医療を怠ることである。医療が必要なときに、医療を怠って、医療を受けさせなくする」
私が知る限りにおいては、医療ネグレクトの定義は論者によって揺れがあります。管理人様が、いったい何を根拠に、上記したような定義を「本来の定義」と判断したのでしょうか?比較的受け入れらている定義としては、東京都福祉保健局のサイトによる、「医療ネグレクトとは、医療水準や社会通念に照らして、その子どもにとって必要かつ適切な医療を受けさせないことです」というものがあります。「医療水準や社会通念に照らして」という部分が重要であると私は考えています。ご要望があれば、この定義を採用している文献を提示する用意があります。「すばらしい最新医療を施します」と標榜するインチキ医療や漢方医療を実施している医療機関の場合も、同様に、「医療水準や社会通念に照らして」判断されるべきでしょう。
「詐欺師の方を規制するべきだ」という意見には同意しますが、「薬事法で網をかぶせれば、ホメオパシーの問題の大半はカタがつく」という認識は、きわめて楽観的な見解だと考えます。薬事法をすり抜ける方法はいくらでもありますし、さらに、薬事法に違反していても摘発されるのはごく一部であるという現状があるからです。ホメオパシーの信者を糾弾しただけでは問題は解決しません。同時に、業者を規制しただけでは問題は解決しません。多面的な対策が必要なのです。いわゆるニセ科学批判者たちは、業者の批判もしております。管理者さまは「架空の藁人形」を批判していると言わざるを得ません。「トンデモというものは、主張者は悪くはなくて、信じる方が悪い(愚かだ)」という管理者様の認識がそもそもずれています。ホメオパシーをトンデモだと批判している人で、「ホメオパシーの主張者は悪くはなくて信じる方が悪い」と主張している人は誰かいるのでしょうか?トンデモの中には、比較的無害なものもあれば、信じると経済的・身体的被害を及ぼしうるものもあります。その場合、主張者も悪いことになります。
そもそも、ホメオパシーについては、被害者と加害者の境目があいまいです。ホメオパシーを子に使用する親も、「騙されている」という被害者の一面と、「子に必要で適切な医療を受けさせていない」という加害者の一面があります。ホメオパスの多くは、お金を払ってホメオパスの資格を得ています。彼らは、被害者でしょうか?加害者でしょうか?管理者様は、どのような基準で、「詐欺師」と「被害者」を切り分けるおつもりなのでしょう?管理者様こそが、ホメオパシー業者の保護団体になりかねません。「おれたちが悪いんじゃないよ。だました方が悪いんだよ。悪いのは由井寅子ただ一人。俺たちホメオパスは詐欺師に騙されただけの被害者である」と。私の主張では、被害者と加害者を切り分けません。以上、まとめます。
・管理人様がの「本来の」医療ネグレクトの定義の根拠
・薬事法で網をかぶせるだけで問題の大半が解決するというのは楽観的すぎる。多面的な対策が必要で、その一環としてホメオパシーにはまって適切な医療を子にほどこさない行為を医療ネグレクトに分類するのは意味がある
・「ホメオパシーの主張者は悪くはなくて信じる方が悪い」「罪が小さいから野放しにしてもいい」というトンデモマニアの存在は、管理人さまが作りあげた「架空の藁人形」ではないか
・被害者と加害者は切り分けられないがゆえに、業者だけを批判すればいいというものではない。
> 私が知る限りにおいては、医療ネグレクトの定義は論者によって揺れがあります。
同意します。
ただし、公的な概念はあります。下記で詳しく説明したとおり。
→ http://openblog.meblog.biz/article/3220857.html
なお、Wikipedia 英語版では次のページにあります。
http://en.wikipedia.org/wiki/Baby_Doe_Law
medical neglect, which the law defines as the withholding of treatment unless a baby is irreversibly comatose or the treatment is "virtually futile" in terms of the newborn's survival.
> 「医療水準や社会通念に照らして」という部分が重要であると私は考えています。
そういう立場があるとわかっているので、それと区別するために、「本来の」という言葉を使って限定しました。「通用的な定義」とは違います。
例。言葉の「本義」(原義)と、通用的な語義。
ここでは「ネグレクト」という言葉に従い、「ネグレクトすること」というのを「本来の」という言葉で示しています。
> 「薬事法で網をかぶせれば、ホメオパシーの問題の大半はカタがつく」という認識は、きわめて楽観的な見解だと考えます。薬事法をすり抜ける方法はいくらでもありますし、さらに、薬事法に違反していても摘発されるのはごく一部であるという現状があるからです。
別項の「 ホメオパシーの薬事法規制」をご覧ください。すでに嘘八百の宣伝のほとんどは、リンク切れになっています。メルマでの宣伝もなくなりました。その意味で、かなり大きく、効果が出ています。販売を止めることはできなくとも、宣伝を止めることが一応できています。
また、摘発については、私は「もっと全面的に摘発せよ」と主張しています。現状に満足しているわけではありません。
> 業者を規制しただけでは問題は解決しません。多面的な対策が必要なのです
それはそうです。私はそれを否定していません。最優先のものが何かという話だけ。優先順序の話。
信者の矯正も必要でしょう。しかし、いくら信者を矯正しても、根っこのところでホメオパシーの大宣伝がなされていては、焼け石に水です。まずは大元を止める必要があります。信者を矯正するのは、大元を止めたあとの話です。
船の底に空いている穴をふさがないで、水を汲んでも、効果はありません。まずは穴をふさぐべし。そういう趣旨。水を汲むな、と述べているわけではありません。
>「ホメオパシーの主張者は悪くはなくて信じる方が悪い」と主張している人は誰かいるのでしょうか?
これも、優先順序の問題です。
> その場合、主張者も悪いことになります。
たとえそれが社会的には害悪があるとしても、それ(言葉)を止める権利は誰にもありません。そういう趣旨です。「全然悪くない」という意味ではありません。「好ましくない」という表現が適切でしょう。
例。「喫煙はリラックス効果があるので有益だ」と述べることは好ましくないが、述べた人を法的に逮捕するべきではない。
> そもそも、ホメオパシーについては、被害者と加害者の境目があいまいです。
同意します。
> 「詐欺師」と「被害者」を切り分けるおつもりなのでしょう?
切り分けるつもりはありません。被害者である面を認識せよ、という点を強調しているだけです。助産師は全然悪くない、と述べているわけではありません。このことはコメントや別項でも何度か述べました。
──
全体としては、そちらの解釈は、私の言葉を極端に単純化して受け取りすぎです。
例。 助産師よりも業者の方がずっと悪い → 助産師は全然悪くない
例。 助産師を狙うのはマトはずれだ → 助産師を狙わなくてもいい
例。 大半はカタがつく → すべてが全面的にカタがつく
これらはいずれも曲解です。こういう曲解がないように、何度も説明してきたので、誤読しないようにお願いします。
また、本コメントで述べたことの大半は、すでに genb さんへの返信で示したことと重なります。そちらを読んでおけば、同じ質問をする必要もなかったでしょう。質問が二番煎じになっています。
──────
なお、参考として、次の例はどうでしょうか?
貧しい母親がいた。その子供が高熱を出して倒れた。病院に行く金がないので、母親は三日間、不眠不休で看病した。氷枕などで。しかし子供は死んでしまった。
そのあとで医師に言われた。
「抗生物質を打てば助かったのに。どうして病院に来なかったのか? 馬鹿者」
母親は「無保険で金がなかったからです」とは言えないで黙っていた。するとそばの誰かが「この母親は子供を死なせた」と批判して、「逮捕して監獄に入れてしまえ」と言った。子供を失って悲嘆に暮れていた母親は、何も言えずに殺人罪で起訴されて、抗弁せずに絞首刑になった。「これで子供のもとに行けるわ」と母親は満足した。
さて。この母親は正規の医療を受けさせなかったので、医療ネグレクトなのか?
本項は、書いた直後にはアクセスが多かったけれど、今では閑散としたものです。左のコメント履歴からコメントをたどれますが、わざわざ読む人は少ないようです。
読者は辟易しているのかもしれませんね。 (^^);
なお、はてブからの来訪者は、もともと僅少です。
>同意します
複数の定義があるとして、いったい、何をもって管理者さまが「本来の」定義だとされたのが、理解に苦しみます。もしかして、『「ネグレクトすること」というのを「本来の」という言葉』というのが理由ですか?厚労省のページの定義も、WikipediaのBaby Doe Lawの項の定義も、管理者さまにとっては「本来の」定義ではないですよね。管理者さまのいう「本来の」定義が、実際のところ誰も使用していないと言いたいのでしょうか。
定義をするのには目的があります。私が採用した定義は、適切な医療を受けることができない子供を救うための定義です。現代医療を「怠っている」のではなくて「避けて」いようと、親本人は医療を受けさせているつもりになっていようと、子供が適切な医療を受けることができないければ、何らかの介入が必要です。管理者さまの定義の目的はなんでしょうか?「トンデモマニアを何とかして批判したい」という目的でなければよいのですが。
広く採用されている医療ネグレクトの定義を管理者さまが採用しないのは自由です。管理人様の定義では、9日間の発熱をホメオパシーだけで乗り切ろうとする行為が、医療ネグレクトではないことになるかもしれません。だからといって、介入が不要であるとは、まさか思いませんよね。「何らかの介入が必要な状態」について、何らかの名前と対策が必要です(広く採用されている医療ネグレクトの定義は、まさしくそのためにあります)。管理者さまの提言する薬事法適用や、詐欺師批判では、子供を救うには時間がかかりすぎます。
>信者の矯正も必要でしょう。しかし、いくら信者を矯正しても、根っこのところでホメオパシーの大宣伝がなされていては、焼け石に水です。
もしかして、私のエントリーが「信者の矯正」を目的としていると誤解されていないでしょうか?管理者さまの読解力がさまざまな問題を引き起こしているように感じます。
>販売を止めることはできなくとも、宣伝を止めることが一応できています。
確かに大きな成果だと考えますが、もっと摘発を厳しくしさえすれば、「ホメオパシーの問題の大半はカタがつく」と本気でお考えでしょうか?まさしくそうではないことを、
ホメオパシーはまた人を殺すだろう
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20101013#p1
で示したのですが。また今後も同様のことが起きうるでしょうが、誰を摘発すれば「問題の大半はカタがつく」のでしょうか?ホメオパスを摘発しますか?罪状は?効果効能を謳って砂糖玉を売っているわけではないので、薬事法違反は問えません。詐欺罪は、騙す意図があったことの証明が必要なので、ホメオパスが「私はホメオパシーが効くと本気で信じていた」と主張したら(おそらく彼らの多くは本気で信じている)、詐欺罪に問うのは難しいでしょう。過失致死?誰かが死なないと摘発できないのですか?それでは「問題の大半はカタが」ついていません。
>船の底に空いている穴をふさがないで、水を汲んでも、効果はありません。まずは穴をふさぐべし。そういう趣旨。水を汲むな、と述べているわけではありません。
薬事法に基づく東京都の立ち入り検査は、「船の底に空いている穴をふさぐ」行為の一つでしょう。このタイミングで立ち入り検査が行われた背景は、朝日新聞をはじめとする報道がきっかけだったと考えていいと思います。新聞報道の直接のきっかけはビタミンK不投与事件であったのですが、少なくとも朝日新聞については、ホメオパシーに関するブログが記事の参考になったと聞いております。また、ホメオパシーについての記事が多くの人の興味を引いた理由の一つは、kikulogや助産院は安全?などのブログがホメオパシーについての警鐘を鳴らしていたからでしょう。朝日新聞のサイトやツイッターでの反響が、さらなる記事が出るきっかけとなりました。
私のブログは「信者の矯正」を主目的にしていません。情報の発信が目的です。なるほど、『「トンデモだ、トンデモだ」と騒いだり、「これは間違いだ」と騒いでも、たいして効果はない』でしょう。しかし、継続的にブログやツイッターで科学や医療についての情報を発信することで、新聞記者を含む多くの読者にホメオパシーの問題点を知ってもらうことは、少しは役に立つのではないでしょうか?一方で、「トンデモマニア」を批判する管理人さまのブログは、何かの役に立っているのでしょうか?さぞや、「たいした効果」を生み出したのでしょうね。
>>「ホメオパシーの主張者は悪くはなくて信じる方が悪い」と主張している人は誰かいるのでしょうか?
> これも、優先順序の問題です。
どうやら管理人さまは、「トンデモマニアは、ホメオパシーの主張者より、信じる方を悪いとしている。優先順序を間違えている」と言いたいようですが、少なくとも私の主目的は情報の発信です。さらに言うなら、私は、ホメオパスはけしからんとは書きましたが、母親についてはけしからんとは書いていません。耳目を集めるために嘘を書いたらいけませんが、私は、通用的な定義に従って、ホメオパシーによる医療ネグレクトの事例があることを示しました。
> 例。「喫煙はリラックス効果があるので有益だ」と述べることは好ましくないが、述べた人を法的に逮捕するべきではない。
「こういうトンデモな主張を信じるとしたら、信じる人は悪い」とも管理者さまは仰いましたが、トンデモな主張を信じた人は法的に逮捕されるべきだと主張したいのですか?また、たとえ社会的には害悪があるとしても、それ(言葉)を信じる権利は誰にもありませんよね?「こういうトンデモな主張を信じるとしたら、信じる人は悪い」と、どのような意味おいて管理者さまは仰ったのですか?その文脈に照らして、「ホメオパシーの主張者は悪くはない」と言えますか?
さらに、トンデモな主張を述べた人を法的に逮捕するべきではない、と言う点から、「薬事法で網をかぶせれば、ホメオパシーの問題の大半はカタがつく」という管理者さまの主張が間違いであることを示せます。「○○のレメディは中耳炎に効果があるので有益だ」と述べた人を法的に逮捕するべきではありません。効果効能を謳わず、食品として○○のレメディを売る人も逮捕できません。○○のレメディを買って子供に摂取させた親ももちろん逮捕できません。「もっと全面的に摘発」しても、子供が死ぬことを防止することは困難なのです。
>切り分けるつもりはありません。被害者である面を認識せよ、という点を強調しているだけです。
ホメオパスや母親が被害者である面を認識していない例は、具体的にどのようなものがありますか?「トンデモマニア」の主張を極端に単純化して受け取りすぎてはいませんか?管理者さまがホメオパスや母親が加害者である面を認識していない根拠なら挙げることができますが。
>私の言葉を極端に単純化して受け取りすぎです
それは、まさしく、管理人さまに当てはまるでしょう。「ホメオパシーは医療ネグレクトだ、トンデモだ、けしからん」とするトンデモマニアの発言は、「極端に単純化して受け取りすぎ」のためではありませか。そのような単純な発言がどこかにあったのでしょうか(もしかしたらあるかもしれませんが、ごく一部でしょう)。「この母親は子供を死なせた」「逮捕して監獄に入れてしまえ」という喩え話が、「極端に単純化して受け取りすぎ」でなければ何なんでしょう?医療ネグレクトを行った母親の刑事責任を問いましたか?私は、強制的な介入にすら慎重な立場を表明したはずですが。
>さて。この母親は正規の医療を受けさせなかったので、医療ネグレクトなのか?
いいえ。以下に引用する理由によって、医療ネグレクトとはされないでしょう。井上みゆき、日本における医療ネグレクトの現状と法的対応に関する文献検討、日本小児看護学会誌 16:1 69-75 (2007)によれば、「宮本(2005)は、親の治療拒否の理由に治療をうけることを阻害する経済的・物理的要因が存在しないことを条件としている。(中略)わが国は、国民皆保険体制とされていることと、市群別に見た乳幼児死亡率にほとんど差がない(財団法人厚生統計協会,2005)ことを考えれば、経済的・物理的要因は、子どもが治療をうけることを阻害する要因にはならないと考えられる」とのことです。管理人さまは、医療ネグレクトについて、あまり調べたことがないのでしょうね。
>読者は辟易しているのかもしれませんね。 (^^);
管理人さま辟易しているのかもしれませんよ。私の発言は別のところに保存しており、ここよりかは多くの人が見てくださっています。
以上、まとめると
・介入必要性という目的から見れば、広く採用されている(そしてNATROMが採用した)医療ネグレクトの定義は適切である。
・NATROMのブログの主目的は、「信者の矯正」ではなく情報の発信である。
・薬事法だけでは、もっと摘発を厳しくしたとしても、「ホメオパシーの問題の大半はカタがつく」とはとても言えない。
・「トンデモ」批判は、情報発信を通じて、ホメオパシー被害を少なくするために少しは役に立っている。「トンデモマニア」を批判は何の役に立っている?
・「言葉を極端に単純化して受け取りすぎです」というのは管理人にこそあてはまるのではないか?
現在の子供を救う、というそちらの目的は問題ありません。そのこと自体は批判しません。
私の目的は、将来の被害を阻止することです。それは今の子供を救うということとは別の次元です。
では、阻止するには? 大事なのは、「子供のためになっている」と親が思い込んでいるという「錯覚」の指摘です。下記項目で述べたとおり。そちらに詳しく説明してあります。そちらを読んでください。
→ http://openblog.meblog.biz/article/3220857.html
私が「将来の被害の発生を阻止せよ」と主張すると、それを「現在の被害を止めなくていいのか」というふうに解釈しているのがそちらです。
両者は別の次元だ、とわきまえてください。私としては、一人一人を救うのは行政の能力の負担を越えているので、根元を一網打尽にするしかないと考えています。また、「医療ネグレクトの阻止」という形でホメオパシーの被害を阻止することはできないとも思っています。幼児虐待ならば阻止できますが、幼児を救うためにやっていると親は思っているのですから。
根源的な錯覚を止めない限り、「医療ネグレクトの阻止」とか法的処罰とかでは無理でしょう。
> 誰を摘発すれば「問題の大半はカタがつく」のでしょうか?
もちろん、ホメオパシージャパンという会社です。ホメオパスなんて、雑魚ですから、逮捕の必要はありません。
> 私のブログは「信者の矯正」を主目的にしていません。情報の発信が目的です。
私のブログも同様ですよ。情報の発信が目的です。自分だけが特別だと思わないでください。
> 私は、通用的な定義に従って、ホメオパシーによる医療ネグレクトの事例があることを示しました。
それだけじゃなくて、ホメオパシーを薬事法で規制せよ、と主張した私のことを「トンデモだ」とさんざん批判し、同調者がたくさんでましたね。はてブに同調者の痕跡がいっぱいありますよ。
薬事法による規制を阻止しようとした情報発信の努力も、私は認定します。
> 私は、ホメオパスはけしからんとは書きましたが、母親についてはけしからんとは書いていません。
何か勘違いしているようですが、私の目的は、そちらのサイトを批判することではありません。そちらは私のことを「トンデモだ」と百回ぐらい書いたかもしれませんが、私は特定の名を上げて誰かを「トンデモだ」と批判したことはありません。
私の目的は、もっと親切なことです。「どうしたらいいかわからない」と困っているようでしたので、「ホメオパシー・ジャパンを薬事法などで摘発すればいい」と示したのです。それが目的であり、悪口が目的ではありません。私はトンデモマニアと違って、特定の誰かの悪口を目的としません。
> 通用的な定義に従って、ホメオパシーによる医療ネグレクトの事例があることを示しました。
別にそれを悪いとは言っていませんよ。元はと言えば、スズメバチのことを先に紹介したのは私ですし。
> 信じる人は悪い」とも管理者さまは仰いましたが、トンデモな主張を信じた人は法的に逮捕されるべきだと主張したいのですか?
誤読。うろ覚えではなく、原文を読んでください。
「頭が悪い」と書いてあるでしょ。
> 「薬事法で網をかぶせれば、ホメオパシーの問題の大半はカタがつく」という管理者さまの主張が間違いであることを示せます。
間違いというよりは、「被害を壊滅できない」ということでしょう。
それゆえ「大半」はカタがついても、「まだ解決できないことは多々ある」ということです。それについては薬事法とは別の処置が必要です。
薬事法による規制は将来の発生を抑止する(穴をなくす)ことであり、現状の被害をなくす(水を汲み出す)こととは別です。
ここでも「大半のカタがつく」というのを「すべてカタがつく」というふうに誤読しています。
医療ネグレクトの問題を阻止するために、そちらのような主張が成立することは、私は否定していません。何か勘違いしているようですね。現状における子供の被害をなくす努力は大切ですよ。ただし、それとは別に、業者の規制が必要だ、ということです。
「どうしたらいいかわからない」という人に、「業者の規制という道があるよ。そっちの方が大事だよ」と教えているわけです。
別に「子供を救わなくていい」と述べているわけではありません。
これは当り前でしょ。法律がそうなっているんだから。
文句があるなら、私に言わないで、そういう法律を整えている国家に対して文句を言ってください。私に文句を言うのはお門違い。
> ホメオパスや母親が被害者である面を認識していない例は、具体的にどのようなものがありますか?
誤読。ホメオパスや母親は、自分は善をしていると思っている例が大半でしょう。
被害の認識というのは、 上の (*) のような点を指摘して、母親を逮捕 or 規制すればいい、と思っているような人にむかっての話です。
要するに、「詐欺師にだまされている」という面を理解できないでいる人向けに「詐欺師にだまされている」という面を理解せよ、と述べているわけです。
> いいえ。以下に引用する理由によって、医療ネグレクトとはされないでしょう。
ところが、そちらにおける医療ネグレクトの定義でも、厚労省における医療ネグレクトの定義でも、「経済的・物理的要因が存在しないこと」は要件に入っていません。
そもそも、「経済的・物理的要因が存在しないこと」は、なぜ必要なのですか? なぜそういう例外が必要なのですか? そこのところをよく考えてみるといいでしょう。
要するに、「母親の善意」がある限り、強く批判しがたい、という事実があります。
ついでに言えば、「病院がインチキ医療をした」という場合もそうです。母親が医療を受けさせたつもりなのに、嘘つき病院が正しい医療をしなかったから、母親は医療を受けさせなかったことになる。
ホメオパシーの問題はこれに酷似しています。このような場合には母親だけを責めても駄目です。
──
まとめについて言うと、
>・介入必要性という目的から見れば、広く採用されている(そしてNATROMが採用した)医療ネグレクトの定義は適切である。
私は介入必要性については論じていないし、批判もしていない。将来の拡散の予防について述べているだけ。
> ・NATROMのブログの主目的は、「信者の矯正」ではなく情報の発信である。
本ブログも情報の発信。
> ・薬事法だけでは、もっと摘発を厳しくしたとしても、「ホメオパシーの問題の大半はカタがつく」とはとても言えない。
そう思うのであれば、「薬事法の規制をやめよ」と主張すればいい。
なお、誤読を指摘しておくと、薬事法「だけ」なんて、誰も言っていませんよ。他を排除するつもりはありません。勘違いしないでください。
> ・「トンデモ」批判は、情報発信を通じて、ホメオパシー被害を少なくするために少しは役に立っている。
「薬事法によってホメオパシー詐欺を摘発せよ」と主張する私を「トンデモ」と呼ぶことによって、ホメオパシー被害の拡散に寄与している。
薬事法による規制を「ろくに効果がない」と評価することも同様で、ホメオパシー業者によるレメディ販売で、詐欺的な宣伝を語ることを許容している。
──
基本的には、そちらの解釈は、ほとんどすべてが誤読です。そちらが私のことを攻撃して全否定しいるからといって、私もそちらのことを攻撃して全否定していると思い込んでいる。私は全否定しているわけじゃありません。ホメオパスや母親よりはホメオパシー業者を狙え(こいつが根源だ)、と指摘しているだけ。
そこのところの根本的な誤解を直してくれないと、困ります。
ホメオパシーを信じている母親に対して、
「医療ネグレクトだ! そんな悪いことをやめよ! やめないと、逮捕するぞ!」
と強圧的に威圧しても、無理です。そんなことを言い出したら、日本中にいる大量の母親を何千人も逮捕することになる。できるわけがないし、あまりにも非人道的だ。
むしろ、詐欺師を逮捕することで、
「こいつのやっていることは詐欺なのだ。だまして金儲けをしているだけなんだ」
と広く知らしめることの方が有効です。一罰百戒。最大の首謀者を逮捕することで、その周辺にいる小物をすべて震え上がらせる。そのときようやく、信者は錯覚から目覚める。「実はただの金儲けのための嘘にすぎなかった」と理解するので。
頭ごなしに批判するよりは、錯覚から目覚めさせることが大切です。
下記に述べたとおり。
→ http://openblog.meblog.biz/article/3220857.html
下記の文章を参照。
> 母親を批判するだけでは問題が解決しないというのはわかる。なぜこの母親がホメオパシーにはまったのか、おそらく、ブログのタイトルの「自分探しの旅」というところにヒントがあるように思うが、そこから考えるべきなのだろう。それはそれとして、「自分探し」につきあわされて余計な苦痛、難聴になるリスクを一方的に背負わされる子を考えると、批判を行うべきだと私は考えた。
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20080516
私の主張は、「詐欺師を摘発せよ」です。これについて NATROM さんが反論しましたが、その主張は「詐欺師を摘発するのをやめよ」ではなくて、「介入の必要性」でした。しかし、これでは批判にすらなっていません。話が全然、噛み合っていません。別の話題だからです。
そこで、NATROM さんの私への批判は無意味なものだとして、受け流すことにします。(別に、「詐欺師の摘発に反対する」ということもないでしょう。)
──
それでは、今度は、NATROM さんの主張である「介入」の妥当性について考察しましょう。
「介入」については、私は何も述べてきませんでした。そこで、新たに考察します。
まず、NATROM さんの見解は下記の通り。
> 親本人は医療を受けさせているつもりになっていようと、子供が適切な医療を受けることができないければ、何らかの介入が必要です。
> 介入が不要であるとは、まさか思いませんよね。「何らかの介入が必要な状態」について、何らかの名前と対策が必要です(広く採用されている医療ネグレクトの定義は、まさしくそのためにあります)。
> 私は、強制的な介入にすら慎重な立場を表明したはずですが。
つまり、「何らかの介入は必要だが、強制的な介入には慎重だ」ということですね。理解しました。
──
この見解について、私は次のように述べたいと思います。
「介入すべきか否かという問題以前に、介入は不可能である」
たとえば、強制的な介入を考えます。幼児虐待ならば、強制的な介入により、親権を剥奪して、幼児を養護施設などで養育することが可能です。
しかし、そのようなことは、ホメオパシーの信者には当てはまりません。日常的に虐待しているわけではなくて、病気のときの治療法が良くないというだけのことで、親権を剥奪することは、法的にも倫理的にも不可能です。また、行政的にも、大量の幼児を養育するゆとりはありません。あらゆる意味で不可能です。
次に、非強制的な介入を考えます。では、非強制的な介入とは何か? それを NATROM さんは明示していません。「何らかの介入」と述べますが、いったい何のことか? いったん病院に来たあとでなら、何らかの措置はとれるが、最初から病院に来ないのであれば、何の措置もとれません。また、厚労省の「医療ネグレクト」の定義の第5項にも当てはまらず、医療ネグレクトと見なされません。
要するに、誰かが間違ったことをやっているからといって、いちいち介入するほどの余力や能力は、行政にはありません。どこかの妻がスズメバチへの対策が間違っているからといって、いちいち行政が「何らかの介入」をする余力はありません。
宮沢賢治は書きました。
> 東に病気の子供あれば 行って看病してやり
> 西に疲れた母あれば 行ってその稲の束を負い
「雨にも負けず」の最後は、この言葉です。
> そういうものに わたしは なりたい
なりたいだけです。希望はあっても、できないのです。NATROM さんが宮沢賢治のような心をもって救いたいと思う善意は私も尊重します。しかし、それを自分でやるというのなら止めませんが、それを行政に「やれ」と言っても不可能です。
「東に中耳炎を起こさせそうな母親がいればそれを止め
西にスズメバチで死なせようとする妻がいればそれを止め」
なんてことは、いくらやりたくても、不可能です。できもしないことを行政に望んでも無効なのです。行政に対して、「やれ、やれ」と述べても、不可能なことは誰にもできません。
──
この問題の根源は、母親が「ホメオパシーはすばらしい」と信じていること(錯覚していること・だまされていること)です。
その根源を放置したまま、「行政が介入すればいい」というのは、医療で言えば、「対症療法」です。病気の根源を治療しないで、対症療法だけをいくらやっても、患者を真に救うことはできません。
だからこそ「問題の病巣の根源を除去せよ」というのが、私の主張です。これは「介入しなくていい」ということではありません。「できもしない対症療法を望むよりは、現実に可能な根源対策をせよ」ということです。
そのためには、「ホメオパシーの本質は、トンデモではなく、詐欺だ」と理解することが大切です。それはつまり、表面に見える症状でなく、表面には見えない真の病巣を知るということです。
まず基本的な誤解を正しておくと、私は NATROM さんの努力を全面否定しているわけではありません。私はトンデモマニアではないので、他人を攻撃することを目的としません。やたらとネガコメを書くこともありません。
その上で、NATROM さんについて評価しましょう。(ホメオパシー関連で特定個人について評価するのは今回が初めてです。)
(1) 上記のように「情報の発信」をすること自体については、高く評価します。ホメオパシーという話題を取り上げて、耳目を引いたことは、高く評価します。
(2) トンデモという言葉を使うかどうかは別として、詐欺師であるホメオパシー・ジャパンの行為を批判した部分についても、高く評価します。どちらかというと、批判の程度が足りないとは感じますが、他の人々よりはずっと多く批判しているという点で、高く評価します。
(3) 詐欺師であるホメオパシー・ジャパンの行為を示さないで、ホメオパシーの信者の行為だけを取り上げている部分については、「勘違いしている」と評価します。詐欺師の問題は、「被害者が詐欺師にだまされている」という構図が必要なのに、詐欺師という犯人を示さずに、だまされた人だけを示すのでは、「だまされた」という構図がないので、「やっている人が自分で勝手にそれをやってる」「その人自身がトンデモだ」という結論になります。
「トンデモだ」という認識をしている時点で、それは被害者への批判となるので、それは「勘違いだ」と評価します。中耳炎の件であれ、スズメバチの件であれ、子供や夫の健康をそこなう女性は、自分もまた被害者であるはずです。詐欺師にだまされて、「子供や夫の健康を救うと信じながら、かえってそれをそこなう」という結果になります。そのような被害者(自分で身内を攻撃する加害者でもある)について、「詐欺師にだまされている」という面を指摘しないのでは、「トンデモ」という言葉も含めて、あまりにも誤解に充ちているし、非人道的です。
現実には詐欺師がだまそうとしているから、だまされる人が出るのです。だから、詐欺師のインチキを否定することが必要です。
なお、だます例は、下記。
http://bit.ly/aPBIDb
(4) 詐欺師であるホメオパシー・ジャパンを批判するという点では、「やる夫で学ぶホメオパシー」とか、小児科医の批判とか、そちらの方ではかなり十分にインチキ批判がなされています。これはこれで正当ですし、高く評価できます。
しかし NATROM さんの攻撃の矛先は、ホメオパシー・ジャパンにはろくに向けられていません。「愚かな母親がいる」「トンデモな母親がいる」「だから子供を救うために介入が必要だ」というふうに、母親を抑止することを目的としています。
「介入を」と言うとき、「詐欺師本体であるホメオパシー・ジャパンに対して薬事法や刑法で介入を」という発想が根本的に欠落しています。
(5) いくら「介入を」と言っても、現実にはその方向に進む行政はまったくありません。議論の話題にすら取り上げられません。不可能なことは最初からわかっているからです。この点では、NATROM さんの貢献は皆無です。また、仮に貢献があったとしたら、それは行政が間違った方向の行為を取っていることになります。(エコキャップ運動みたいなもので、労多くして益少なし、という無駄をしていることになる。善意だけがあって実効性がないことをやっている。)
行政が実際にやっているのは、薬事法による規制だけです。この点では、NATROM さんの貢献は皆無です。それどころか、マイナスです。なぜなら、薬事法による規制を唱える私を「トンデモ」と批判して、薬事法による規制をかえって阻害しようとしているからです。実際、同調者が何人も出ています。NATROM さんがこのような情報発信をすればするほど、薬事法による規制を阻害しようという声が高まり、ホメオパシー・ジャパンの詐欺行為を助長することになります。
──
まとめて言えば、ホメオパシーを批判すること自体はいいのですが、母親や信者を「トンデモ」と批判するばかりで、ホメオパシー・ジャパンを批判しない(むしろ薬事法による規制に反対する)のでは、攻撃の矛先が狂っています。
この意味で、NATROM さんへの評価は、プラスとマイナスの両論併記となります。
なお、私の推測で言えば、NATROM さんがこのような勘違いをするのは、内科医だからです。外科医ならば、こういう勘違いをしなかったでしょう。たとえば、癌の患者を診て、外科医ならば「X線などの写真で病巣を直接見て、病巣を剔出しよう」という根源的な対策を考えます。しかし内科医では「体の表面の症状(発熱や倦怠)だけを見て、その症状をなくすために薬による対症療法をなそう」という表面的な対症療法を考えがちです。
ホメオパシー問題でも同様です。病巣である詐欺会社本体を摘発することに反対し、表層にある個々のレメディ投与だけに介入しようというのは、あまりにも対症療法的です。
『「現在の被害を止めなくていいのか」というふうに解釈しているのがそちら』という管理人さまの解釈は誤りです。「薬事法で網をかぶせれば、問題の大半はカタがつくどころか、現在の被害は止められないし、将来の被害も止められない」とこちらは主張しています。
>もちろん、ホメオパシージャパンという会社です。ホメオパスなんて、雑魚ですから、逮捕の必要はありません。
罪状は?薬事法違反ですか?
>私は特定の名を上げて誰かを「トンデモだ」と批判したことはありません。
特定の名を挙げないのは、具体的な反論を恐れているからではないですか。ほのめかしで批判していれば、「あなたのことを批判したのではない」と言い逃れることができますから。
>それだけじゃなくて、ホメオパシーを薬事法で規制せよ、と主張した私のことを「トンデモだ」とさんざん批判し、同調者がたくさんでましたね。はてブに同調者の痕跡がいっぱいありますよ。
> ここでも「大半のカタがつく」というのを「すべてカタがつく」というふうに誤読しています。
> 医療ネグレクトの問題を阻止するために、そちらのような主張が成立することは、私は否定していません。何か勘違いしているようですね。現状における子供の被害をなくす努力は大切ですよ。ただし、それとは別に、業者の規制が必要だ、ということです。
> 「どうしたらいいかわからない」という人に、「業者の規制という道があるよ。そっちの方が大事だよ」と教えているわけです。
>「薬事法によってホメオパシー詐欺を摘発せよ」と主張する私を「トンデモ」と呼ぶことによって、ホメオパシー被害の拡散に寄与している。
どうやら、薬事法による規制の効果について、管理人さまが過大に評価していることが、話がこじれた原因のようですね。薬事法で網をかぶせても、「問題の大半はカタがつく」ことはありません。「すべてカタがつく」というふうには誤読していないことに注意!ホメオパスが薬事法を逃れるのは簡単です。レメディの効果を宣伝する部隊と、食品としてレメディを売る部隊を分離すればいいのです。というか、ホメオパシージャパン系列についての組織は、すでに分離されています。今回の東京都による指導では、その辺の分離が徹底され、ホメオパスがやりにくくなったというだけで、問題の根本的な解決にはなっていません。
管理人さまは、「どうしたらいいかわからない」という私に、「業者の規制という道」を教えてくださったつもりのようです。ありがたいことです。しかし、管理人さまは周回遅れです。ホメオパシーの問題にコミットしている人にとっては、業者の規制という道では、「問題の大半がカタがつく」ことがないということを、既に知っているのです(繰り返しますが、「すべてカタがつく」というふうには誤読していないことに注意!)。だからこそ、「どうしたらいいかわからない」のです。
『ホメオパシーを薬事法で規制せよ、と主張した私のことを「トンデモだ」とさんざん批判』したとのことですが、具体的に例を挙げてください。「ホメオパシーを薬事法で規制せよ」という主張をトンデモだと批判した記憶はありません。「薬事法で網をかぶせれば、問題の大半はカタがつく」という主張は(文脈によっては)トンデモです。薬事法で規制したところで被害を抑えるのが困難であることを知らずに、「どうしていいかわからないなら教えてやる」という態度がトンデモです。現代進化生物学を知らないのに「ぼくのかんがえたあたらしいいしんかろん」を開陳したり、プロ棋士より自分の方が対コンピュータ戦に詳しいと思っていたり、感度・特異度やコストの問題に触れずにインフルエンザ簡易検査の「メリットが何もない」と断言したり。管理人さまは、専門家の能力を過小評価していませんか?あるいは、ご自分の能力を過大評価していませんか?「自分が思いついたようなことは、専門家もとっくに検討したであろう」とは思い至りませんか?
>> ・薬事法だけでは、もっと摘発を厳しくしたとしても、「ホメオパシーの問題の大半はカタがつく」とはとても言えない。
> そう思うのであれば、「薬事法の規制をやめよ」と主張すればいい。
「Aだけでは対策として不十分だ」と思うのなら、「Aを止めよ」と主張すればいいのですか?おかしくないですか?Aとは別に、Bという対策(たとえば、「ホメオパシーはトンデモだ」という情報発信)があるとしましょう。管理人さまは、「Aだけで問題の大半はカタがつく。Bは方向違いだ」と主張していますが、ご自身こそ方向違いです。AもBもやればいいのです。AもBもやってもそれでもなお問題解決が困難であるため、「どうしたらいいかわからない」と発言したところ、自信満々に「Aだけで問題の大半はカタがつく」と仰ったのが管理人さまです。
> 「医療ネグレクトだ! そんな悪いことをやめよ! やめないと、逮捕するぞ!」
> と強圧的に威圧しても、無理です。そんなことを言い出したら、日本中にいる大量の母親を何千人も逮捕することになる。できるわけがないし、あまりにも非人道的だ。
ホメオパシーを信じている母親に対して、「やめないと、逮捕するぞ!」とは私は主張していません。むしろ、まったく逆です。藁人形です。
>私の主張は、「詐欺師を摘発せよ」です。これについて NATROM さんが反論しましたが、その主張は「詐欺師を摘発するのをやめよ」ではなくて、「介入の必要性」でした。しかし、これでは批判にすらなっていません。話が全然、噛み合っていません。別の話題だからです。
管理人様の主張は、「詐欺師を摘発せよ」だけではなく、「詐欺師を摘発すれば、問題の大半はカタがつく」です。詐欺師を摘発するのをやめる必要はまったくありません。でも、それだけでは不十分です。(繰り返しますが、「すべてカタがつく」というふうには誤読していないことに注意!)。「詐欺師を摘発すれば、問題の大半はカタがつくわけではない」ことを理解している人たちに向けて発信された情報を、その理解に届いていない人が言及したわけですので、確かに話はかみ合わないですね。
> 「介入すべきか否かという問題以前に、介入は不可能である」
似たような理由で、薬事法による摘発は困難ですよ。薬事法違反の事例は無数にありますので、その全てに行政が関わることはできません。ごく一部の例を「見せしめ」指導・摘発しているに過ぎません。それでもやったほうがいいですが、とても問題の大半がカタがつくわけではありません。(繰り返しますが、「すべてカタがつく」というふうには誤読していないことに注意!)。
>次に、非強制的な介入を考えます。では、非強制的な介入とは何か? それを NATROM さんは明示していません。
それは、管理人さまが周回遅れだから理解できないだけです。たとえば、児童相談所が、親に子供を受診させるように説得する、などが考えられます。説得を続けながら、子供の様子も観察して、強制的な介入の必要性を検討することになるでしょう。通常の児童虐待についても、親権剥奪に至る前の非強制的な介入がありますが、ご存じないでのしょうか?明示しないとわからないのですか?親権を剥奪する前に、するべきことはいくらでもあります。
>「ホメオパシーの本質は、トンデモではなく、詐欺だ」と理解することが大切です
ホメオパシーの本質は、トンデモであり、詐欺でもあります。というか、ホメオパスの多くはホメオパシーが正しいと信じていますので、詐欺にはあたらないことが多いです。代替医療の問題点は、詐欺ではない善意による被害もありうる、という点です。「ホメオパシーはトンデモだ」という主張に、「詐欺師の責任を追及しないのはけしからん」と反応するのは、極端に単純化して受け取りすぎではないですか?
>病巣である詐欺会社本体を摘発することに反対し
>むしろ薬事法による規制に反対する
誤読です。具体的に、私が詐欺師摘発・薬事法による規制に反対している言葉を示してください。
・「薬事法で網をかぶせれば、ホメオパシーの問題の大半はカタがつく」という主張は誤り(「すべてカタがつく」というふうには誤読していないことに注意)。
・『「詐欺師を摘発せよ」という主張にNATROMが反論した』というのは管理人さまの誤読である。薬事法による規制や詐欺師として摘発すれば「問題の大半はカタがつく」という楽観的な態度や、規制以外の対策(医療ネグレクトの概念の周知、母親の加害者としての側面、ホメオパシーそのものの非科学性の指摘)の過小評価に反論した。
> ・「薬事法で網をかぶせれば、ホメオパシーの問題の大半はカタがつく」という主張は誤り(「すべてカタがつく」というふうには誤読していないことに注意)。
「レメディを飲めばこれこれの医学的効果があります」という宣伝はできなくなりました。そのような宣伝が違法であることも会社側から提示されました。このことで私は問題の大半がカタがつくと考えます。
それを「誤り」と述べるのであれば、その根拠を示してください。
百歩譲って、私の意見に同意しないとしても、それを「トンデモ」と見なす根拠を示してください。
それとも、何ですか? 自分の意見と同じでない異論はすべて「トンデモ」なのですか? 自分の意見だけが絶対的な真実で、それ以外の意見はすべて「トンデモ」なのですか?
> 『「詐欺師を摘発せよ」という主張にNATROMが反論した』というのは管理人さまの誤読である。薬事法による規制や詐欺師として摘発すれば「問題の大半はカタがつく」という楽観的な態度や、規制以外の対策(医療ネグレクトの概念の周知、母親の加害者としての側面、ホメオパシーそのものの非科学性の指摘)の過小評価に反論した。
冗談はやめてくださいね。いつ反論したのですか? 本項のコメントで初めて反論しただけでしょう。
ついでに言えば、「大半がカタがつく」という私の見解に対しても、「それはトンデモだ」と述べるだけであり、「これこれの理由でそれは正しくない(と思う)」というような論理的な話は皆無です。
なお、私が「大半がカタがつく」と考える理由は、以下の通り。
「詐欺師が詐欺をするときに、『これこれの効能があります』という口車を言えなければ、詐欺の効果は大幅に減じる。別々の場で語って売るとしたら、それはもはや詐欺にはなりにくいし、だまされる人も大幅に減じる」
なお、「大半」という言葉が気に食わないのなら、「大きな部分」と言い換えてもいいですよ。
ひるがえって、「薬事法による規制はろくに効果がない」と述べるそちらの主張の方が、よほどおかしいでしょう。ホメオパシー業者に加担していますね。
> 「ぼくのかんがえたあたらしいいしんかろん」
これも侮辱的な表現ですね。いちいち罵倒しないときに済まないのですか? まともに議論するという大人らしい態度も取れないのですか?
また、ホメオパシーの話をしていたはずが、いつのまにか、他の分野における悪口にすり替わるという、その一貫性のなさもどうにかなりませんか? 子供の喧嘩じゃあるまいし。
> プロ棋士より自分の方が対コンピュータ戦に詳しいと思っていたり、
これも侮辱的な表現ですね。いちいち罵倒しないときに済まないのですか?
そもそも、プロというのは人間を相手にやるのが商売ですよ。コンピュータ相手にやるのは素人だけです。プロが素人の遊びに詳しいわけがないでしょうが。
自動車の F1 ドライバーだって、コンピュータの自動車ゲームに詳しいわけじゃありません。プロは素人の遊びなんかに詳しくありません。
プロの医者だって、素人のお医者さんごっこに詳しいわけじゃない。NATROM さんはどうなんです? お医者さんごっこに詳しいのですか?
プロとゲームの区別がつかなくなるようでは、困ります。その区別がつかないほど無知であれば、口を閉じていましょう。恥をかかずに済みますよ。(だいたい私は本文中で「ヘボ」と自称しているのに、それも読めないのか?)
さらに言えば、将棋の話は、ヘボな素人の 好き勝手なおしゃべりです。どこかの将棋雑誌に執筆しているわけじゃありません。NATROM さんだって、漫画についての話を書くことがあるでしょう。それは自分が漫画家よりも優れた漫画理解があると思っているからなんですか? まさか。ただの素人論議でしょう。私の将棋の話もただの素人論議です。素人が好き勝手に言っているだけ。それをいちいち「トンデモだ」と騒ぐのは、馬鹿げている。
とにかく、子供じみた罵倒は、やめた方がいいですよ。私は別に構わないけれど、他人を罵倒する大人は、他人から見て、みじめに見えるだけです。(大人なら、論理で反論することはあっても、罵倒はしません。)
> 感度・特異度やコストの問題に触れずにインフルエンザ簡易検査の「メリットが何もない」と断言したり。
その件は、そちらとは見解が違いますが、文句があるなら正式に反論してはいかがですか? 受けて立つ用意はありますよ。そちらの誤読がどこにあるかという指摘も用意してあります。
まともに批判もできず、「トンデモだ」と騒ぐことしかできないのでしょうか?
> 管理人さまは、専門家の能力を過小評価していませんか?
専門家の能力とはなんですか? 豚インフルエンザのときに、無駄なワクチンを大量に購入して、大量に廃棄することですか? 「大変だあ」と大騒ぎしてパニックになることですか? むやみやたらと大量にタミフルを乱用してカモまでタミフルづけにすることですか? さらには耐性ウイルスを出現させてタミフルを無効にすることですか?
このような問題がいっぱいあったときに、それに対する指摘を何もしないで、単に私のことを「トンデモだ、トンデモだ」と詰ることしかできないのですか? 世間が大騒ぎして、混乱して、正確な情報が必要なときに、自分はいったいどれほどの情報発信をしたのですか? WHOとは正反対の情報を政府が垂れ流しているときに、WHOの情報とだいたい同じことを情報発信していた私のことを「トンデモだ」と罵倒することしかできないのですか?
それとも、何ですか。同じことを語っても、WHOならば正しく、私ならばトンデモなのですか? その一方で、WHOに矛盾する方針を取った日本政府は専門家集団なので正しいのですか?
なお、私は自分の述べたことが絶対的に正しいと主張するつもりはありません。間違いがあれば修正する用意はちゃんとあります。批判を受け入れる用意もあります。指摘があれば、きちんと指摘してください。謙虚に受け入れます。ただし、単に「トンデモだ」と罵倒するだけでは、情報量が皆無なので、何も受け入れられません。
それほど他人を批判するのであれば、NATROM さん自身は、専門家としての知識により、さぞかし豚インフルエンザについて情報提供していたのでしょうね。私はほとんど見かけませんでしたが、豚インフルエンザについての NATROM さんの情報提供のページを教えていただけませんか? よほど素晴らしいページがあるのでしょうから、拝読したいと思います。たぶん、完全無欠であり、間違いは一つもなく、たとえ一つでも間違いがあれば「自分はトンデモだ」と認める用意があるのでしょうからね。完全無欠で情報多量なそのページを教えてください。
結局、NATOROM さんの方針は、「トンデモだ」と罵倒することだけが目的で、真偽とは関係なくなっています。真実を知りたいのではなく、他人を罵倒したいだけです。
だから、ホメオパシーの話をしているはずが、いつのまに、私を罵倒することにすり替わっています。
誰かを罵倒したくなったら、罵倒するより、抗うつ剤を飲む方がいいでしょう。そうすれば、世間から白い目で見られないで済みますよ
以上の見解が違うというのでしたら、たまには「トンデモだ」という子供じみた罵倒を抜きにして、論理的な反論を書いてみてください。
> 特定の名を挙げないのは、具体的な反論を恐れているからではないですか。
喧嘩するのが目的じゃないからです。ある「考え方」を批判することが目的なのであり、特定の個人と喧嘩することが目的じゃないからです。具体的な反論をしたければ、いくらでもどうぞ。
具体的な反論を避けている(罵倒することしかできない)のは、私ではなく誰かさんでしょう。
> 今回の東京都による指導では、その辺の分離が徹底され、ホメオパスがやりにくくなったというだけで、問題の根本的な解決にはなっていません。
問題の根本的な解決には、詐欺罪による会社の摘発が必要です。それは私が何度も述べたとおり。薬事法だけなんて、最初から述べていない。
たとえば、コンピューターのレメディなんて、薬事法の対象外です。当然、詐欺罪で摘発するべきでしょう。
問題の根本的な解決を望むのなら、ホメオパシーの会社そのものを摘発するべきです。そうすればレメディー販売もなくなり、根本的な解決になります。
大量の信者を一人一人児童相談所で対処するなんて、できるわけがないでしょうが。そんなに人間は余っていません。「やるな」とは言いませんけどね。「やりたくても余力・能力がない」というのが私の判断です。
> 医療ネグレクトの概念の周知、母親の加害者としての側面、ホメオパシーそのものの非科学性の指摘
業者を摘発すれば、それらの問題は自動的に、徐々に解決していきます。
医療ネグレクトの概念の周知は必要ありません。医療ネグレクトそのものがなくなります。
母親の加害行為もなくなります。
ホメオパシーそのものの非科学性の指摘も、理解されていくでしょう。詐欺師による洗脳がなくなれば、あとは洗脳から脱していくはずです。
ま、それでも、少数の人はホメオパシーに凝り固まり続けるでしょう。いまでもオウム信者がいるように。それでも、オウムの摘発により、オウムが大幅に縮小したのと、同じことが起こるはずです。完全解決は無理でも、大半は解決します。
ま、私の考えに異論があるというのなら、そういう立場を尊重しましょう。私は NATROM さんと違って、異論を許容します。自分と異なる見解を「トンデモだ」と全否定するつもりはありません。NATROM さんは私のことを「トンデモだ」と批判することしかできないようですが、私は NATROM さんの異論を異論として尊重します。
A は、その時点では、やっていませんでした。というか、やり始めたばかりであり、たいていの人は知りませんでした。問題解決ができるかどうかの客観的データはまだ得られていない状況です。「AもBもやってもそれでもなお問題解決が困難である」というデータは何も得られていません。
私はこれに対して、「虚偽宣伝がなくなれば、(現在はともかく)将来的には被害は大幅に減っていくだろう」と判断します。それが上の発言です。
将来の予想ですから、正しいか間違っているかは、誰にも判定できません。未来になるまでは、結論は得られません。
私は上記のように判断しますが、NATROM さんはそれを否定するのですね。わかりました。では、将来になってから、結果を見れば、どちらが正しかったか、わかるでしょう。
ともあれ、私としては、将来の予想を立てましたが、それは予想だとわきまえています。従って、自分だけが正しいとは考えていません。はずれる可能性もあるわきまえています。したがって、私は NATROM さんの判断を「トンデモ」とは認定せず、「異論」として認定します。
一方、NATROM さんは 私の判断を「異論」とは認定せず、「トンデモ」として認定しますね。将来の予想が絶対的に正しいという自信があるわけですね。
しかし、物理現象ならばともかく、人間の現象に「絶対的な予言」をする NATROM 大予言師というのは、それ自体、トンデモではないですか? 将来の予想は自分だけが絶対的に正しいという根拠(異論を「トンデモ」と認定する根拠)を、伺いたいものですね。
──────
ま、いつまでも子供じみた喧嘩なんかしても時間の無駄なので、私としてはもうそろそろ打ちきりにします。
NATROM さんの主張も、最初は論理的でしたが、今では子供の喧嘩ふうになっています。また「大半」という言葉の解釈の違いでしかないものを、ああだこうだと揚げ足取りをしています。
結論は簡単です。
薬事法の規制もすればいいし、他の行政措置もとれるならば取ればいい。それだけのことでしょう。
それだけで済む簡単な問題について、「トンデモだ、トンデモだ」と騒ぐことの馬鹿らしさを理解してもらいたいものです。
このコメント欄を読んだ読者は、「馬鹿な二人が、揚げ足取りをして、無駄なことで時間をつぶしているな」と思うだけでしょう。
「薬事法の規制もすればいいし、他の行政措置もとれるならば取ればいい。」
しかし、こんなことは誰でも知っていることですね。
──
私はもう馬鹿を演じる気がなくなりましたが、このあとも馬鹿を演じたいと思う人は、以下にさらに書き続けてください。(なお、私は相手をしないので、演じるなら一人で演じてください。)
他人のサイトのコメ欄で揚げ足取りに終始するのは、建設的ではありません。以降はご自分のサイトで見解を発表されては如何でしょうか。
> それを「誤り」と述べるのであれば、その根拠を示してください。
効果効能を謳ってレメディを販売することはできませんが(できなくなったのではなく、以前からできなかった)、「レメディを飲めばこれこれの医学的効果があります」と主張するだけならできます。ご自分でも「たとえそれが社会的には害悪があるとしても、それ(言葉)を止める権利は誰にもありません」と仰っていたでしょう。「レメディを飲めばこれこれの医学的効果があります」と主張することを、法的な手段で強制的に止めることはできません。対抗言論を述べることはできます(「対抗言論を述べても意味がない。薬事法で規制すれば問題の大半がカタがつく」という主張は、ホメオパシージャパンを利することになりましょう)。
> 百歩譲って、私の意見に同意しないとしても、それを「トンデモ」と見なす根拠を示してください。
単に誤った意見というだけではなく、他人の意見を過小評価し、自分の意見を過大評価する態度を、トンデモの要件だとみなしています。この場合、「薬事法で規制すれば問題の大半がカタがつくのであれば、他の人たちはいったいなぜそんなにホメオパシーを問題視しているのだろう?」と考えられないことを指します。自分の意見だけが絶対的な真実なのか?という疑問は、ブーメランですよ。
>ついでに言えば、「大半がカタがつく」という私の見解に対しても、「それはトンデモだ」と述べるだけであり、「これこれの理由でそれは正しくない(と思う)」というような論理的な話は皆無です。
とても残念なことですが、私の主張をご理解できないのは、管理人さまの能力の問題かと思われます。読者の多くは、なぜ管理人さまの見解がトンデモなのか、十分に理解しています。はてなブックマークでも、それ以外のホメオパシーを論じるコミュニティでも、概ね私の意見は受け入れられていますが、管理人さまの意見はそうではありません。「薬事法で大半はカタがつくよな。その通りだ」という意見をよそで見たことがありません。管理人さまを擁護する発言は、ここのコメント欄か(だいたい「通りすがり」のような一貫性のないハンドルネームのことが多い)、あるいは、私のブログに次々と同じホストからハンドルネームだけを変えて投稿されたものぐらいです。
一方、自分で言うのもなんですが、ホメオパシー批判については、私のブログはよく言及されていただいています。私が論理的にではなく、単にトンデモのレッテル貼りをしているだけなら、いったいなぜそのようなことが起こるのでしょうか。進化論に関してもそうですし、文字コードに関してもそうですし、量子力学についてもそうです。「クラス進化論に見るべきものがある」と言っている進化生物学の専門家っていますか?管理人さまは、他人の多くの理解力が悪いせいにするかもしれませんが、それこそまさしく、トンデモさんの特徴なのです。
私が、論理的な反論をしていないように見えるのは、管理人さまだけだという可能性を常に考慮してください。私はこれでも他人の評判を気にしております。「NATROMは、正当な意見をトンデモだと批判している。NATROMこそトンデモだ」などとみなされたくはありません。なので、何かをトンデモだと批判するとき、とくに十分なコメントを付けずに批判するときには、もののわかっている人にとってはトンデモあることが明らかであるものに限っています。もののわかっていない人にとっては、「論理的な話は皆無」のように見えるかもしれません。
そうはなっていないことを、マスコミによって批判され、東京都による指導がなされた後にでもなお、医療ネグレクトとみなしうる事例が起こっていることを、ホメオパスのブログの体験談を引用して示したのですが。
>ただの素人論議でしょう。
まさしくその通り。将棋ならともかく、たとえば、インフルエンザについての素人論議を真に受ける人がいたら困るのです。言論の自由がありますから、素人論議を止めさせることはできません。私にできることは、対抗言論を提供することです。今回もその一環です。医療について詳しくない人でも管理人さまの将棋や進化論についてのエントリーを見れば、管理人さまのエントリーが「ただの素人論議」であることがわかる人もいるでしょう。
>その件は、そちらとは見解が違いますが、文句があるなら正式に反論してはいかがですか? 受けて立つ用意はありますよ。そちらの誤読がどこにあるかという指摘も用意してあります。
反論してもいいんですか?てっきり、「ただの素人論議」「ヘボな素人の好き勝手なおしゃべり」だとばかり思っていたのですが。それはつまり、管理人さまは、インフルエンザ簡易キットを使用している多くの医師よりも、ご自分の方が正しい理解していると、そう思っているわけですよね?確かに、漫然とキットを使用している医師もいるでしょう。しかし、いくらなんでも、医師の大多数よりも、ご自分のほうが正しく理解しているというのは、なにか見落としているがゆえにそう勘違いしているのではないか、などとは思わないのですか。
>他人を罵倒する大人は、他人から見て、みじめに見えるだけです
「彼らこそ正真正銘のトンデモであろう」と他人を罵倒する管理人さまは、他人から見て、みじめに見えるのですね、わかります。よいブーメランです。
>WHOの情報とだいたい同じことを情報発信していた私のことを「トンデモだ」と罵倒することしかできないのですか?
「WHOの情報とだいたい同じことを情報発信していた」という部分を批判していません。管理人さまが、「WHOの情報とだいたい同じことを情報発信していた」と思い込んでいるけれども、実はWHOの情報とは異なる部分であれば、批判したかもしれません。「インフルエンザを根絶する道が見つかった。インフルエンザの宿主となる鳥に抗インフルエンザ薬を飲ませればいい」などと、WHOは言っていましたっけ?
>結局、NATOROM さんの方針は、「トンデモだ」と罵倒することだけが目的で、真偽とは関係なくなっています。真実を知りたいのではなく、他人を罵倒したいだけです。
それは、ご自身にこそブーメランとして戻ってきます。コンピュータ戦に負けたプロ棋士、インフルエンザの専門家、検査キットを使用している医師、進化生物学者を罵倒してないと、ご自身ではお考えでしょうか?
それにしても、そんなに他人の主張を曲解する自分を、どうしてトンデモに認定しないのか、まったく不思議ですね。はてな最大の謎でしょう。
なお、新たなコメントを書いて、またもピエロを演じてくださったことには、感謝いたします。馬鹿二人の道化芝居をもう見ることができないのかと失望していた人々が喜んでいますよ。今回の二つのコメントを読んで、ゲラゲラ笑っているでしょう。
なお、一番笑えたのは、私のことを素人だと馬鹿にする NATROM さんが、自分を将棋や公衆衛生などの専門家だと思い込んでいることです。
素人が素人を高飛車に馬鹿にするほど傲慢なはずがないので、NATROM さんは自分をそれぞれの専門分野でよほど傑出した専門家だと見なしているのでしょうね。
最高のギャグです。書いてくださって、ありがとうございます。よろしければ、またボケをかましてください。
なるほど。それでは、私の「エコキャップ批判」についても、批判してください。私のページで一番リンク数が多いのは、エコキャップ批判です。(このページが最も影響力があるページです。)
そして、エコキャップについては、朝日・読売・地方新聞など、多数のマスコミが推奨しています。また、全国の小学校・中学校・高校が推進しています。
このような公的な見解を全否定する私は、途方もないトンデモなのでしょうね。というわけで、私のエコキャップ批判こそ、最大のトンデモだと思えるので、是非、「トンデモだ」と批判してください。お願いします。
NATROM さんの「エコキャップ批判への批判」というページを、待っていますよ。早く書いてくださいね。
(どうせ人を救うよりは人を攻撃するのが生きがいなのでしょうから、さっさと攻撃してください。お願いします。)
私は、専門家でなくても、専門家の誤りを見つけたら批判していい、と思いましたが、それを否定するのですね。
わかりました。
とすると、それはホメオパシー批判にも当てはまりますから、NATROM さんはホメオパシーについても専門家なのでしょう。当然、ホメオパスの資格ももっているのでしょうね。
せっかくですから、その考えを、自分のサイトで発表してはいかがですか?
「ホメオパシーを批判していいのは、ホメオパシーの専門家だけだ。ホメオパスの資格もないくせにホメオパシーを批判するのは、トンデモだ! ホメオパシー批判をしたければ、おれみたいにホメオパスの資格を取ってから批判しろ!」
と。
しかし、NATROM さんがホメオパスだったとは、気づきませんでした。お見それしました。
ただの特許局の職員にすぎなかった(専門家としての肩書きはなかった)のに、学界の常識に反する相対論を提出したのですから。まさしく、NATROM さんの定義どんぴしゃりですから、トンデモということになります。
さすがに NATROM さんですね。アインシュタインをトンデモだと扱うとは。
そのご高説を、ホームページで公開してはいかがですか? みんながそれに従って、「アインシュタインはトンデモだ!」と叫ぶようになりますよ。
さすがに、吉本もびっくりのギャグですね。ギャグの専門家になれます。
法律音痴( NATROM 流に言えばトンデモ)である NATROM 氏のために解説しておくと、プロバイダなどの業者は、個人情報を他者に打ち明けることは禁じられている。たかが民事の問題で個人情報を開示することは許されない。仮にそんなことが許されるのであれば、私についてネガコメをしたはてなユーザーの全員の個人情報を私は知ることができることになる。そんなことはありえない。
プロバイダなどの業者は、個人情報を他者に打ち明けることができるとしたら、そこに刑事犯罪があった場合だ。たとえば、「爆弾を爆発させるぞ」というような犯罪。あるいは「誰それを殺すぞ」というような犯罪。
一方、見解の差ぐらいのことでは、犯罪にならないから、個人情報の開示はありえない。
──
法律論とは別に、ことの善悪を言うのであれば、NATROM 氏の方が悪い。なぜなら、個人攻撃をしているからだ。個人攻撃をするのであれば、客観的に認められる事実に基づいて事実を語るのであればいいが、NATROM 氏の主張は科学的に証明された事実ではなくて、推論による「間違いだろう」というものだ。このように推論による個人攻撃は、法律的には許されない。違法行為である。
だから私は、原則として、特定の個人を批判しない。批判するときには、特定の個人だと明示しない形で、考え方を批判する。
そもそも、私としては、特別な場合以外、個人の考え方を批判することもない。よほど影響力のある人(竹中とか小野善康とか)ならば、政治的な責任がともなうので、批判することはある。しかし、ただの民間人の思想を攻撃することはない。それは紳士のたしなみだ。
NATROM 氏のようにやたらと個人攻撃したがる攻撃的な性格であれば、いつかは強力な反発を受けるのが当然だろう。
人を傷つけても、人の痛みに気づかない性格では、いつかは強い反発を受ける。けんかっ早い暴力団員が、やたらと他人を殴ったあげく、いつか自分より強い相手に殴られて殺される……というのに似ている。
今回の事件は、彼の性格に起因するものだろう。人を傷つけてばかりいるなら、いつかは自分が傷つけられる側にまわる。「トンデモ、トンデモ」と罵倒してばかりいれば、いつかは「トンデモ」と罵倒されるだろうし、それどころか、深い恨みを買って、最悪の事態すら招きかねない。
私としては、「身から出た錆」としか評価できませんね。人を殴ってばかりいれば、殴られるのは当然だ。
特に、「自分の姿を見せずに、陰からこっそりと殴る」という「ネガコメ」なんかを続けていれば、「卑怯者」と呼ばれるのは当然だろう。同情の余地はまったくない。
ま、普通の馬鹿は、2ちゃんねるという掲示板で悪口を書くものだが、自分のハンドルを付けて悪口を書くという犯罪的行為(誹謗中傷罪)をしてきたのだから、自ら墓穴を掘ったというしかない。どうせ犯罪をするならば、2ちゃんねらーのように身元を徹底的に隠すべきでしたね。
法律知識が足りなすぎたかな。違法行為とは何かも理解できない法律音痴で、違法行為をしたのが、間違いでしたね。
「これこれのことを言ったからトンデモだ」
と私を非難するのは、誹謗中傷罪を構成する。
どうせならば、
「あなたがこれこれのことを言ったが、それはこのような論拠ゆえに正しくない(間違っている)」
というふうに語るべきだった。つまり、次の2要件が必要だった。
・ 批判対象は、個人ではなく、主張(理論・発想)。
・ 批判には、論理的な理由が必要で、それをきちんと述べている。
この2要件をいずれも満たさず、単に「トンデモだ」と個人攻撃するだけだから、NATROM 氏は本項目でも犯罪を犯していたことになる。彼が違法行為をしていたことの証拠は、本項目にれっきとして残っている。
はてな が個人情報を開示するとすれば、正当な理由があることになり、はてな が NATROM 氏の違法性を認めたことになります。その場合は、NATROM 氏の日記の全体が削除対象となるでしょう。
はてな が NATROM 氏の違法性を認めないとしてら、NATROM 氏の日記は削除を免れますが、そのかわりにはてなが NATROM 氏の個人情報を開示しないので、「はてなに開示請求せよ」という論拠が失われます。
どっちにしても、NATROM 氏が逃れる道はないようです。
ホントですか? 私は裁判所の令状が必要だと思いますけどね。
弁護士に頼むだけでいくらでも個人情報を入手できるのであれば、私は弁護士に頼んで、ネガコメをした人の住所氏名を一括して入手しますよ。また、ネガコメをしたわけでもない普通の人の個人情報も得られます。あなたの住所氏名も得られます。
> NATROM氏の行為の違法性とは直結しません。
それだったら、ネット上で何か発言している人すべての個人情報を私は入手できます。あなたの個人情報もネット上のすべての人が入手できます。
つまり、日本では、ネット上での発言について個人情報が守られないということです。
違法行為をしたわけでもないのに、弁護士を経由しただけで個人情報が勝手に開示されることは、ありえないでしょう。弁護士は個人情報漏洩業ではありません。
ま、あなたのご意見に従って、私も NATROM 氏の住所氏名を入手しましょうか。入手できると保証してくれますか? はてな という会社は、そんなに簡単に加入者の情報を開示すると保証してくれますか?
だいたい、そんなに簡単に個人情報の開示が許されるなら、今朝の新聞で話題になっている Winny の情報漏洩だって問題とならないかもね。
> それだったら、ネット上で何か発言している人すべての個人情報を私は入手できます。
「個人情報を開示すべき正当な理由」が必要だと、 ROMの者さんは書いていますね。「弁護士を経由しただけで個人情報が勝手に開示されることは、ありえない」でしょうね。「個人情報を開示すべき正当な理由」が必要です。
ああそれから、管理人さまから私への反論で、なにか理があるとお考えの読者の方がいらっしゃったら、答える用意があります。自分では、管理人さまのおかしさは、十分に示せたと考えていますけどね。
私の話を理解できずに誤読しまくりなのは仕方ありませんが、NATROM さんの書く文章自体が日本語になっていないので、意味が通りません。
> 管理人さまから私への反論で、なにか理があるとお考えの読者の方がいらっしゃったら、答える用意があります。
自分の言明に対して「理がない」と思う読者について、自分の言明について答えるというのなら、日本語になっています。
他人(管理人)の言明に対して NATROM さんが答えるというのでは意味が通じません。
講演者が講演後に「私の話に疑問があればお答えします」というのはわかりますが、聴衆が「講演者の話に理があると思うのであれば、私がお答えします」というのは、意味をなさないでしょう。単に講演者を侮辱しようとしているだけであり、「講演者を侮辱する」ことを目的として自分の狂気を証明しているだけです。
他人を侮辱しようとすればするほど、自分の知性の程度を証明することになります。その歪んだ読解力や文章力をたたき直さないと、天下に恥をさらすだけですよ。
ついでですけど、NATROM さんと議論する気のある人なんか、いるわけないでしょ。私だってさんざんうんざりしているのに。しつこいのに辟易している。
http://twitter.com/#!/kagamimai/status/29646648296
の
http://openblog.meblog.biz/article/1391280.html
ま、このページを書けたのは、NATROM さんが見本になってくれたおかげなので、その点では NATROM さんに感謝しています。
本項の NATROM さんの記述を見本にして、そのうち PART2 を書くかもしれません。