※ 後半に 【 後日記 】 があります。
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( ※ 本項の実際の掲載日は 2010-02-28 です。)
地震が連発するのは、偶然かもしれないが、関係があるとも思える。ハイチで地震が起これば、地殻の歪みが変わるので、それが近辺の地域の歪み方にも影響する。地球規模で言えば、ハイチとチリとはそんなに離れていないから、影響した可能性もある。
2009年9月29日には、南太平洋のサモア諸島付近でマグニチュード8の地震が発生した。これが起点となって、
サモア → ハイチ → チリ
というふうに連発したのかもしれない。これが逆方向にも影響するから、
サモア
↓
日本
というふうに影響が生じたとしても、不思議ではない。特に、中南米で大地震が連発したとなると、日本ではいっそう地殻の歪みがたまっているはずだ。近いうちに、大地震が起こっても、不思議ではない。
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起こるとしたら? 静岡か、関東か。そのあたりが危なそうだ。今のうちに地震対策をきっちりとしておこう。
特に、パソコンのデータが大切だ。大切なデータは、壊れやすいハードディスクだけでなく、USBメモリのような固定ディスクにバックアップを取るといい。また、CD-R ,DVD などの媒体に入れてもいい。また、ネット上のストレージサービスを利用してもいい。とにかく、バックアップが大切。あと、パソコンの補強器具なども。
そしてまた、何より大切なのは、家具などを固定することだ。また、家の震災対策も大切だ。重たい本などはさっさと Bookoff にでも売却した方がいいかも。
【 関連項目 】
本項の続編は、下記項目にあります。
→ 中国(青梅)の地震 (2010年4月)
【 後日記 】( 2018-05-30)
「近いうちに地震が起こるかも」
と予想した本項から1年後に、東日本大震災が起こった。(予想の的中。)
この予想については、はてなブックマークでは「非科学的だ」という批判が多く寄せられた。( URL は 旧みぶろぐ)
→ はてなブックマーク
ところが、調べてみると、非科学的ということはなく、科学的に検証した人がいた。地震の事後ではあるが。
NHK の MEGAQUAKE という番組( 2012年 )では、「地球規模で巨大地震は連鎖する」という話が報道されていた。私はその番組を録画してあるが、その番組をここに掲載することはできないので、ネット情報を以下に転載する。
金森博雄名誉教授(カリフォルニア工科大学)は、巨大地震は集中して起きる時期があると指摘している。過去に起きた巨大地震の発生した場所を発生した年の順に並べると、1950〜60年代に集中し、40年程間をあけて2000年代から再び相次いでいる。(データ:アメリカ地質調査所)
( → NHKスペシャル|THE NEXT MEGAQUAKE 巨大地震「大変動期」|2013/04/06(土)15:55放送|NHK総合|TVでた蔵 [日付は左記の通りだが、実際の報道の初出は 2012年4月1日である。番組名は「MEGAQUAKE U 第1回 ] )
ここでは、次のことが示されていた。
超巨大地震は、地球規模で連発する時期がある。過去百年では、1950〜60年代にその時期があり、次いで、東日本大震災のころの時期があった。これは統計的には偶然ではありえない。
要するに、番組内で教授が述べていたように、「地球は一つのものであって、各地はたがいに関連している」のである。各地がバラバラで(無関係に・独立的に)地震を起こす、というわけではないのだ。
その意味で、本項の最初の指摘は、非科学的であるどころか、科学的であったことになる。
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ついでに、オマケの話。
表面波のレベルでは、一地域の地震の震動が世界各地に波及する。
その震動は、各地のアスペリティに影響する。
アスペリティとは、地殻と内部とが固くくっついている領域だ。ここがときどき(地殻のズレに耐えきれなくなって)一挙にズレを消す反動を起こす。この反動が地震となる。
東日本大震災では、微小地震が起こらない空白域があった。「ここは地震が起こりにくい地域だな」と推定されたが、事実は正反対だった。そこは巨大なアスペリティだったのだ。ここは地球内部と固くくっついていたので、普段は微小地震を起こさなかった。微小地震の空白となる時期がずっと続いていた。しかしその間も、ズレ(ひずみ)は、ずっと溜まっていたのだ。微小地震が起こらなかったということは、それだけズレが蓄積していたということだ。だから、あるとき突発的に、その巨大なアスペリティでずれを解消する大きな反動が起こった。それが東日本大震災だったのだ。
このことを教訓とすれば、微小地震が起こらない空白域こそ、やがて来る巨大地震の震源地である。そして、そこで巨大地震が起こったとき、周辺での中小のアスペリティでも連動しての地震が発生する。かくて、(大きめの)地震が連発的に発生する。ここでは、単発の地震があるのではなく、巨大地震のあとに群発する大地震がいくつも続いたことになる。……それが東日本大震災の正体だった。
そして、ここでは、各地のアスペリティが次々と大地震を引き起こしたので、逸れまで考えられていた「地震のプレートの小領域」の範囲を超えて、いくつもの「地震のプレートの小領域」で連発的に大地震が発生した。(今回は6つの領域で連発的に発生した。)
ここでは、「それぞれのプレーとは独立して、無関係だ」というような説は成立しないのだ。
東日本大震災では、それまでの地震学の常識がすべて覆された……という地震学者の反省が述べられていた。そして、その反省の一部には、本項の話を無視していたことも、含まれるかもしれない。かもね。
( ※ 少なくとも、はてなブックマークで批判した人はね。)
※ なお、「微小地震が起こらない空白域こそ、あとで巨大地震が起こりやすい」という話は、前に別項で論じた。原理の話。
→ 地震の確率?(べき分布): Open ブログ

東日本大地震が起こったので、本項の予想が当たっことになるが、これが NHK の番組の話と共通する、ということなど。