2010年06月21日

◆ 大・漢字辞典

 5万字もの漢字をパソコンで使う方法。(無償) ──

 紙の辞典では、諸橋大漢和が有名だ。(5万字)
 電子辞典では、今昔文字鏡が有名だ。(16万字)
 いずれも有償で、かなりお金を払う必要がある。

 一方、ここで示すものは、無償である。
 (1)  花園明朝 (漢字フォント)
 (2)  FindUniCode (漢字検索ソフト)

 前者は、以前からあるもので、学術振興会や花園大学などの援助を受けて、漢字研究者の研究成果として出された。
 後者は、出たばかりの新しいソフトだ。

 いずれも無償なので、興味のある人は使うといいだろう。(特に、漢文に興味のある人には便利そう。)

 ──

 なお、具体的な字形をいっぺんに見るためには、下記のファイルを使うといい。 unicode の漢字をすべて一覧出力している。( MS-Word ファイル)
  → unicode の漢字一覧 ( zip 形式)

 これは十年以上前に、私が文字講堂で公開したファイルだ。フォントは「MS明朝」が指定されている。
 当時( Windows98 時代)では、あちこちに空欄(中黒)があった。だが、今では空欄はなくなり、ほぼすべてが漢字で埋められている。ただし、見ればわかるように、フォントが二種類まじっている。一つは MS明朝のフォント(大きめ)であり、もう一つは、汎用の unicode フォント( arial unicode MS )の字形(小さめ)だろう。(MS明朝を指定すると、MS明朝の字形がない部分は、unicode フォントが代替する。)

 この文書を開いて、「すべて選択」にしてから、字形を「花園明朝」に指定すると、すべての字形がそろっているのがわかる。すべての字形があるからだ。
 その意味で、 unicode の漢字をまともに実用的に使えるのは、「花園明朝」だけだとわかる。( Windows 環境で無償では。)



 [ 付記1 ]
 Adobe-Japan1-6 という規格がある。( 23058字 )
 それを満たす 小塚明朝 Pr6N R というフォントもある。これは Adobe の有償ソフトに付いているそうだ。
 なお、Mac のヒラギノというフォントは、2万字をちょっと越える程度。

 [ 付記2 ]
 XANO明朝という無償フォントもある。詳しくはネットで検索すればわかる。(使い道はほとんどないが、文字コードのマニアならば興味がありそう。)



 [ 参考 ]
 別の話題になるが、フォントのデザインを変えたいときのために、フリーフォントというものが提供されている。特に優れたものがあるわけではないが、ちょっと着目できるものもある。次のもの。

 (1) モトヤシーダ1
 細めのゴシック体、という感じ。ちょっと丸字っぽい。画面表示用にはなるかも。特に、拡大した場合には。(普通のゴシック体は、拡大すると、線が太くなりすぎるので。)

 (2) 手書き文字のフリーフォント(など)
 遊び半分ぐらいにはなる。丸字っぽい手書きふうの字体がたくさん。
 手書き以外もあるが。

 ──

 上記以外では、やはり、IPAex が傑出している。これもフリーだが、政府の公的な提供。
posted by 管理人 at 19:14| Comment(0) |  文字規格 | 更新情報をチェックする
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