2010年05月16日

◆ iPad で電子投票

 iPad を電子投票の端末にするといいだろう。これによって電子投票のコストを大幅に下げることができる。(提案) ──

 電子投票はまだ実現していない。法案が成立していないからだ。
 ただし、そのうちいつか、電子投票は実現するだろう。問題は、導入コストだ。これまでは、専用の機器を使うことが前提で、購入コストは非常に高額だった。だが、iPad を電子投票の端末にすれば、コストを大幅に引き下げることができる。

 ──

 電子投票の機器は高額だ。「電子投票機などの初期導入費用は、区部の場合、約2億5800万円、市部の場合、約1億2200万円となっている」とのことだ。
  → 東京都の試算

 レンタルにすれば大幅に下がる、という試算もある。
  → レンタル方式で費用を60分の1に圧縮

 しかしレンタルの場合は、「機器をそれぞれの市町村で使い回す」ということが前提で、市町村の投票にしか使えない。国政選挙で全国一斉に大量の機器を使うときには、機器が足りなくなる。国政投票向けにレンタルを提供する業者はいない。また、いたとしても、とても高額になるので、保有する場合とコストは変わらない。(むしろレンタルの事務経費の分だけ、コストは上がる。)
 要するに、国政選挙では、機器は購入するしかない。

 ──

 ここで、高額の専用機器を購入するかわりに、iPad を購入すれば、コストを下げることができる。タッチパネル式だし、お年寄りでも使える。必要なのは、ソフトの開発だけだろう。

 なお、方式としては、次の方式が好ましい。
 「 iPad のデータを無線で直接オンラインに載せるのではない。(3Gの回線に直接結びつけるのではない。)かわりに、各投票所の集計機までを無線LANで結びつけて、集計機から先は、暗号化してオンラインに載せる」

 この場合、集計機は普通のパソコンだ。集計機と iPad は無線LANで結びつけられる。
 このようにすれば、コストを大幅に下げることが可能だろう。

 なお、3年ほど使ったあとは、払い下げて、中学校の教育用機器に使えばいい。そうすれば、無駄にならない。
( ※ 専用の電子投票機器は、教育用機器には転用できないから、無駄になる。4年間で 10回ぐらい使ったあとで、ゴミとなる。もったいない。)
posted by 管理人 at 16:21| Comment(0) | コンピュータ_02 | 更新情報をチェックする
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