2010年05月09日

◆ 公害拡大の放置

 ニューギニアで銅山の公害(鉱害)で、流域の森林に大規模な被害が起こっているという。これというのも、人々が炭酸ガスばかりに目を奪われ、公害に目を向けないからだ。 ──
  
 ニューギニア(パプアニューギニア)で銅山の公害(鉱害)が起こっているという。足尾鉱山・松尾鉱山と同様だが、はるかに大規模らしい。流域では 1600平方キロの森林が枯渇し、動物や魚などの生物は死に絶えてしまった。漁業資源や森林資源が奪われ、人々は富を失った。のみならず、健康にも害が出ているという。ひどいありさま。しかも、これに対する解決策はない。川の浚渫(しゅんせつ)には莫大なコストがかかるし、流域全体の浄化などはまったく不可能だ。銅山における利益を求めたあげく、はるかに大規模な損失が生じたという。(朝日新聞・朝刊 2010-05-09 )

 ──

 問題の解決は不可能なのだから、問題の発生を予防するしかない。そのためには、日本の公害の例などを、途上国に告知して教えるしかない。また、先進国が、途上国の各地を監視することも必要だ。
 ところが、現実には、先進国はこういう現状を放置してきた。あちこちの途上国で公害がひろがっているということは、これまでたびたび報道されてきたが、政府はまったく無視してきた。
 なぜ? 頭が「温暖化阻止」で凝り固まっているからだ。人々にしても、二酸化炭素に頭を占められたあげく、レジ袋有料化だの、エコキャップだの、馬鹿げたことに熱中してきた。そのせいで、森林破壊という環境問題はまったく無視してきた。

 二酸化炭素とか、温暖化阻止とか、そういう発想は、まさしく地球環境を破壊するのだ。「見るべきものへの注意を怠らせる」という形で。……洗脳の一種ですね。
 レジ袋有料化だの、エコキャップだのは、私は前に「エコ教」として批判してきた。
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 こういうエコ教に凝り固まった信者が多すぎるせいで、地球環境はどんどん破壊されていく。というか、地球環境がどんどん破壊されていく現状に、目を閉ざしてしまう。(宗教性ゆえの偏見。視野の狭さ。)
 
 地球を破壊するものは、二酸化炭素ではなく、エコ教なのだ。

 [ 付記 ]
 エコキャップでは、20円を得るために、1000円の送料(や労力)をかける。愚の骨頂。
 銅山の公害では、20億円の利益を得るために、1000億円の環境破壊をもたらす。
 どっちもそっくりだ。愚かさという点では、実によく似ている。

( ※ ただし、朝日というのは、奇妙な会社だ。前者については推進しているのに、後者については批判的だ。悪と善とが同居している。半分悪魔で、半分天使。)
posted by 管理人 at 07:33 | Comment(0) | エネルギー・環境1 | 更新情報をチェックする
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