朝日新聞の記事の紹介。 ──
( ※ 本項の実際の掲載日は 2010-09-17 です。)
記事はこれ。
→ 改定常用漢字表にもの申す
一部抜粋すると、こうだ。
(新常用漢字の)字種選びでは書籍の漢字出現頻度数調査が基本資料とされ、ウェブ調査は補助資料にとどまった。その対象となったデータは 2007年の3カ月分だけ。大手検索サイトの日本法人バイドゥのエンジニアは研究会で、「これでは期間が短すぎる。数年分のデータが必要だ」と指摘した。──
萌(もえ)・厨(ちゅう)・鯖(さば)などのネットスラングははやり廃りが激しいので、慎重に扱うべきだと語った。極端な例が藁(わら)。笑いを表す表現として 2001 〜 02年に爆発的に使われたが、その後「笑」「www」などが広まり、藁は激減した。
新常用漢字の選択が滅茶苦茶だという件については、私も前に何度か言及した。下記から、リンク先を参照。
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