2010年02月21日

◆ ホメオパシーの有益性

 ホメオパシーは現代医学よりも有益か? 「否」と答える人が多いだろう。
 しかし、ホメオパシーが正しく、現代医学が間違っている、という例はある。それも、非常に大きな頻度で。 ──

 本項では「ホメオパシーは有益だ」と述べるわけではない。その裏返しの形で、「現代医学の方がもっとひどいこともある」いうふうに示す。つまり、ホメオパシーに対比して、現代医学を批判する。
 別に、ホメオパシーを擁護しているわけではない。あっちも斬るが、こっちも斬る、という形で、現代医学を斬るわけだ。誤解しないでほしい。

 ──

 現代医学が間違っている、という例は、先に示した。
  → 傷口は消毒するな
 つまり、傷口は単に清潔に洗浄するだけでよく、消毒薬は有害無益である。にもかかわらず現代の医学では、有害無益な消毒薬を使用するという方針がまかり通っている。特に、ハイチ地震では、傷口に消毒薬をつける、という方針が取られている。
  → http://www.msf.or.jp/news/2010/02/2310.php
  → http://www.msf.or.jp/news/2010/02/2292.php
  → http://www.jiji.com/jc/v?p=new-special-haiti2004

 上の最後のリンクには、次の一文がある。
 消毒のため傷口を洗うと、若い女性患者は激しい痛みで耳をふさぎたくなるような叫び声を上げ続けた。
 こんなことをやってはいけないのだ。もちろん、アルコールを付けるのも駄目だし、オキシフルも駄目だし、ヨーチンやイソジンなんてもってのほかだ。やるとしたら、ごくわずかな塩素が入っている(雑菌を殺菌した)水を使って洗浄する、ということぐらいだ。なのに、現代医学は、やってはいけないことをやっている。

 ──

 一方、ホメオパシーはどうか? 当然、次のような措置を取る。
 「何の医療成分もない軟膏やジェルを傷口に付ける」
 ここでは、何の医療成分もないものを使い、かつ、傷口をカバーする。実は、これが最適な処置だ。
 この際、ホメオパシーの業者は、「素晴らしい効果のあるものが含まれています」と語って、高額販売をするのだから、それは明らかに詐欺である。しかし、詐欺ではあるが、治療としては最善の治療をしていることになる。
 一方、傷口に消毒薬を塗りつけるなんて、傷の治癒を遅らせる。それは治療としては、(最悪ではないにせよ)逆効果のことをやっている。

 以上の意味で、ホメオパシーが正しく、現代医学が間違っている、という例はあるのだ。……それも、非常に多くの頻度で。外傷というのは非常に多くの頻度で起こるからだ。誰だって何度も外傷を負ったことがあるはずだ。
( ※ 実を言うと私も三日前、指の表面をちょっと切ってしまった。血は出なかったが。で、その措置は、消毒せずに、テープを貼っただけだ。 → 刃物の傷口をふさぐには

 ──

 現代医学が間違っている例は、他にもある。それは、豚インフルエンザだ。
 豚インフルエンザの場合は、何もしないのが正しく、大騒ぎするのは有害なだけだ。とすれば、昨年の春から冬にかけて、大騒ぎしていたのは、まったく有害なことだった。あの時期、ホメオパシーを信じている人々は、あえて感染しようとしたこともあったようだが、その方がよほどマシだった。
 また、冬になってから、やたらとタミフルや解熱剤を飲んだ人もいるようだが、そんなことをするより、ホメオパシーのデンプン玉でも飲んで寝ていた方がよかった、という例もあるだろう。(少なくとも、解熱剤をもらって、インフルエンザ脳症になるよりは、よほどマシだ。また、タミフルで異常行動を起こして、自殺するハメになるよりマシだ。)
 
 ホメオパシーというものは、まったく効果がない商品を使うことが多い。そして、それゆえ、現代医学よりもマシであることは、ときどきある。というのは、現代医学というのは、大間違いをすることが、ときたまあるからだ。
 特に、食事療法の点では、現代医学はしばしば方針を変えてきた。コルステロールがどうのこうのとか、リノール酸がどうのこうのとか、現代医学の語ることは、数十年の歴史のなかで、話がコロリと変わることが結構あった。今はポリフェノールが有益だという話が出回っているが、これだって、数十年もたてば、どうなることやら。「ワインにはポリフェノールが入っていて有益だから、ワインをどんどん飲もう」なんて考えていると、アル中みたいになって、かえって有害になる、ということは、十分に考えられる。また、「カフェインはアルツハイマー病の予防に有益だ」なんていう説を信じていると、「頭の使いすぎで疲労して、かえってボケが進む」ということだって考えられる。
 現代医学なんてものは、あまり当てにならないのである。その点、ホメオパシーならば、毒にも薬にもならない処置が結構あるから、現代医学よりもマシだ、ということは、ときたま起こる。

 ホメオパシーは、商業的には、詐欺である。しかし医学的には、毒にも薬にもならないのが普通だ。
 一方、現代医学は、しばしば大間違いをやらかす。特に、豚インフルエンザでは、大騒ぎという大間違いをやらかした。そのあげく、日本の人口に匹敵するワクチンを無駄遣いする、という大損失をもたらした。その損失の額たるや、ホメオパシーの被害総額を、はるかに上回るだろう。ホメオパシーの業者は、私の財布からは金を1円も奪っていないが、現代医学は、豚インフルエンザのワクチンを大量に無駄にするという形で、国民一人あたり千円ぐらいの損失をもたらした。
 現代医学を盲信する人々が、いかに国民にとって有害か、よくわかる。そしてまた、ハイチで消毒薬を塗られて悲鳴を上げている負傷者も、現代医学の被害者に含まれる。

 現代医学とは、正しい医学のことではない。百年後の医学水準からすれば、間違いだらけの愚劣な医学のことなのだ。
 そして、そのような誤謬を理解する謙虚な医者は、「名医」として尊敬されるだろう。(たとえば Dr.コトー)
 一方、「現代医学は正しいのだ、おれの言うことは正しいのだ」と威張り散らす人々(たとえばタミフルやワクチンの必要性を唱えた人々)は、ホメオパシーの業者よりもはるかに悪質なのである(∵ 金額の差)。また、無知の度合いで言えば、どっちもどっちだ。
( ※ 無知の度合いで言えば、ホメオパシーの業者の方が利口だとも言える。というのは、ホメオパシーの業者は、ホメオパシーなんかちっとも信じていないからだ。彼らはホメオパシーの商品を自分で買ったりはしない。それだけ賢明だ。一方、タミフルやワクチンの必要性を唱えた人々は、自分でもタミフルやワクチンを使ったのだから、どうしようもない阿呆だ。どうせなら、国民に勧めるだけにして、自分では使わなければいいのに。実際、外国のタミフル会社やワクチン会社は、そうしている。ロシュやグラクソ社は、カモである日本に大量に売りつけるばかりで、自分たちではタミフルやワクチンをほとんど使わない。これが利口のやることだ。日本人はカモばかりかな。)
 
 結論。

 馬鹿ぞろいの現代医学の医者たちよりは、ホメオパシーで詐欺をする業者の方が、よほど利口である。
 本当に信頼できる医者は、「傷口は消毒するな」「豚インフルエンザは怖くない」と述べた医者だけだ。……そう述べた医者は、日本にはほとんどいない。(外国にはいっぱいいるが、日本は医療後進国。)



 [ 付記 ]
 現代医学が間違っている、という例を示す。ハイチ地震の際の現地報道で、次の報道だ。
 擦りむいた部分は化膿し、虫がたかっていた。「地震から4日たつのにアルコール消毒一つしてもらえない。とても痛い」と、つらそうに寝返りを打った。
( → 毎日新聞
 放置して化膿させるという間違った方針が取られている。ここでは、次のことが原則となっているからだ。
 応急手当では、医療従事者でない限り、薬を使って傷の消毒をすることは禁じられている。
( → 引用元
 このように、「消毒薬を使うべきであり、それを使っていいのは医者だけだ」という原則がある。そのせいで、上記のように悲惨な結果となる。
 正しい方針は? こうだ。
 「素人は、何もしないのではなく、応急手当をする。その際、消毒薬でなく、清潔な水を使う。洗浄のあとで、テープなどで傷口をふさぐ」

( → 地震と応急治療
 
 ハイチにおいて、正しい方針が示されたなら、どれほどの負傷者が救われたことか。現代医学が間違った方針を取ることで、悲惨な目に遭う人々は多い。それというのも、現代医学(というより大方の医師)が、ホメオパシーに負けず劣らず、トンデモふうの無知であるからだ。



 【 関連サイト 】
 まともな医者の例。
  → 術後の縫合創を消毒するのは無駄
  → 手術後に傷をガーゼで覆う必要はあるのか?
posted by 管理人 at 21:16| Comment(0) | 医学・薬学 | 更新情報をチェックする
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