エコ運転の方法と、渋滞解消の方法は、同じである。「車間距離を取ること」だ。 ──
十日ぐらい前の朝日新聞・声欄に、面白い投稿があった。次の趣旨。
「エコ運転を心がけていたが、なかなか燃費が改善しない。しかし、車間距離を十分に取るようにしたら、燃費が大幅に改善した」
つまり、エコ運転のコツは、車間距離を取ることだ。
この人は初めて気づいたようだが、「エコ運転には、車間距離を取ることが大切だ」という話は、かなり広く知られている。ネット上にも、次のサイトがある。
→ エコ運転
→ ガソリン節約できるエコ運転術
→ 車間距離は最低2秒
最後のサイトでは、「車間距離は最低2秒取れ」と示している。距離ではなく時間で示すわけだ。なるほど。
車間距離を取ることが大切なわけは、「急加速と急減速を減らす」ということだ。特に、ブレーキを減らすことが大事だ。急加速が駄目なことは誰でもわかるが、ブレーキを減らすことは意識する必要がある。そのためにも、車間距離を取ることが必要だ。
──
さてさて。話はこれでおしまいではない。次のことがある。
「渋滞解消のためには、車間距離を取ることが大切だ」
この件は、前に示した。
→ 渋滞解消の方法 (2009年09月07日)
つまり、「車間距離を取る」という一つの方法が、「燃費改善」と「渋滞解消」という、双方の効果をもつのだ!
これは面白いですね。数学で全然無関係のものが等価であると証明された、という定理みたいだ。
そこで、これを、「南堂の定理」と呼ぶ……というのはまずいですね。(そもそも私の考えた定理はいっぱいあるし。 ← そういう意味じゃないだろ! (^^); )
というわけで、これを「車間距離の定理」と呼ぶ。この定理に従って、
・ エコのため (排ガスとお金の節約。ecological , economical )
・ 時間と資源の節約 (渋滞解消)
という二つのことができるのである。(一つのエコに両義性があるから、三つのことだ、とも言えそうだ。)
というわけで、えへん、ここに偉大な科学的真実が判明したのである。コホン。
2009年12月18日
過去ログ

と書いたが、わからない人がいるようだ。そういう人は、実際に実行してみるといい。ゆっくり加速するかわりに、アクセルをいっぱい踏み込んで、急激に加速してみるといい。燃費が一挙に悪くなる。
ガソリンが急激に減ったあとで、「なるほど、たしかに燃費が悪くなったな」と実感できるはずだ。
の重要性を述べた。誰でもわかると思って書かなかったが、簡単に説明しておこう。
ブレーキを使わないと言うことは、その代わりにエンジンブレーキを使うということだ。たとえば、交差点で赤信号になったら、直前でブレーキを踏むのではなく、しばらく前からエンジンブレーキで少しずつ減速する。その間、ガソリンは使わない。また、ハイブリッド車ならば、エネルギー回生を行なう。いずれにせよ、燃費は良くなる。
これは常識。(私に質問してきた人がいたが、常識については私に質問しないで、ネットで検索してほしい。いちいち答える私も親切すぎるが。)