2010年10月14日

◆ ホメオパシー批判の仕方は?

 ホメオパシーを批判するべきか? 単に批判すれば片付くわけではない。どうするべきかを教える。 ──

 ひところ話題になったホメオパシーはどうなっているのかなあ……と思って、ネットを検索したら、最近になって、また少し話題になっているようだ。で、話題にした人が、次のような愚痴をもらしている。
 いくら批判してもホメオパシーはなくならない。……その通りかもしれない。しかし、だったらどうすればいいのかわからない。
( → 検索
 ここではもしかしたら、私の悪口を言っているつもりなのかもしれない。(違うかもしれない。気のせいかな? )
 ともあれ、
 「だったらどうすればいいのかわからない。」
 というのは、情けないですね。「お手上げ」を宣言したに等しい。

 ──

 どうすればいいかは、私が本サイトで何度も示してきた。
 (1) 信者に対しては、無料ホメオパシーを勧める。
   (無料ホメオパシーでは、正規の医療を受けるのが原則。)
 (2) 業者に対しては、詐欺罪・薬事法違反などで、警察が逮捕・摘発する。


 この二点だ。
 特に、後者が大事だ。悪党に対しては、「悪だ」「犯罪だ」と指摘して、摘発することが必要だ。

 ──

 なのに、「トンデモだ」(ただの思想信条の問題だ)と考えて、犯罪性を指摘しないのが、トンデモマニアだ。
 「ホメオパシーは、トンデモだ、トンデモだ」
 と彼らは主張する。しかしことで、かえって、逆効果が生じる。つまり、
 「トンデモなら、思想信条の自由でしょ。トンデモがイヤなら、人々が信じなければいいだけ。信じる人が自分で信じるのは勝手でしょ」
 という弁解を許す余地が生じてしまう。
(確かにそうだ。トンデモを信じるかどうかは、人の自由だ。)

 要するに、トンデモマニアというのは、ホメオパシーを誤認している。現実には人命にかかわる犯罪であるのに、ただの「トンデモである」というふうに甘い認識で唱える。自分が悪口を言うことばかりにとらわれて、被害者の人命を救おうという方向に向かっていない。
 「こいつはトンデモだ!」と批判することで、被害者の方を攻撃するが、「こいつは詐欺をしている!」というふうに、加害者の方を批判することは少ない。(被害者である子供に着目することはあるが、親の方には「加害者だ、トンデモだ」というふうに批判して、「子供の健康を害する親だって被害者だ」という視点が少ない。)

 今回のトンデモマニアの話でも、「批判したい、批判したい」というふうに、「自分が批判すること」だけを目的としている。
 要するに、トンデモマニアというのは、2ちゃんねらーと同じで、相手の悪口を匿名で言うことだけが趣味なのだ。(その証拠が、彼らの「はてなブックマーク」だ。匿名(半匿名?)の悪口が山のようにある。いかに悪口好きかが歴然としている。)

 [ 付記 ]
 とにかく、「トンデモだ、トンデモだ」と唱えることはまったく無意味だ、と理解することが大事だ。
 正しいか否かについてなら、学術会議がすでに公式見解を出している。これ以上は、何もできない。だから、正しいか否かについては、もはや論じる必要はないのだ。トンデモであるかどうかについては、もはや世間に訴える必要はないのだ。
 しかるに、上記サイトであれ、朝日新聞であれ、「何が正しく何が間違っているか」ということばかりを論じている。科学としてばかり論じている。それはいわば、「詐欺師は詐欺をしている」というふうに訴えるようなもので、被害を減らす実効性がほとんどない。
 この問題は、真偽の問題ではないし、科学の問題でもない。豊田商事や金の壺と同じで、詐欺という金銭問題なのだ。学術会議のような立場から「真偽を正しく判定する」という方針では無効であり、警察的な立場から「悪を撲滅する」という方針が必要なのだ。

 ホメオパシーの問題は、科学の問題ではないし、ニセ科学の問題でもない。詐欺という経済犯罪の問題なのだ。その真実に気づいていないという点で、ホメオパシー批判者は、結局は、ホメオパシー業者の手の上で踊らされているにすぎない。(自分が批判・悪口を言うことを目的としているせいだろう。)
 ホメオパシー問題で大切なのは、誰かを批判することではなく、被害者の命や健康を悪徳商法から守ることだ。被害者を犯罪から守ることだ。人々がそう気づくのは、いつのことだろう? 
  
 [ 付記 ]
 「金儲けのために人命を犠牲にする組織的犯罪」
 という点では、ホメオパシー業者も、オウムも、麻薬販売人も、いずれも極悪非道の人々である。逮捕の必要性はトップクラスにある。
 にもかかわらず、マスコミは「検事の FD データ書き換え」というような些末な問題にかかわっているだけだし、トンデモマニアは「トンデモだ、トンデモだ」と騒ぐことに熱中しているばかりだ。いずれも楽しんで、お祭り騒ぎをするばかり。かくて、憎まれっ子、世にはばかる。



 【 関連サイト 】
  「ホメオパシーの本質は、業者の金儲けだ。業者が金儲けのためにやっているのだ
 というふうに本質を指摘するのは、せいぜい、このページぐらいだろう。 
  → トラ子で学ぶ ホメオパシー商法  (我田引水?)



 【 関連項目 】

  → サイト内検索「ホメオパシー 犯罪」
posted by 管理人 at 18:54| Comment(2) | 医学・薬学 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
さっそく、はてなのブックマーカー(トンデモマニア)から、本項への攻撃が3つ( or 4つ)も入った。半日もたたずに。

 「犯罪として政府が取り締まれ」
 という主張に対して、
 「そういうふうに主張するのはけしからん」
 と攻撃する。そのことで、ホメオパシー業者を取り締まることを阻止しようとする。
 トンデモマニアがいかにホメオパシー業者を擁護することになる行動を取っているか、このことからもわかる。

 なお、例によって誤読する人が多いので解説しておくが、本項が述べているのは、「各人が警察に連絡せよ」ということではない。
 「ホメオパシーは経済犯罪だと認識せよ」(そう語れ)
 ということだ。

 つまり、
 「ホメオパシーはトンデモだ」
 といくら語っても無駄だから、
 「ホメオパシーは詐欺だ・経済犯罪だ」
 と語れ、ということだ。換言すれば、
 「トンデモマニアは、トンデモマニアをやめよ」
 ということだ。

 なお、警察に連絡したって、無駄ですよ。警察は「犯罪だ」と認識していないんだから。ホメオパシーの信者が洗脳されているように、警察もホメオパシー批判者も「これは犯罪ではない」と洗脳されている。その洗脳をほどくべし、というのが私の立場だが、ホメオパシー批判者の多くはその洗脳から逃れていない。そのせいで、「これは犯罪だ」という本項を読むと、やたらと本項を攻撃してくる。その点では、ホメオパシーの信者と似たり寄ったりだ。
Posted by 管理人 at 2010年10月15日 06:38
本項の続編となる話が、次項にある。
 トンデモマニアは、次項もぜひ読んでほしいものだ。

  → http://openblog.meblog.biz/article/3438098.html
   ( ホメオパシーの薬事法規制 )
Posted by 管理人 at 2010年10月15日 21:17
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