( ※ 本項の実際の掲載日は 2012-10-07 です。)
アフリカでは高級なコーヒー豆の生産が進んでおり、それによって人々の生活水準が上がっている。ひどい内戦のあったルワンダの現状が報告されている。
ルワンダは、大虐殺の打撃から「奇跡」と呼ばれる復興を果たした。この5年間の平均経済成長率は7%を超える。原動力の一つがコーヒー産業だ。国の輸出総額2.5億米ドル(2010年)の2割以上を占める最大の輸出品。生産額自体も、2011年は前年比32%増の7600万ドルに上った。つまり、高級豆を生産して、高額で売ることで、ルワンダの村人たちの生活水準が上がった。ここではまさしく「アフリカの人々に役立つ」ということが実現している。しかも、そのことは、先進国の人々が単に高級な豆を買うことで実現している。
ルワンダコーヒーは柑橘(かんきつ)系の香りと力強いこくを持ち、南米や他のアフリカ諸国が占めてきた高級豆市場に2000年代前半から参入、欧米や日本で高い評価を受けている。農業開発庁の幹部マニフィック・ダンベは「外貨を稼ぐ貴重な戦略部門。2017年には生産量を倍にする」と鼻息が荒い。
「いい豆をつくれば高く売れ、生活が楽になる。それをピエールが教えてくれた」。村では今、コーヒーの収益で新たな小学校が建設中だ。」
( → 朝日新聞GLOBE )
先進国の人々は、高級な豆を買うとき、たくさんの金を払う。ただし同時に、高品質のものを受け取る。こうして双方が利益を得る。win-win 関係だ。
だから、これこそが、お勧めだ。(できれば産地も確認するといい。アフリカ産がお勧め。)
※ Amazon 以外でなら、下記の「ケニア」がお勧め。
→ ブルックス
一方、フェアトレードのコーヒー豆を買うことはダメだ。
・ 産地はアフリカでなく、(たいていは)中進国である。
・ 出した金の大半は、コストと業者に搾取される。
そのいずれにしても、出した金は、貧しいアフリカの人々の手には入らない。
つまり、フェアトレードとは、
「貧しいアフリカの人々を救いましょう」
という宣伝をしながら、
「実際には、中進国の村人と、先進国の業者ばかりが、潤う」
というふうになっている。一種の詐欺だ。
で、その詐欺をしているのが、「フェアトレードは素晴らしい」という嘘をついている人々(つまり詐欺師たち)だ。
この件は、前に述べたとおり。関連項目を参照。
[ 付記 ]
中進国産でなく、アフリカ産のフェアトレードコーヒーもある。それは特に悪くはない。
ただ、どうせ馬鹿高い金を出して買うなら、フェアトレードでないアフリカ産のコーヒーを買う方がいい。その方が安いからだ。そして、差額の分は、ユニセフにでも寄付すればいい。
( ※ 馬鹿高い金を出したくない人は? 普通の商品を買えばいい。馬鹿高い金を出す必要はない。)
【 関連項目 】
→ フェアトレード (詐欺・問題)
→ フェアトレードは逆効果(中進国で)

エコキャップと同様。やっている本人はいくら善意であっても、非効率で無駄なことは社会的に悪である、という趣旨。
善意よりも効率に着目せよ、ということ。
太陽光発電もそうですね。善意ゆえの非効率、という社会的な悪。