朝日新聞( 2010-08-14 )に、「熱海でラブプラス」という記事が出ている。
ラブプラスのマニアは、熱海では「礼儀正しい」と好評であるそうだ。「礼儀正しい」というよりは「おとなしい」「草食系」と言った方がいいと思うが、礼儀知らずではないというのは確かであるようだ。
よく考えてみると、ラブプラスというのは、萌えキャラとは違う。2次元女性のなかでは、最もリアルだ。(写真と合成した場面では、2.5 次元となる。)
ラブプラスのマニアも、現実の女性のかわりにキャラを使っていて、その過程の練習台がわりにしているという面もある。
また、ゲームの内容も、キャラは現実の女性にかなり近い。普通の萌えキャラが、男性の欲望に合わせて妙にロリ的に歪められているのとは、正反対だ。
その意味では、ラブプラスのマニアは、オタクなかでは最もまともだ、と言える。礼儀正しいという評が出るのも、もっともだ。
[ 付記1 ]
ただし、である。
ラブプラスのキャラが、現実の女性に似ていると思ったら、大間違いだ。ちょっと付き合っているだけなら、(すごく幸運ならば)あんな感じになることはありえなくはないが、長く付き合えば、現実の女性というのは、みんなわがままである。そのわがままに、どこまですり寄っていけるかが、ポイントだ。
とはいえ、草食系男子ならば、女性のわがままを我慢できるかも。
ともあれ、萌えキャラを相手にして、萌えキャラを自分好みに操作しようとするよりは、ラブプラスを相手にして、ラブプラスのキャラに自分を合わせようとする方が、よほどマシだろう。
一番わがままそうなのは、凛子かもしれないから、凛子に合わせようとするのが、一番レッスンになるかも。ただし、3人全部を相手にするのが、一番レッスンになります。
[ 付記2 ]
ラブプラスをお勧めしているように見られるが、そういうわけではない。
特に、のめりこんで、中毒にならないように、ご注意。ラブプラスにのめりこむのを、お勧めしているわけではありません。
また、いい年をした大人なら、高校生を相手にするなんて、キモいね。
どちらかと言えば、やらない方がいいですね。ラブプラスをやるよりは、まともな小説を読む方がいい。
あるいは、映画。次のものは、お勧めかも。
→ ラストコンサート [DVD]
青春期に見ておくべき、珠玉の名作。
大人になってからでは、見ることができません。(見ても意味なし。)
( ※ 私はラブプラスの情報は知っているけど、自分でいじったことは一度もないので、ラブプラスに関する情報は不正確なところがありそうです。小さな間違いは、見逃してください。)
∠[ いやーん、見ないで。 ]
→ http://d.paycle.net/log/2009/09/post-50.html
それほど浅くはないですよ。前にも述べたけど、血液型別で、よくできているし。
「血液型性格判断なんて非科学的だ」と述べている阿呆は、ラブプラスで女性の勉強をした方がいいですね。
自分でやったことはなくても理解できることはたくさんあります。たとえば、生身の人間の手術とか。(私は理解できないが、医学生なら理解できる。勉強の程度次第。)
それに、何か勘違いしているみたいだけど、本項の趣旨は、「ラブプラスは普通の(萌えキャラの)ラブゲームよりずっといい」ということです。
誤読していない?
というのがリアル。このリアルを表現した有名なサイトがある。ご一読あれ。
我が妻との闘争
http://www.117.ne.jp/~kure/waga/yometop.html
実録鬼嫁日記
というのも以前はあったが、今では書籍でしか読めないようだ。
私は以前に読んだことがあるが、ひどい鬼嫁でも、かわいくて、料理が上手なので、いくら虐待されても、別れる気になれないらしい。
料理の上手な涼宮ハルヒかな。
やってみれば面白いんだろうなぁとは思うんですが、妻子ほっといてラブプラスっていうのは、どう考えてもおかしいでしょう。
面白そうだからこそ、やりません。
→ http://books.meblog.biz/article/2502374.html