急に腰痛になってしまった。ちょっとね。……だが、腹筋運動をすることで解決した。腰痛対策は腹筋の強化だ。 ──
机仕事で腰痛になったという話をよく聞くが、私は他人事だと思っていた。ところが突然、ちょっと腰痛になってしまった。
変だな? と思ってよく考えた。思い出すと、その直前に、ダンベルで背筋運動をしていた。それが理由だろうと推定した。そこで、背筋とは逆に腹筋運動をしたところ、腰痛は解決した。
──
どういうことかというと……
腰痛というのは、背骨の腹のあたり(背骨の下半分)が、前の方に出る感じで、全体的に S 字状になっている。本来ならば | となるはずなのに、腹の方に出っぱる感じだ。そのせいで、背骨が歪む。
椅子に寝そべっていればいいのに、正しい姿勢になろうとして状態を直立させていると、背骨が腹の方に出てしまうわけだ。
そんなことは今までなかったのに、どうしてかな? と思ったら、直前に、背筋運動をして、背筋力を高めていた。そのせいで、背中の側が引っ張られていたわけだ。結果として、姿勢は正しくなったが、腰痛になってしまった。(生まれて初めてかも。)
そこで、背筋力の強さにバランスを取るために、腹筋運動をした。するとたちまち、腰痛は解決した。痛みは急減し、三日でほぼ全快。一週間たっても再発なし。完全治癒。めでたし、めでたし。
というわけで、読者のためにも、役立ちそうな情報だ。
──
ただし、注意。これは、急性で軽度の腰痛になった人の場合だ。慢性的に重い腰痛症になっている人向けではない。
急性で軽度の腰痛になった人は、何らかの姿勢の悪さ(というか良すぎる方向への悪さ)が理由だ。そのことは、腹筋などで解決する。しかし、慢性的な重い腰痛の場合は、背骨そのものがいたんでいるはずだから、安易に腹筋運動をすると、かえって背骨に負担がかかりすぎて、悪化するかもしれない。
注意してほしい。
──
ネット上にも、情報はある。
「腹筋運動は腰痛に効く」と書いているサイト
→ 腰痛を防ぐ腹筋トレーニング
→ 腹筋したいが腰痛が
→ 要注意! 腰痛後の腹筋トレーニング
→ 腰痛対策!腰を痛めず腹筋を鍛える方法
──
なお、基本的には、机仕事を長時間続けるのがまずい。そうする場合には、背もたれに凭れる感じで、なるべく背骨に負担を掛けないことが大事だろう。
あと、予防のためには、腹筋を鍛えておくといいのかも。というか、全身、まんべんなく運動するべし。先日の私みたいに、思いついたときに背筋だけ鍛える、というのは、やばい。自業自得ふう。下手な運動、休むに似たり。 (^^);
[ 付記 ]
「腰痛には腹筋を」というのは、ネットで調べたら、同じことがいっぱい書いてあった。そっちの情報を見てもいい。
ただ、腰痛になってからそういう情報を知るより、本項を読むことで、予防する方針を取る方がいいだろう。
【 関連情報 】
私の場合は、変な姿勢で机に長時間向かっていたのが、腰痛の原因だった。
一方、介護のやりすぎで腰痛になった、という例は、よく聞く。
この問題は、うまく避ける方法がある。古武術の方法で、腰痛を痛めないで(というか体に負担を掛けないで)介護をすることができる。下記を参照。
→ 古武術で介護
2010年02月02日
この記事へのコメント
コメントを書く
過去ログ