2009年09月15日

◆ フェアトレードよりも高級品を買え

 フェアトレードのコーヒー豆を買うよりは、単純に高級品のコーヒー豆を買う方がいい。その方がアフリカの人々は助かる。 ──
    ( ※ 本項の実際の掲載日は 2012-10-07 です。)

 
 アフリカでは高級なコーヒー豆の生産が進んでおり、それによって人々の生活水準が上がっている。ひどい内戦のあったルワンダの現状が報告されている。
 ルワンダは、大虐殺の打撃から「奇跡」と呼ばれる復興を果たした。この5年間の平均経済成長率は7%を超える。原動力の一つがコーヒー産業だ。国の輸出総額2.5億米ドル(2010年)の2割以上を占める最大の輸出品。生産額自体も、2011年は前年比32%増の7600万ドルに上った。
 ルワンダコーヒーは柑橘(かんきつ)系の香りと力強いこくを持ち、南米や他のアフリカ諸国が占めてきた高級豆市場に2000年代前半から参入、欧米や日本で高い評価を受けている。農業開発庁の幹部マニフィック・ダンベは「外貨を稼ぐ貴重な戦略部門。2017年には生産量を倍にする」と鼻息が荒い。
 「いい豆をつくれば高く売れ、生活が楽になる。それをピエールが教えてくれた」。村では今、コーヒーの収益で新たな小学校が建設中だ。」
( → 朝日新聞GLOBE )
 つまり、高級豆を生産して、高額で売ることで、ルワンダの村人たちの生活水準が上がった。ここではまさしく「アフリカの人々に役立つ」ということが実現している。しかも、そのことは、先進国の人々が単に高級な豆を買うことで実現している。
 先進国の人々は、高級な豆を買うとき、たくさんの金を払う。ただし同時に、高品質のものを受け取る。こうして双方が利益を得る。win-win 関係だ。
 だから、これこそが、お勧めだ。(できれば産地も確認するといい。アフリカ産がお勧め。)

    

 ※ Amazon 以外でなら、下記の「ケニア」がお勧め。
    → ブルックス
  


 一方、フェアトレードのコーヒー豆を買うことはダメだ。
  ・ 産地はアフリカでなく、(たいていは)中進国である。
  ・ 出した金の大半は、コストと業者に搾取される。

 そのいずれにしても、出した金は、貧しいアフリカの人々の手には入らない。
 つまり、フェアトレードとは、
 「貧しいアフリカの人々を救いましょう」
 という宣伝をしながら、
 「実際には、中進国の村人と、先進国の業者ばかりが、潤う」
 というふうになっている。一種の詐欺だ。
 で、その詐欺をしているのが、「フェアトレードは素晴らしい」という嘘をついている人々(つまり詐欺師たち)だ。
 この件は、前に述べたとおり。関連項目を参照。
  


 [ 付記 ]
 中進国産でなく、アフリカ産のフェアトレードコーヒーもある。それは特に悪くはない。
 ただ、どうせ馬鹿高い金を出して買うなら、フェアトレードでないアフリカ産のコーヒーを買う方がいい。その方が安いからだ。そして、差額の分は、ユニセフにでも寄付すればいい。

( ※ 馬鹿高い金を出したくない人は? 普通の商品を買えばいい。馬鹿高い金を出す必要はない。)

  


 【 関連項目 】

  → フェアトレード (詐欺・問題)
  → フェアトレードは逆効果(中進国で)
posted by 管理人 at 19:00 | Comment(2) | エネルギー・環境1 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
真摯にフェアトレードを試みている人がいる一方で、フェアトレードを謳って不当な商売をしている輩がいるだろうというのは容易に想像つきます。
Posted by K at 2012年10月07日 19:19
真摯かどうかが問題じゃなくて、いくら真摯にやっているつもりでも、経済的に非効率なことは無駄である、という趣旨です。
 エコキャップと同様。やっている本人はいくら善意であっても、非効率で無駄なことは社会的に悪である、という趣旨。
 善意よりも効率に着目せよ、ということ。

 太陽光発電もそうですね。善意ゆえの非効率、という社会的な悪。
Posted by 管理人 at 2012年10月07日 20:12
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