現生鳥類で最大のものは、地上性ではダチョウで、空中性ではアホウドリだろう。
一方、絶滅種には、はるかに大きな鳥類がいた。ネットで探すと、いろいろと情報が見つかる。ざっと紹介してみよう。
恐鳥類
ディアトリマや、パラフィソルニスという恐鳥類がいた。→ 恐鳥類と走鳥類

[ パラフィソルニス ]
また、ティタニスという恐鳥もいた。これは前肢をもつ。
→ ティタニス
その他、さまざまな恐鳥類の一覧は、下記。
→ 英語版 Wikipedia
巨鳥類
恐鳥類はいかにも獰猛で、恐竜みたいだが、もっとダチョウに似た巨鳥もいた。エピオルニスやモアなどだ。→ エピオルニスの画像
→ モアの画像
史上最大の鳥
(飛ぶ鳥では)史上最大の鳥、というニュースが最近あった。
「翼幅は5・2メートル以上で、体重は16〜29キロ」
ということだ。( → 共同通信 )
復元像は下記。
→ nationalgeographic
これを見ると、キジ・カモ類ではないようだ。フラミンゴやツルに近い。そちらの系統の祖先種だろう。
このような大型の絶滅種があったとすれば、キジ・カモ類の祖先種にも大型の絶滅種があったと推定できる。(大きすぎて絶滅したのだろう。)
超巨大コンドル(アルゲンタビス)
すぐ上の鳥は、本当に飛べたのだろうか?自力で飛べる最大の鳥のサイズは、アホウドリ程度であるらしい。ただし、翼竜と同様に、滑空する感じで、グライダーのように飛ぶなら、かなり大型でも大丈夫らしい。
そのことは、下記ページで説明されている。
→ 巨大コンドル アルゲンタビス・マグニフィセンス
→ 英文サイト
