2010年08月25日

◆ ホメオパシーだけじゃない

 インチキ科学による詐欺商法は、ホメオパシーだけじゃない。「パワーバランス」「アクアチタン」「バイオラバー」などもある。
 p.s. 「パワーストーン」もある ──

 こういうインチキ科学による詐欺商法は、トンデモマニアが やり玉に挙げればいいのだが、バイオラバーについては言及しても、他のものには言及していないようだ。そこで一括して、私が紹介する。
 なお、これらがインチキ科学による詐欺商法であることは、Wikipedia などを調べるとわかるから、私はいちいち「ここがインチキだ」と指摘はしない。
( ※ 私が興味をもつのは、真実であって、インチキではない。……この点では、私の興味の対象は、トンデモマニアとは正反対だ。)

 ともあれ、簡単に、紹介しておこう。いずれも、有名なスポーツ選手を利用して、「あの選手も使っていますよ」というふうに宣伝する。

 ──

 (1) パワーバランス


  → パワーバランス( Amazon )

 ※ 利用者は、ゴルフの石川遼、サッカーの本田圭佑 など。( → 出典

 (2) アクアチタン (ファイテン社)


  → ファイテン ( Amazon )

 ※ 利用者は、阪神タイガースの金本知憲など。

 (3) バイオラバー


  → バイオラバー ( Amazon )

  ※ 書籍 → バイオラバー 自然治癒力の復活

  ※ バイオラバーの商法は、警察に摘発されたことがある。

 (4) パワーストーン

 
  → パワーストーン ( Amazon )

  ※ 宣伝者は、アグネス・チャンの親族・関係者など。
 



 (*)アロマテラピー

 以上とは別に、アロマテラピー(アロマセラピー)という芳香療法がある。

 これは、サイモン・シンの著作では、ホメオパシーに似て迷信みたいなものだ見なされ、批判されている。「プラセボ効果だけ」というふうに。
  → 代替医療のトリック(サイモン・シン)  ( Amazon )

 しかしながら、本日の読売・夕刊( 2010-08-25 )の記事を見ると、「ただの気分転換の楽しみ」「リラックス効果」程度のことしか記していない。香りを使ったお遊びか趣味みたいなものだろう。(医療効果については記していないので。また、価格も安い。)

 比喩的に言うと、「名湯の入浴剤」みたいなものだろう。
   → ツムラ 「日本の名湯」 ( Amazon )
 これは、私も使ったことがあるが、なかなか楽しい。実際に温泉効果があったかどうかは判然としないが、楽しい温泉気分になる。しかも、価格も安い。遊びとしては、十分に楽しい遊びだ。
 こういうのを「インチキ科学だ」と批判するのは、野暮というものだ。(もともと科学だなんて思っていない。)
 これは、ただのプラセボ効果ぐらいしかないかもしれないが、だとしても、いちいち規制するには値しない。
 「科学的でないものはすべて排除するべきだ」
 という見解の持主もいるが、そんなこと、遊びの分野でまで口出ししないでほしいね。1回 100円で、家族そろって「温泉ごっこ」ができるのに、「そんなのは非科学的だ」と口出しするなんて、野暮すぎる。

 そしてまた、アロマテラピーも、同様だろう。どちらかと言えば、アロマテラピーは、「安静」または「興奮」のどちかの効果があることが多い分、科学性がある。その効果は、次の効果と同様だ。
  ・ 室内の壁面を水色にすると、安静効果がある。
  ・ 室内の壁面を赤色にすると、興奮効果がある。

 こういう効果ははっきりしているんだし、この程度のことは、アロマテラピーでも起こる。たとえば、森林の芳香成分は「フィトンチッド」と呼ばれ、一定の効果がある。そして、それを利用して、高級自動車の室内を森林の香りで満たす機器の例もある。
  → 日産フーガの、森林の芳香の装置
 こういうのは、確かに楽しそうだ。少なくとも、ガソリンの臭いや、排ガスの臭いよりは、ずっとマシだろう。

 サイモン・シンみたいなのが出てきて、「香りの効果なんて非科学的だ!」と騒ぐ人が増えないように望みたい。センスのない野暮は嫌いです。
 


 [ 付記 ]
 ただし、アロマテラピーを、ただの趣味でなく、医学的な療法だと見なす向きもある。そういう向きには、反対したいし、警告もしたい。
 とはいえ、現実には、高額販売している業者もいないようだし、医療の代替としている人もいないようだ。あくまで「気休め」ていどのプラセボ効果に期待しているぐらいだろう。
 アロマテラピーは、「このような医学的効果があります」というインチキ宣伝があふれているという点では、まさしくインチキ医療なのだが、しかしながら、それによって高額販売の詐欺をしている業者はほとんどいないようだから、摘発するには当たらないだろう。
 ま、「誇大宣伝」という面はあるのだが、それを言うなら、パソコンだって自動車だって、みんな誇大宣伝をしています。マイクロソフトやアップルだって、誇大宣伝は結構やっているし。また、特に、IT関係の書籍はひどい。「 Google の利用で生産性を 10倍アップ」とかね。
  
 ちっとも誇大宣伝しないで、謙虚なのは、私ぐらいのものだ。




    ( ↑ 「おまえこそ!」というツッコミが入る。   (^^);  )
posted by 管理人 at 19:40| Comment(2) | 医学・薬学 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
(4) パワーストーン

 というのを加筆しました。

 ────

 ともあれ、こうして並べてみると、本質がわかる。「非科学」や「偽科学」ではなくて、ただの「詐欺商売」だ。
 正しいとか正しくないとかを論じることすら馬鹿馬鹿しい。(それじゃまるで長妻大臣だ。  (^^); )

 ポイントは、
 「詐欺師の口車に、引っかかるか引っかからないか」(金を取られるか取られないか)
 という点である。ただ、ひどい場合だと、金を取られるだけでなく、命や健康も取られてしまう。
Posted by 管理人 at 2010年08月26日 19:48
パワーストーンは、方針転換した。

アグネス・チャンのパワーストーン 薬事法抵触で表現を削除へ

http://www.j-cast.com/2010/08/27074461.html
Posted by 管理人 at 2010年08月28日 22:23
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
  ※ コメントが掲載されるまで、時間がかかることがあります。

過去ログ