お料理教室。初心者向け。
おいしいマリネをお手軽に作るコツ。それは、塩で揉むことだ。 ──
マリネというのは、漬け込みのサラダみたいなものだ。とてもおいしくて、しかも、お手軽に作れる。サラダだと、毎度毎度作る手間がかかるが、マリネならば、いっぺんに大量に作っておけば、あとは盛りつけるだけで済む。暇なときにいっぱい作っておけば、あとで料理の時間を減らすこともできる。しかも、栄養も十分で、値段も安い。いいことずくめ。
問題は、作るコツだ。お店のマリネはとてもおいしいが、素人が作ると、上手にできないこともある。そこで、コツを示す。
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今は新タマネギが出回っている。マリネを作るなら、新タマネギを使うのがベストだろう。普通のタマネギでもいいが、新タマネギだともっといい。ただし、コツがある。
普通の料理法だと、「野菜とハムなどを、マリネ液に漬ける」と書いてある。それはそれで間違いないが、ここで、コツがある。こうだ。
「なるべく薄くスライスしたタマネギに、塩をかけて、軽く揉む」
タマネギの2%ぐらいの分量の塩をかけて、手で揉む。タマネギが柔らかくなるまで。
このことで、刺激臭のある成分(目は涙が出るし、舌にはピリリと来る成分)を、タマネギの外に出す。また、舌触りを柔らかくする。
これだけだ。これによって、とてもおいしいマリネが簡単にできる。
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具材:
(1) タマネギ。(ついでに、スライスしたキュウリやスライスした大根もいい。これらも塩でちょっと揉んで、柔らかくするといいだろう。タマネギを2分間ほど揉んだあとで、キュウリや大根を入れて、1分間ぐらい揉んでもいい。なお、塩で揉んだあとは、塩を水できれいに洗い流す。)
(2) スライスしたハム。(スモークハムが最適。)他に、お好みで、茹でたシーフードなど。
(3) マリネ液。(基本的には手作りドレッシング。酢、砂糖、塩、胡椒類。これらを混合させる。別途、サラダオイルやゴマ油を追加する。)
以上のうち、料理と呼べるのは、スライスして、手で揉む部分だけだろう。あとはただ混ぜるだけだ。超お手軽。しかも、すごくおいしい。
( ※ なお、細かな手順などは、ここには記さない。ネットで「マリネの作り方」を検索すればわかる。)
[ 付記 ]
ただしマリネには、決定的な難点がある。それは美点そのものだ。
おいしすぎて、安くて、お手軽に作れるから、ついつい、食べ過ぎてしまう。マリネを食べ始めたら、食べ過ぎになって、ウェストが急に太くなってしまった。やばい。 (^^);
2010年06月15日
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