2009年05月06日

◆ パニックの弊害2

 豚インフルエンザを恐れて、海外への修学旅行の延期が続出しているという。しかしその結果、インフルエンザにかかる可能性はかえって高まる。 ──

 海外への修学旅行の中止・延期が続出しているそうだ。これはパニックの典型だ。
  • 静岡英和女学院高校(静岡市葵区)は、7日から予定していたカナダ・ビクトリアへの修学旅行を10月以降に延期 ( → 読売新聞
  • 山梨県身延町立下部中学も、3年生7人が行く予定だったニュージーランド旅行を10月ごろに延期した。 ( → 朝日新聞
  • 城ノ内高も2年生の4割強にあたる102人が6月23〜26日にグアムへ行く予定だが、国内への変更や2学期以降への延期も含め検討中だ。 ( → 徳島新聞
 よく考えてみると、これらは単に過剰反応であるというだけでなく、逆効果であることがわかる。なぜか? 
 旅行を「中止」するのならばともかく、「延期」するのは、時期を「夏」から「秋」に移すことだから、インフルエンザにかかる可能性はかえって高まるのだ。

 初夏や夏ならば、温暖で湿度も高いので、インフルエンザにかかる可能性は低い。一方、秋以降に旅行すれば、かえってインフルエンザにかかる可能性は高まる。
 つまり、「インフルエンザにかかるまい」として大騒ぎしたあげく、かえってインフルエンザにかかる可能性を高めてしまっているのだ。どうせなら、温暖・湿潤な時期に旅行した方がいいのだが。
 
( ※ 南半球への旅行ならば、秋以降でも大丈夫かもしれない……と思う人もいるだろう。しかし、空港では海外旅行者もたくさんいるから、空港で感染する可能性は高まる。韓国の豚インフルエンザの国内感染者も、空港への出迎えで二次感染したのだ。とにかく、どうせ海外旅行をするなら、秋以降よりは、夏にやる方がずっと安全だ。今はまだ豚インフルエンザの感染者はごく少ないが、秋以降にはずっと多くなるはずだからだ。)
( ※ 海外旅行だけでなく、国内旅行も同様だ。とにかく、インフルエンザでは、人の移動量を減らすことが、感染を減らすための有効な手段となる。あちこちに出向けば出向くほど、感染の危険性は高まる。特に、電車とか駅とか空港とかは、危険性が高い。……だから、どうせなら、今のうちにした方がいいのだが。現実は、その反対。パニック症状。……危険を避けようとして急に走り出して、危険に正面衝突する。)
posted by 管理人 at 08:47| Comment(0) |  感染症・コロナ | 更新情報をチェックする
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