2009年06月11日

◆ 重症者と抗ヒスタミン剤

 インフルエンザの重症者には、抗ヒスタミン剤が有効かもしれない。理由は、前項で述べたように、過剰免疫の阻止。

 ( ※ 本項 は読まなくても構いません。)
 ──

 ( ※ あとで気づいたのですが、本項は核心を はずした話となっています。核心を突いた話は、次項にあります。本項よりも、次項をお読み下さい。)



 インフルエンザで死者が出るのは、過剰免疫が理由であると推定される。( → 前項
 そこで、過剰免疫を阻止する薬剤が有効だと推定される。だが、そのためにリウマチ薬を使用するのは、とっぴすぎる。インフルエンザの患者にリウマチ薬を使うなんては、「目的外使用」も甚だしい。有効性が推定されたとしても、人体実験や検証までのハードルは高い。

 ただし、ここで、有効なものがある。それは、抗ヒスタミン剤だ。抗ヒスタミン剤は、風邪の(古臭い)治療薬となっている。そこで、「風邪の薬として抗ヒスタミン剤を使う」という名分が立つ。しかも、そのことによる真の狙いは、「過剰免疫を阻止して、死を避けること」だ。

 これは、一種の「嘘」(インチキ)であるが、「よい嘘」と言えるだろう。そこで私は、これを提案したい。「抗ヒスタミン剤を使え」と。(ただし、インフルエンザを治すためではなく、重症者を死なせないため。)

 ──

 問題点があるとしたら、次の二点が想定される。
  ・ 副作用
  ・ コスト

 しかしながら、この問題は、クリアされる。

 第1に、副作用は、(第一世代の)抗ヒスタミン剤では起こるが、その副作用は「眠気」である。重症者にとっては、眠気はかえって好ましい。(どうせベッドで寝ているのだから。)
 第2に、コストは、問題ない。(第一世代の)抗ヒスタミン剤なんて、今日では旧式で激安になっている。

 ──

 以上は私の提案だ。ただ、私は専門家ではないから、私の一存だけで決めることはできない。判定は専門家に任せる。私としては、とりあえず提案をするだけしておこう。
 インフルエンザの死者は毎年1万人以上だ。その死者数を大幅に減らす工夫があるとしたら、素晴らしいことではないか? 専門家の検討を望む。



  ※ 以下は読まなくてもよい。

 [ 参考 ]
 本項とはあまり関係ないが、ニュースを紹介する。
 《 新型インフル第2波に備え、厚労省が素案 》
 今秋以降に予想される第2波の新型インフルエンザ流行に備える厚生労働省の医療体制素案が 10日、明らかになった。
 ワクチンがなければ3200万人が感染して23万人が入院し、感染者の0.15%にあたる約5万人が死亡すると試算している。
 5万人が死亡? こういう大げさな試算は、やめてほしいものだ。人々をパニックにさせるだけだ。
 そもそも、インフルエンザの死者というのは、インフルエンザそのもので死ぬのではない。インフルエンザによるの負担に、体が耐えきれなかっただけだ。そして、それは、インフルエンザそのものに理由があるのではなく、本人の体質に理由がある。「強い負担に耐えきれるだけの力がなかった」という体質の問題。(高熱などに耐えきれなかったり、免疫が過剰だったり、と、症状はいろいろだが、あくまで体質の問題。)
 そして、体質の問題をもつは人々の数は、おおむね一定だ。インフルエンザの種類が変わったからといって、体質の問題をもつは人々の数が変わるわけではない。……つまり、季節性インフルエンザから豚インフルエンザに替わったからといって、死者数が大幅に変化するわけではない。

 なるほど、感染者数ならば、過去の免疫体験に左右されるので、増えたり減ったりするだろう。特に、豚インフルエンザの場合には、若者の感染者が大幅に増えるだろう。
 しかし、若手の感染者が増えても、若手は死なないのが普通だ。とすれば、「感染者が大幅に増えたから、死者も大幅に増える」とは言えないのだ。

 厚労省は、こんな馬鹿げた数値(5万人)を出して、人々を右往左往させるべきではない。むしろ、「死者を実際に減らすために、抗ヒスタミン剤の投与を検討する」という研究でもした方がマシだ。
 厚労省がなすべきことは、死者を減らすことであって、「死者が増えるぞ」と叫んで人々をパニックにさせることではないのだ。なのに、どうも、やることを完全に勘違いしている。
posted by 管理人 at 20:38| Comment(0) |  感染症・コロナ | 更新情報をチェックする
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