2010年08月15日

◆ ホメオパシーはカルトだ

 ホメオパシーは、トンデモではなく、カルトだ。つまり、オウムや統一協会と同様だ。また、その商法は、統一協会の霊感商法(壺を高額で売りつける)と同様だ。 ──

 ホメオパシーはトンデモではない。この点は、何度も述べてきたとおり。
 なぜかと言えば、トンデモであるなら、「科学的に正しい」と述べるはずだが、ホメオパシーの業者はホメオパシーのことを、「科学的に正しい」とは主張していないからだ。むしろ「科学の枠外にある」と述べているからだ。
( ※ この点では、ホメオパシーの業者の言い分の方が、理が通っている。トンデモマニアの批判は、言葉のレベルで間違っている。トンデモとか偽科学とかいう用語を理解していない。言語力が貧困すぎる。)

 ホメオパシーは、科学の枠外で正当性を主張する。では、このような連中は、何と呼ばれるか? トンデモでもなく、偽科学でもないとしたら、何と呼ばれるか? 言語力が豊かな人ならば、すぐにわかる。それは「カルト」だ。
  → 検索「カルト」

 ──

 カルトの代表は、オウムや統一協会だ。これらの連中には、共通性がある。
  ・ 非科学的な主張をする。

   (空中浮遊だの、壺の効果だの)
  ・ 洗脳(マインド・コントロール)する

   (会合を設けて、非科学的な主張を信じ込ませる)
  ・ 金銭を提供させる

   (財産を寄付させたり、壺を買わせたり。)

 こういう点を見ると、ホメオパシーの業者との類似性もわかる。
  ・ 非科学的な主張をする。

   (水の記憶だの、好転反応だの)
  ・ 洗脳(マインド・コントロール)する

   (ホメオパシーの講演セミナー に参加させる)
  ・ 金銭を提供させる

   (ただの砂糖玉を超高額で買わせる。)

 ──

 ここまで見れば、もはやはっきりとするだろう。ホメオパシーは、カルトである。

 たいていの批判者は、「水の記憶」という主張を聞いて、「トンデモだ」「偽科学だ」と笑っている。自分を利口だと自惚れて、ホメオパシーの業者を馬鹿だと思っているのだろう。
 しかし、笑い事ではない。彼らは、トンデモではない。「水の記憶」というのを、自分で信じているわけではない。自分では信じていないことを、信者に信じ込ませているのだ。そうやって、カルト団体を形成しているのだ。そして、カルトであるからこそ、彼らは危険なのだ。

 ホメオパシーを「トンデモだ」と批判するのを聞いて、カルトの連中は、腹で笑っているはずだ。「おれたちのことを馬鹿だと思っているんだな。おめでたい連中だ」と。
 繰り返す。ホメオパシーは、トンデモではない。カルトだ。彼らは、ホメオパシーが非科学的であることなど、百も承知だ。だから、「ホメオパシーは科学的に正しい」などとは主張しない。彼らは科学的な真偽の論争などしない。彼らがやっているのは、カルト団体の信者から、金を不当に巻き上げることだ。
 このことを理解しない人々が、目をくらまされて、彼らを「カルト団体だ」と理解できないのだ。

 今の人々は、「王様は裸だ」と見抜けないのと同じだ。たいていの人々が、「ホメオパシーはトンデモだ」「ホメオパシーは非科学的だ」と主張して、自分たちが正しいことを言っていると思い込んでいる。度しがたい阿呆と言うべきか。
 本当の姿を見抜くべきだ。王様は裸なのだ。つまり、王様はカルトなのだ。トンデモという衣服なんか着ていないのだ。「科学的に正しい」とは主張していないのだ。科学の枠外に出て、詐欺的にたぶらかして、金を奪っているだけなのだ。

 人々は、いつになったら、「王様は裸だ」と言えるのだろうか? つまり、いつになったら、「ホメオパシーはカルトだ」と言えるのだろうか? 
 そして人々は、真実を見抜くまで、ホメオパシーの科学的効果ばかりを論じていて、カルトの被害が次々と生じるのを、止められずにいるのだ。というか、止めようとすらしないのだ。

 世の中にサリンがぶち撒かれるまで(大量の死者が出るまで)、人々は覚醒しないのかもしれない。情けないことだ。
( ※ それというのも、トンデモマニアが見当違いなことを主張しているせいで、カルト性が隠蔽されているせいでもあるが。ホメオパシー業者の敵が、ホメオパシーを守ってくれている、という皮肉。)
    


 [ 付記 ]
 《 ホメオパシーを「詐欺罪」で摘発することの可否について 》


 「警察庁犯罪手口資料取扱細則」によると、詐欺の1区分として、次のものがある。
 霊能力や超能力など称しての献金勧誘や販売(霊感商法を参照)、振り込め詐欺、結婚詐欺
( → Wikipedia
 「霊能力や超能力など称しての販売」には、合致するから、「水の記憶」によるレメディの販売は「詐欺罪」にまさしく該当する。
 
 ただし、ここで詐欺罪の「構成要件」に問題が生じる。詐欺罪が成立するためには、「だます意思」が必要となる。一方、単に自分が勘違いしていただけである場合には、「だます意思」をもたないので、詐欺罪は成立しない。
 だから、彼らが本当は「ホメオパシーなんてインチキだ」と自覚していても、「私は馬鹿なトンデモだから気づかなかっただけです」と釈明すれば、詐欺罪は成立しないことになる。
 つまり、「彼らはトンデモだ!」というふうに指摘することは、「彼らは詐欺ではない。つまり、だます意思なんかない」というふうに、詐欺罪での摘発を阻害していることになる。
 トンデモマニアは、ホメオパシー業者の弁護団みたいなものだ。詐欺師が詐欺を自覚していることは明白なのに、あえて「彼らはだます意思がありません」というふうに、弁護している。(しかもその弁護は間違っている。)
 トンデモマニアは、ホメオパシー業者を「トンデモだ」と批判することで、自分自身がトンデモになっているのだが、そのおかげで、ホメオパシー業者 を、「詐欺罪」から免除してしまっている。

 ただし、である。トンデモマニアがホメオパシー業者を「トンデモだ!」と批判しなくなれば、そのうち、ホメオパシー業者を「詐欺罪」で逮捕できるかもしれない。なぜなら、上記のように、詐欺の例にぴったりと当てはまるからだ。(霊感商法と同様。) 
 問題は、「だます意思」だけなのである。

( ※ その点では、助産師は「だます意思」はないので、詐欺罪には問えない。ここでは、助産師自身がだまされていたことになる。)
posted by 管理人 at 17:11| Comment(0) | 医学・薬学 | 更新情報をチェックする
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