2010年03月15日

◆ クジャクの羽はなぜ華美か?

 クジャクの羽は、目玉模様があって、とても華美である。(オスの場合。)
 なぜそうなのか?

 ──
    ( ※ 本項の実際の掲載日は 2010-11-08 です。)

  
 クジャクの羽は、目玉模様があって、とても華美である。(オスの場合。)
   → 画像
 なぜそうなのか? 
 
 この件については、「メスの気を引くため」という説が有力だった。
 「羽根が華美であるほど、メスの気を引いてモテるので、繁殖で有利である。ゆえに、羽根が華美なオスが子孫を多く残した」

 という説だ。いわゆる性淘汰の概念である。(ダーウィンによる。)

 この説明は、たいていの進化論の本に書いてある。 Wikipedia の性淘汰クジャク の項にも書いてある。
( ※ なぜメスの気を引くか、という点については、諸説あるが。)

 ──

 しかし、ダーウィンの進化論を信じる人々にとっては残念なことに、この説は間違いであることが判明している。( Wikipedia には昔の間違った説が書いてある。)

 正しくは? メスは、交尾相手のオスを決めるとき、オスの羽根によって決めるのではなく、オスの声によって決める。声が長く続くオスほど、男性ホルモンが多く分泌され、かつ、メスにもてる。
 クジャクのメスが交尾相手のオスを選ぶポイントはきらびやかな飾り羽ではなく、鳴き声だったことが東京大大学院総合文化研究科の高橋麻理子特任研究員(28)らの研究で明らかになった。91年に英国の研究グループが発表した「飾り羽の目玉模様の数が多いオスほどもてる」とする説が定説となっていたが、これを覆す結果だ。
 クジャクはつがいでは行動せず、繁殖期になるとメスが気に入ったオスを選んで交尾する。オスは鳴き声を上げたり、飾り羽を広げて揺すったりしてメスの気を引くが、実際に交尾できるオスは20%以下で、少数のもてるオスがメスを独占する傾向がある。
 飾り羽の長さや左右対称性、羽を揺する頻度や強さ、オスの縄張りの広さや位置などと交尾行動との相関を調べたが、全く無関係だった。
 「ケオーン」「カー」の音節が5回以上続くオスが高い確率で交尾に成功していることが分かった。また、5音節以上連続して鳴くオスほど、男性ホルモンのテストステロン濃度が高かった。
( → 毎日新聞 2004年9月25日 の転載
 ──

 さて。その一方で、オスがメスと交尾する際には、羽をひろげて目玉模様を誇示すること(ディスプレイ)が知られている。このことが性淘汰という概念をもたらした。(勘違いではあったが。)

 では、ディスプレイという行為は、何のためにあるのか? 
 また、交尾が羽根とは関係がないとしたら、オスの華美な羽根は何のためにあるのか? 話はまた最初に戻ってしまったことになる。

 ──

 ここで、論理的に考えよう。次のことはすでに判明した事実だ。
  ・ オスの羽根は華美である
  ・ オスの羽根は交尾のためには有利ではない。


 この二点から、論理的に、次のことが結論される。
 「オスの羽根は、交尾のためには有利ではないが、生物的には有利である」


 ここで、「交尾のため」とは、「繁殖のため」ということであり、「子供を生むため」ということだ。
 そして、オスの羽根が交尾のために有利ではないとしたら、子供以外のため(子供を生む親の世代のため)に有利であることになる。つまり、「生存のため」に有利であることになる。

 しかしながら、羽根が華美であることは、オス自身にとっては有利であるはずがない。保護色とは反対に目立つので、捕食されやすいからだ。
 
 以上をまとめると、次のようになる。
  ・ オスの羽根は、子孫を多く生むためではない。
  ・ オスの羽根は、子の親の生存にとって有利である。
  ・ オスの羽根は、オス自身にとっては有利ではない。

 この三点から得られる結論は、論理的には、次のことでしかありえない。
 「オスの羽根は、子の母親の生存にとって有利である」


 ──

 では、これは、いったい何を意味するのか? 
 子の母親とは、オスにとっては妻(つがいの相手)である。
 しかしながら、クジャクはつがいで行動しないそうだ。(上記の記事による。)

 ここで、クジャクがつがいで行動するのであれば、
 「オスがメスの身を守るために、自らが犠牲になる」

 という説が成立する。(「身代わり説」と名付けてもよい。)
 このことは、オスの体色が派手であるオシドリでは成立するだろう。オシドリはつがいがとても仲良しだからだ。
     【 加筆 】 (2017-05-05)
     これを裏付ける話もある。朝日新聞のコラムに掲載された。
     他の雄が近づこうとでもすれば、必死になって追い払い、猛禽類(もうきんるい)が空を舞えば、尾羽を打ち震わせ、自分が手負いであるかのようなふりをして、雌を敵の目からそらす。
    ( → 福岡伸一のコラム:朝日新聞 2017-05-04

     このことはまさしく「オスの自己犠牲」を意味する。

 では、クジャクはどうか? 残念ながら、クジャクは、つがいでは行動しないそうだ。オスが派手であることがメスにとって有利である、というシナリオは、成立しがたい。
 では、何が理由なのか? 

 ──

 ここで、面白い説がある。紹介しよう。
 孔雀のオスは長い年月をかけてよりド派手に進化してきました。(みんなが派手になったら同じことなのに)
 かわいそうにメスにもてたいばっかりに、限度を越えて羽を長くしたり大きくなった孔雀のオスは、鳥のくせに飛べない身体になってしまったのです。
 飛べないし、動きはにぶいし、おまけに、どこにいても見つけられてしまうほど派手な身体になってしまった孔雀のオスは、天敵からしてみれば、チョロイかもです。
 逃げられない、隠れられない! 
 あーあ、メスにもてるための進化は肝心な生命のリスクを増大させてしまったのです。
 おまえに喜んでもらえるなら命なんていらない!
 孔雀のメスのねらいは、ここだったのかもしれません。
( → エコブログ
 面白おかしく書いてあるが、なかなか慧眼だ。特に、「オスは飛べない」という点に着目したのは素晴らしい。
 この点に着目して、あらためて考え直そう。
 
 ──

 性淘汰説に従えば、「華美な羽根は子孫を残すのに有利」ということだ。しかし、「飛べなくなる」という犠牲を払うほどだとは思えない。「子孫を少し増やすために自分が死んでしまう」というのでは、どう考えても割に合わない。

 ここで、発想を逆転することができる。オスが華美な羽根を持つのは、それが生存に有利だからではなく、生存に不利だからである。ではなぜ生存に不利を取るようになったかと言えば、オスが犠牲になることでメスが生きることができるようにしたからだ。
 この場合、オスが不利になればなるほど、メスは有利になる。だから、メスは地味になり、オスは派手になる。オスが派手になればなるほど、メスは地味になる。こうしてメスの生存率が高まり、子孫の生存率が高まる。

 そして、ここで大切なのは、「子孫の数を増やすこと」ではなく、「系統が途絶えない(存続する)ようにすること」なのだ。
  → 利全主義と系統 (生命の本質) (「系統の存続」の話)

 クジャクはあえてつがいで行動する必要はない。クジャクのオスはもともと飛べないのだから、どうしたって遠く離れ去ることはできない。メスの近辺でうろちょろしていれば、たとえそばにいなくても、派手なオスばかりが遠くから目立つ。地味なメスは目立たない。捕食者が寄せたら、オスばかりが犠牲になる。こうしてメスと子供は生存し続けることができる。

 では、オスが食い殺されたら? ここで、つがいがない、ということが有利になる。メスはいくらでもオスを取り替えることができるのだ。オスが死んだからといって、未亡人になるわけではない。かわりのオスはいくらでもいる。そのオスがそばでうろちょろしていてくれればいい。
 
 ──

 というわけで、オスはメスの身代わりになるためにいるのだ。(身代わり説)
  ・ オスが派手なのは、有利だからではなく、不利だからである。
  ・ オスが派手なのは、自分を犠牲にして、妻と子を守るためである。
  ・ オスが派手なのは、子孫を増やすためではなく、系統を存続させるためである。
  ・ オスは飛べないが、不利であることが大切なのだから、飛べない方がいい。


 こうして、統一的に説明された。
( ※ オスが派手なのは、メスを守るためというよりは、のろまな未熟な子を守るためかもしれない。そう考えた方が、論理としては合理的だ。)

 ──
 
 なお、クジャクのオスがやたらと高い声で鳴くことも、同様にして説明される。それは、生存に有利だからではなく、生存に不利だからだ。体が派手なのも、声が大きいのも、生存に不利だからだ。オスが生存に不利であればあるほど、メスが生存に有利となる。それがクジャクにおける原理だ。

( ※ このことは、一般の鳥類には、成立しない。一般の鳥類は、空を飛べるからだ。しかしキジ類は、あまり空を飛ぶ能力がない。短距離は飛べても、長距離は飛べない。地上から樹上に逃げるのが主たる目的であり、遠くの方に飛ぶことははそもそも無理だ。だからこそ、いざというときには、メスを逃がすために、オスが捕食者の気を引く。オスもせっせと逃げるが、少なくとも、捕食者は、メスと子とを襲うことはない。)
( ※ 比喩的に言おう。人間で、夫と妻と子供が旅をしている。そこに強力な強盗が現れた。このままでは三人とも見つかって殺されてしまう。では、どうするか? 夫は自ら姿を現して、「おれは小判を持っているぞ。つかまえたければつかまえてみろ!」と叫んで、逃げ出した。強盗は夫の小判をめざして、必死に追いかけた。そのあと、妻と子供はひそかに逃げ出した。夫はつかまるかもしれないし、つかまらないかもしれない。しかし少なくとも、妻と子供を守ることには成功した。……このように勇敢な夫のいる系統は存続したが、妻子と隠れる臆病な夫のいる系統はあっさり断絶した。)







 [ 付記1 ]
 この説が完全に正しいかどうかは、私としても自信はない。話があまりにもうますぎるし、技巧的すぎるような気もする。
 とはいえ、性淘汰説という矛盾に満ちた説よりは、はるかに適切だろう。その意味で、この説(身代わり説)を、本項で示しておこう。
 
 [ 付記2 ]
 交尾のときのディスプレイは、何のためにあるのか? 
 メスに選んでもらうためというよりは、「交尾したい」という意思を示すためだろう。つまり、最低資格の提示だ。(その資格をもたないものは排除される。一次試験みたいなものだ。)
 その後、二次試験があり、そこでは声の長さによって合否が決まる。
 だいたい、クジャクの羽なんて、どのオスだってたいして違いはないのだから、鳥のメスがその違いが見分けられるとは思えない。鳥はそれほど賢いはずがない。(たぶん。)
 


 【 後日記 】 ( 2011-04-04 )
 全く別のアイデアもある。次の通り。
 「クジャクの羽根は、まずい。まずいことを教えるために、わざと目立たせる」


 詳しくは次の通り。
  ・ 哺乳類は鳥の羽を食べることがある。( → 検索
  ・ 鳥の羽がまずければ、目立たせることで、かえって捕食されない。
  ・ クジャクの羽は、まずい可能性がある。
   (絢爛豪華な色で、目玉模様だから、特殊な成分がありそうだ。)


 クジャクの羽を食べると美味しいか不味いかなんて、誰も考えたことがないだろうから、調べたこともないのだろう。そもそも、人間は鳥の羽を食べない。
 しかし、哺乳類は、鳥の羽を食べることがある。ナイフとフォークを持っていないのだから、がぶりと食べたときに、羽もいっしょに食べてしまいそうだ。そのとき、「まずいな、ペッ」と吐き出せば、以後は二度と食べたがらないだろう。
 そうでなくても、あんなに派手な目玉模様の羽をしていると、まずそうで、気持ち悪いから、食べる気が失せる。

 一般に、昆虫類や魚類でも、派手な色彩をした生物は、有毒成分を持つことが多い。有毒成分を持つ生物は、目立てば目立つほど、捕食されないのだ。これと同じことがクジャクでも成立する、……と考えられそうだ。
 ま、「昆虫類や魚類でも、派手な色彩をした生物は、セックスアピールのためだ」と考える進化論学者が多いのだろうが、私はそうは考えない。「まずいからだ」「有毒だからだ」と考える方が合理的だ。
 クジャクの羽の成分を調べると、あっさり解決する可能性がある。あるいは、鳥の羽を食べてしまう犬などに、クジャクの羽を与えて、食べるかどうか調べてもいい。

( ※ あとで調べたところ、それが正しいらしいという情報が見つかった。「peacock poisonous」で検索するとわかる。クジャクそのものが有毒物を作るわけではないが、有毒の植物をクジャクだけが食べる。そのせいでクジャクだけは体内に有毒物を含むようになるらしい。特に、オスだけがそうであるらしい。どの種がどの地域で、という情報までは見つからなかったが。……というわけで、「確実だ」とまでは証明されていないが、一応ながら有力な情報が見つかったことになる。)



 【 参考 】(2014/08/30)
 次のコメントが寄せられた。
 繁殖期の4月から6月に最も美しい羽模様になり、7月には抜け落ち初めて11月には全部なくなるんですよね。 やはり性淘汰が有力なのでは?

 なるほど。それもごもっとも。
 ただし……
 性淘汰だけならば、メスに好まれることだけでいいので、単に「色が派手である」ぐらいで済むはずです。(他の鳥と同様。)
 ところが現実には、飛ぶのに不便なほど羽根が巨大化して、余計な付属物まで付いているので、生存のためには圧倒的に不利になっています。

 進化論ふうに言うならば、
   誕生数 × 生存率

 が重要です。ここで、過剰に派手な羽根は、(性淘汰によって)誕生数を増やす効果がありますが、(自然淘汰によって)生存率を下げる効果があります。となると、いくら性淘汰で有利でも、過剰な装飾の羽根のせいで生存率が下がって、その子孫は絶滅しやすいはずです。

 結局、性淘汰説では、「機能に影響しない範囲で派手なデザインであること」を説明しますが、「機能に大幅に悪影響を及ぼすほど派手なデザインであること」を説明しません。
 性淘汰では、「クジャクの雄の羽根が派手であること」までは説明できますが、「あれほどにも過剰に装飾過多であること」については説明できません。何しろ、まともに飛べないほどなんだから。(動画を参照。)

 あと、不思議なことに、メスへの求愛ではなくて、オス同士で羽根をひろげることもあります。意味わからないですよね。
  → https://www.youtube.com/watch?v=lrg9mNMz0o8

 もしかしたら、複数の要因が絡んでいる複合要因かもしれません。つまり、性淘汰の要因も一部に含まれるが、それ以外に、「生存に不利なほど過剰に装飾がなされること」の原因がありそうです。それを本項のアイデアが説明しそうです。
( ※ 例。交尾中に外敵が襲ったときに、オスが食われてしまえば、メスは逃げることができる。オスが生存に不利であればあるほど、オスとメスの全体では子孫を残しやすい。)



 【 関連サイト 】

  → クジャクの声の研究
posted by 管理人 at 21:33| Comment(14) | 生物・進化 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
クジャクが羽をひろげるのは、別にメスがいるときに限らない。勝手にときどき羽をひろげる。
 その報告。

 → http://portal.nifty.com/2011/06/17/c/
Posted by 管理人 at 2011年06月19日 16:12
記事を読ませていただきました。大変興味深かったです。
記事を読んで疑問に思ったのですが、この「身代わり説」だと結局、より華美な雄から死んでいく、ということになりませんか?華美な雄から死んでいって、結局長生きして、より交尾することのできるのは地味な雄であるように思えるのですが。。
Posted by sana at 2011年08月22日 00:13
オス同士で競合するんじゃなくて、オスとメスで競合するんです。オスがいっぱいいるところを獣が襲うわけじゃないので。

 地味なオスが生き残れば、そのときはメスと子供が死んでしまうので、オスだけ生き残っても、子孫を残せません。
Posted by 管理人 at 2011年08月22日 00:17
派手な雄のほうが犠牲となる確立が高いのなら、結果として地味な雄のほうが数が多くなりますよね。
それなら、
クジャクはどんどん派手になっていったということと矛盾していませんか?
(仮に派手な雄と地味な雄がいて、派手な雄の方が交尾の成功率が高いとしても、
交尾は一生に一回だけではないので、必然的に地味な雄が増えるはず。)
Posted by 通りがかり at 2012年06月08日 16:56
一つ前のコメント( 2011年08月22日)を読めばわかります。
Posted by 管理人 at 2012年06月08日 17:44
孔雀は飛べますよ。
http://youtu.be/h0Gr_0cHlpM
Posted by 884 at 2013年02月20日 03:37
本文中にも書いてあります。引用すると:
 「キジ類は、あまり空を飛ぶ能力がない。短距離は飛べても、長距離は飛べない。地上から樹上に逃げるのが主たる目的であり、遠くの方に飛ぶことははそもそも無理だ。」

 動画は、上から下へ滑空するだけですが、実際には、下か上へと飛んで、数十メートルの距離を飛ぶことができます。(高さは数メートル)
 ただし大空を飛ぶことはできません。せいぜい数メートルの高さで数秒間。

 本文中で「飛べない」というのは、「大空を飛べない」という意味です。
Posted by 管理人 at 2013年02月20日 06:38
一年(一繁殖期)で雄が死ぬのであれば
その理論は大いにありうると思うのですが
私は、多数回の繁殖期を雄が送るのであれば
雌を逃がすために派手になることより
地味になり生存率を高め多数回の繁殖期に
参加した方が効率がいいのではないのかと
思います。
Posted by 通りすがり at 2013年05月11日 21:05
オスの生存率を高めるためにはそうでしょうけど、子の生存率を高めるためにはそうではないでしょう。
 どっちの生存率を高めるかを考えてください。

 父親が生き延びることを優先する集団と、子が生き延びることを優先する集団とでは、どちらが多く子孫を残すでしょうか? 

 なお、オスが死んでも、大丈夫。メスは別のオスと繁殖できます。メスが減ると子の数が減りますが、オスが減っても子の数は減りません。オスはいくらでも浮気できますから。
 オスの立場から考えているだけだと、全体としての子孫の増減を理解できなくなります。
Posted by 管理人 at 2013年05月11日 23:20
レスポンス有難うございます。
古い記事でしたが、大変興味深い記事でしたのでコメントしました。

当然、後者の方が子供の生存率は高いと考えられます。しかし、雄自身が残す遺伝子の量としてはどうでしょうか?という意味です。

正直、クジャクの生態について深く把握せずにコメントするという大変無礼な行為ではありますがつけ加えてコメントします。私はクジャクに繁殖期があるかどうかは知りません。しかし、あるのであれば単純に考えて派手になり生存率を下げることで迎えられる繁殖期の回数を少なくするより、地味になり生存率をあげ多くの繁殖期を迎える方が残っていく遺伝子は多いのではないかということです。当然そうなれば、クジャクは地味な雄のみになっていくはずです。だからといってじゃあ、何のために派手なのかという問に大した対案は持っていません。
Posted by 通りすがり at 2013年05月11日 23:31
しつこく、コメントしてすみません。

なおの後を読んでいませんでした。

雄の派手さは遺伝的であるという前提ですが
雌としても将来、自分の息子が派手になることで
生存率を下げる可能性があるという、選択をしないはずです。セックスアピールとして有効でなくとも例えば、羽が大きいことで多くの縄張りを確保できる、他の雄との競争に有利である、雌に対して自分の位置を知らせるなど色々な効果が考えられます。
Posted by 通りすがり at 2013年05月11日 23:45
オスは、地味な方が、繁殖機会が増えるので、産まれる子供の数は増えるでしょう。
 しかし、捕食者は、オスを食うかわりに、子を食ってしまいます。すると、生まれた子の数は増えても、子が育って孫を産むことのできる数は、減ってしまいます。
 次世代の誕生数だけを考えるなら、地味な方が有利ですが、次世代の成熟数(≒出産数)(つまり次々世代の誕生数)を考えると、派手な方がたくさんの次々世代を残せる、というのが、本項の趣旨です。

 次世代の誕生数だけを考えていては駄目だ、という趣旨。生みっぱなし(つまり愛がない)では子孫が残らない、という趣旨。
 「利全主義」の発想に似ているので、「利全主義」とか「進化 愛」とかの用語で検索してみてください。

> 自分の息子が派手になることで 生存率を下げる

 自分の生存率は下がってもいいんです。子の生存率(正しくは成熟するまでの生存率)が高まれば、遺伝子や子孫は増えます。
 逆に、自分だけの生存率を高めれば、子孫の生存率が下がるので、かえって遺伝子は減ってしまうし、子孫は途絶えることになりがちです。
Posted by 管理人 at 2013年05月11日 23:48
繁殖期の4月から6月に最も美しい羽模様になり、7月には抜け落ち初めて11月には全部なくなるんですよね。
やはり性淘汰が有力なのでは?
Posted by ms at 2014年08月30日 17:29
↑ なるほど、ごもっとも。ただし……

 という話を、 【 参考 】 として、
 本文の最後に記しておきました。
Posted by 管理人 at 2014年08月30日 18:00
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