虎が絶滅の危機に瀕している。朝日新聞に記事がある。
《 トラ 100年で 20分の1に 》──
アジアを中心に世界各地で棲息する野生のトラが、20世紀初頭に比べ推定で3〜5%程度にまで激減している。世界自然保護基金(WWF)などがまとめた。
WWFなどによると、20席の初めには世界で約 10万頭のトラが生息していたが、現在は推定で3千〜5千頭と見られるという。トラにはベンガルトラやアムールトラなどの亜種があるが、いずれも絶滅の危機に直面している。バリトラ や カスピトラ や ジャワトラ は、すでに絶滅したと考えられている。
虎が激減した理由は、狩猟とともに、虎の生息地となる森林の破壊が考えられている。
「野生のトラの頭数は、今は米国と中国で飼育されている数よりも少ない」という。
( → 朝日新聞・夕刊 2009-12-17 。ネットでなく紙の新聞。)
森林の破壊は虎をも絶滅の危機にさらす。それでも人々はたいして気にしない。なぜ? 炭酸ガスばかりに目を奪われているからだ。
炭酸ガスを吸収する森林の方に目を向けるならともかく、自動車の排出する炭酸ガスを減らすことばかり考えている。エコカー減税や電気自動車のためには巨額の金を出すのに、森林保護のためにはほとんど金を出さない。かくて地球はどんどん破壊されていく。
※ このあとにも大事な話が続く。(年賀状関連)
【 参考 】
関連する情報として、虎の画像を求めていたら、重要な情報を得た。
野生生物の保護のために、キヤノンが WWF に協力して、写真のデータベースを構築したという。
→ キヤノンの広報
しかし、WWF のサイトに行ってみたが、ちっとも見つからない。「変だな」と思ったすえ、英語の版のサイトに行ったら、見つかった。写真集の一覧。
→ WWF の写真集
一番上の方に虎の写真があるが、ここをクリックしても駄目だ。( Amur Photo Gallery という箇所。)
虎の写真があるのは、もっと下の方にある Tiger Photo Gallery というところだ。ここクリックすると、スライド表示されるようになる。
直接リンクを示せば、次の通り。
→ Tiger の写真集
( ※ 画像を年賀状に使いたい場合には、Altキーと PrintScree キーを同時打鍵して、画面をコピーする。そのあと、画像ソフトで、情報を貼りつければいい。)
( ※ 画像には著作権があるので、個人の私的な利用以外は不可である。年賀状程度ならば大丈夫。「WWC提供」と書いておけばさらに安全。ただし、ネット上で勝手に利用するのは、違法である。)