「エコキャップを集めるために、ペットボトル入りのジュースをどんどん買いましょう」
というのは、本末転倒だ。(エコになるどころか、ペットボトル飲料を購入することで、多大な石油消費が発生する。)
こういう馬鹿げたことは、まさしく実際に行なわれているのではないか、と思われた。というのは、最近のニュースでは、「学校でペットボトルを集めました」というのが、美談として何度も報道されているからだ。
→ シロクマのエコアート ボトルキャップ2万5千個(朝日新聞)
→ 感謝状:エコ園児に ペットボトルキャップ50キロ集めたよ(毎日新聞)
学校がこれほどにも熱中しているとしたら、学校教師も生徒に
「キャップをいっぱい集めましょう。みんなでそろって同じことをしましょう」
と訴えているはずだ。そうなったら、
「一人だけキャップを持ってこない人がいてはいけません。もしキャップがなければ、ペットボトル飲料を買いなさい」
と強制しているはずだ。
そう思って、ネットを漁ったら、情報が見つかった。以下、引用。
長女の担任の先生が、男子生徒にこういうことは推測されていたが、実際にそうなっているらしい。
「今日、ジュースを買ってでもいいから、明日、キャップを1つでも持って来なさい」
って言ってたそうです。
→ http://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/9ff9d941b4dc312ef9b2adade2c1de69
「先生が明日、エコキャップを1つでもいいから全員持ってくるように、って言ってた」
って言うので
「持っていけるエコキャップはないなぁ」
と言うと
「でも、私だけ名指しで『Uさん!拾ってでも、コンビニにもらいに行ってでもいいから1つは絶対に持ってくるように』って何度も何度も言うんだよ」
→ http://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/0babd8cab424e320ea20c5bd8e2c27ac
ある小学校にうかがった時、衝撃的なものを見てしまいました。ある教室に、「夏休みのしゅくだい ボランティアをしよう」と貼り紙がしてあって、子どもたちが、自分がしようと思うボランティアを書いていました。その中に、「キャップを ○○こあつめる」と書いている子どもがいました。100の単位でした。その学校では、子どもたちのボランティア活動の一環として、キャップを集めていたのです。
この子は夏の間、自分でもせっせとペットボトルの清涼飲料水を飲むのか、と思いました。これでまたひとつ、キャップが貯まった、自分はいいことをしてるんだ、と思いながら。
→ http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/archives/51485602.html
上記の引用の3番目の話は、推測まじりだが、1番目と2番目では、本当に教師が生徒に強制しているようだ。
また、強制させられというより、洗脳されて、自発的にせっせとペットボトルを購入している子供もいるだろう。
「ママー。アフリカの子供を救いたいんだ。だから、ペットジュース買って!」
「しょうがないわねえ。学校が求めているんだから、買うしかないわねえ。子供がいじめに遭うと大変だし」
( ※ 教師が悪いんだか、子供が悪賢いんだか。 (^^); ……いや、親がアホなのかな? )
[ 付記 ]
この問題は、ホメオパシーに似ている。
・ ホメオパシーという非科学的なものを信じている一部の信者がいる。
・ エコキャップという非科学的なものを信じている大多数の国民がいる。
特に、学校教育の場では、この「エコキャップ教」による洗脳が全国規模で推進されている。それをマスコミは批判するどころか、かえって推奨している。朝日も毎日も読売も、いずれもこの運動を賛美している。
このような非科学的な運動は、断固、排除するべきだし、批判するべきだ。
ところが、そういうふうに批判している私のことを、常に「トンデモだ」と批判するのが、トンデモマニアだ。(トンデモマニアこそ最大のトンデモだ。)
たとえば、エロキャップ運動。
「コンドームの袋 100枚を集めると、ワクチン一人分にします」
とコンドーム会社が宣伝する。
(ベルマークみたいなものだが、 ∩ みたいなベル形ではなくて、もっと縦に細長い形のマークを使う。)
こういうエロキャップ運動をすれば、子供は両親に「学校で先生に命令されたから、もっとコンドームを使って」と要求するようになるだろう。
かくて、日本の少子化問題は解決する(だろう)。 (^^)v
しかし、今は……
使ったら少子化対策にならないのでは・・・
> 使ったら少子化対策にならないのでは・・・
数打ちゃ当たるということでは…
しかしいかんせん詐欺なので野放しには出来ません
あなたのような方は私の魂の友です
これからエコキャップ団体の栄光を引きずり下ろし失墜させるアクションをしていこうと思ってます
あなたのブログは私の心の支えになると思います読ませていただきありがとうございます
感謝しています