2009年05月10日

◆ 豚インフルエンザとマスコミ

 豚インフルエンザについてのマスコミの報道を講評する。
 簡単に言えば、読売や日経はマシだが、朝日はひどい。朝日の読者は嘘情報に注意しよう。 ──

 豚インフルエンザでは、国内にも感染者が流入した。これを受けて、マスコミはいよいよセンセーショナルになるかと思ったが、案外、そうでもなかった。
 5月10日の各紙報道や社説を見ると、読売や日経は「冷静になろう」と訴えている。また、読売の報道は、「弱毒性だから大したことにはならない」とうい方針で統一されてきて、そういう趣旨の記事が多くなった。センセーショナルな方向の記事も薄れて、事実情報や医学情報をきちんと示すことも多くなった。
 これはおおむね、好ましい傾向と言える。(私の提言したことにもおおむね合致する。)

 ──

 ところが、朝日だけは例外だ。相も変わらず、センセーショナルなことばかりを書く。
  ・ こんなに大事件だ。
  ・ 将来の大量の感染者への対策を取らないと。
  ・ みんな大騒ぎだ。あっちもこっちも、こんなに騒いでいる。
  ・ マスクなんかしても駄目だよ。感染予防の効果はろくにない。

 これらはすべてデタラメだ。正しくは、下記。
  ・ こんなのは大事件ではない。
  ・ 将来の大量の感染者は、避けられない。防止は不可能。
  ・ 大量の感染者が出ても騒ぐことはない。現時点でも騒ぐべからず。
  ・ マスクはとても有効だ。感染予防の効果は最も高い。

 特に、最後の「マスクは予防に有効だ」という点は、下記で示した。
   → マスクで予防 2

 朝日はたぶん、マスクの役割を全然理解していないのだろう。ただのフィルターだと思っているのだろう。フィルターとしてならば、ウイルスはマスクを通過するし、鼻の脇からも通り抜けるから、予防効果はあまりない。
 しかし、マスクの本当の意味は、保温・保湿だ。そして、保温・保湿こそ、ウイルスを殺すのに最も有効な手段なのだ。実際、マスクによって保温・保湿をすることで、予防効果は劇的に向上する。その一方で、タミフルによる予防は、現実的には不可能だ。(健保保険なし。) また、発症後の治療だって、治癒を1日程度しか早めない。
 
 ──

 というわけで、朝日の豚インフルエンザ情報は、嘘ばっかりと言っていい。個別の報道事実はともかく、頭のなかが「豚インフルエンザは危険」という偏見に染まってしまっているので、その偏見に合致した情報しか流さない。
 その偏見に反すること(つまり真実)はすべて除去されてしまう。報道にメチャクチャな偏向がかかっている。だから、真実は報道されず、虚偽ばかりが報道される。
 
 だから、豚インフルエンザの情報について大切なのは、「朝日は豚インフルエンザについて嘘ばかり書いている」と世間に知らしめることだ。  (^^)v
 私が思うに、朝日の記者は偉ぶっていて、「自分は医学のことは何でも知っている」と思い込んでいるのだろう。そのせいで、世間の専門家の意見を聞かないのだろう。一種の老人症。自分の見解に従わない状況をすべて捨ててしまう。(生半可な半分だけの専門家にありがち。)
 そして、その被害に遭うのが、朝日の読者だ。「マスクなんか有効でない」という朝日の意見を信じてはならない。それは自殺行為だ。「朝日の書くことはすべて嘘だ」と思う方が、よほど自分の命を救う。



 【 参考情報 】

  → 朝日の社説 2009-05-10
 予防には、まず健康を保ち、丁寧に手を洗うことだ。ウイルスは、しぶきにくっついて飛ぶ。ウイルスのついたものに触れた手で口や鼻に触れることで感染するおそれがあるからだ。
 マスクは、患者がウイルスをまき散らさないためには欠かせないが、感染を防ぐ効果はそれほど確実ではない。
 予防は重要だが、限界があることもまた、理解しておきたい。
 これは正しくない。なるほど「丁寧に手を洗うこと」というようなことには、たしかに「限界がある」と言っていい。
 しかし、である。「マスクは、患者がウイルスをまき散らさないためには欠かせないが、感染を防ぐ効果はそれほど確実ではない」というのは、かなりの嘘だ。(真っ赤な嘘ではないにせよ。)
 そもそも、医療に「確実」なんてものはない。「確実」でないことを強調する必要はない。むしろ、「非常に有効だ」ということを強調するべきだ。
 そして、その理由も「フィルター」でなく「保湿・保温」であることも説明するべきだ。
(……と言っても、朝日はそれを知らないんでしょうね。医学知識のない馬鹿が、間違った医学知識を報道する。何とかならないものだろうか。)

 [ 余談 ]
 なお、アフィリエイトで儲けたい人は、「ぬれマスク」というのをサイトで宣伝するといいですよ。朝日はそういう用語も商品名も知らないだろうけどね。
posted by 管理人 at 23:57| Comment(0) |  感染症・コロナ | 更新情報をチェックする
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