中国の青梅で大地震があった。これは私が前に予測したこと(ハイチやチリのあとで、日本でも大地震が起こるかも、ということ)に、おおむね合致している。
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私は前に、次のように予測した。
「ハイチやチリに大地震が起こったならば、日本でも近いうちに大地震が起こってもおかしくない」( → 該当項目 )
現実には、次のようになった。
・ 2009年9月29日 サモア大地震
・ 2010年1月12日 ハイチ大地震
・ 2010年2月27日 チリ大地震
・ 2010年4月14日 青梅大地震
「日本で大地震」でなく「中国で大地震」となったが、これは、当たらずといえども遠からずだろう。もともと「日本で」とピンポイントで指摘したわけではなく、「太平洋の東側で起こったのなら、太平洋の西側でも起こるかも」という予想だから、そのくらいの範囲でなら、だいたい当たったことになる。
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さて。私の自慢をしたいわけじゃない。 (^^);
今回の地震から、次のように言えそうだ。
一連の大地震は、(東アジアでは)これで終わったかどうかは、判然としていない。次の二通りのシナリオが考えられる。
(1) 地殻のひずみの玉突きは、終わった。
(2) 地殻のひずみの玉突きは、まだ半分ぐらい残っている。
この二通りに応じて、次の二通りの結果が予想される。
(1) 地殻のひずみは解消したので、日本では大地震は当分起こらない。
(2) 地殻のひずみは残っているので、日本でも近く大地震が起こる。
わかりやすく言えば、「白か黒か」という極端な二者択一であり、中間的な灰色がない。
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さて。後者のケースは、次の例に似ている。
「ハイチでひずみのエネルギーが放出されたら、隣のチリではいっそうひずみが大きくなった」
このことが成立するのは、次のことによる。
「ハイチのプレートと、チリのプレートとは、同じではない」
→ プレートの地図
プレートが同じであれば、地震が起こることで、ひずみは解消される。だから、同じプレートの地域では、すぐには地震が起こりにくい。
プレートが隣り合っていれば、一方で地震が起こることで、ひずみは解消される。だが、他方では、ひずみはかえって増えそうだ。だから、隣のプレートの地域では、すぐにも地震が起こりやすい。(私の推論。)
ハイチとチリの場合は、これに当てはまりそうだ。
中国と日本の場合も、これに当てはまるだろう。とすると、近いうちに、日本でも大地震が起こるということは、十分に考えられる。(ハイチのあとでチリで起こったように。)
ハイチのあとでチリで起こるには、1カ月半かかった。とすると、日本でも、1カ月半後に、大地震が起こるかもしれない。つまり、6月半ばごろに。
ただし、ここでも、地理的には範囲は限定されない。日本で起こるかもしれないが、フィリピンやタイやスマトラなどで起こっても、おかしくはない。
とりあえず、そういう可能性があることを、ここで指摘しておこう。
( ※ 「絶対に地震が起こる」と予言しているわけではない。)
【 関連項目 】
→ 日本も地震?
2010年04月24日
過去ログ

1.プレート型地震(マグニチュード8クラスの巨大地震。巨大な津波をもたらす)
静岡沖から高知沖に続く長大なプレート境界を震源とするプレート型地震(東南海・南海地震)は、歴史的に一定の周期で起きています。太平洋側のプレートが日本列島の下に向けて潜り込む運動を続けているからです。
○1944年・1946年(高知沖と名古屋沖で2年ずれ)
○1854年(高知沖と静岡沖で数時間ずれ)
○1707年
○1605年
うち1944・1946年の地震はゆがみの解消が半端だったので(静岡あたりが残った)、2035年±10年位で次のプレート型地震が起こると予想されています。
2.活断層型地震(マグニチュード7クラスの直下型地震)
現在の日本は、前回のプレート型地震から50年以上が経過し、その後太平洋側から推されてきたプレートのゆがみがずいぶん蓄積しています。そのため2035年±10年位に起こるプレート型地震でゆがみが解消される(グランドフィナーレ)まで、蓄積されたゆがみが日本列島の乗っかっている側のプレートに複数のひび割れをもたらします。これが活断層型の直下型地震です。このゆがみの蓄積を原因とする一発目の地震が阪神淡路大震災といわれています。そして、このようなマグニチュード7クラスの地震が、グランドフィナーレまで日本の各地(おもに西日本側)のどこかで10回くらいは起こることは専門家の間では想定済みのことなのです。
地震の予想を数ヶ月くらいの幅で当てることは難しいですし、仮にたまたまそれが当たったとしても、そんな予想にどれほどの意味があるとも思えません。
普段、あれほど知的で鋭い論考をなさる南堂さんですから、この辺のこと(特に東南化・南海地震)はもっと研究してほしいと思います。ちなみに昔「震災列島」なるくだらない小説(なぜか不必要に娘を輪姦させ、大事な地震の話に全然インパクトを持たせられなかった駄作)がありましたが、この著者は、その作品の中で、この2035年前後の東南海・南海地震の時点で、時の首相が社会不安を利用して日本にハイパーインフレを起こし、累積した国の借金を紙切れにしてしまうという筋立てを盛り込んでいました。
南堂さんであれば、その辺も含めてどう考察されるでしょうか。その辺の記事をぜひ読みたいものです。
※以下は今回のコメントとは関係ありません。削除してもらって結構です。
(いつも経済に関する記事を愛読し、勉強させていただいています。私は現在、地方財政全般の業務に携わっている者ですが、南堂さんのおっしゃる「最初の一撃」こそ経済回復に必要ではないかと最近強く感じております。歳出抑制と将来の増税のみを職業的良心としている財務省や総務省の役人は、なんであれ巨大な財政出動を「ばらまき」といって嫌悪するようですが〔実際に彼らと接した人間としての実感です〕…)
私は地震の専門家じゃないし、そこまでは無理です。Wikipedia 程度の知識もないので。そもそも私は百科事典じゃないし。 (^^);