2009年05月02日

◆ 豚インフルエンザの死者数

 豚インフルエンザの死者数について、数値が大幅に修正された。一時は「メキシコで 150人」と報道された。だが、その後、20人に、さらに、7人に修正された。 ──

 記事を引用すると、次の通り。
 メキシコで豚インフルエンザによる死亡が確認された人数について、同国の保健相は28日、これまで発表していた 20人から7人へと下方修正した。
 新型ウイルス感染が確認されたのは死亡者7人を含め26人。
 これまで、メキシコ政府が独自に死者数を公表してきたが、世界保健機関(WHO)が発表している感染者 26人、うち死者7人という統計にメキシコ政府が合わせた格好だ。
( → 毎日新聞 2009-05-02
 ──

 ついでに言うと、このうち7人というのも、結構疑わしい。「もともと衰弱していた高齢者や病人が、風邪のせいでとうとう死んでしまった」というだけのことで、普通の人には無縁である可能性が高いからだ。(つまり、普通のインフルエンザと同じ。)

 世界中で大騒ぎする必要なんか、まったくなかったわけだ。大山鳴動ネズミ一匹、みたいなものだ。
 下手をすると、騒いであわてふためいて、病院に出向いたとき、その途中で交通事故にあった、という人の方が多いかも。大騒ぎのせいで寿命を縮めた、という皮肉な結果。
 ともあれ、大したこともないのに、パニックになると、ろくなことはない。「何でも警戒することが大事だ」という小心者は、かえってあわてて、足をすべらせて、命を落とす。
 


 【 関連項目 】

  → 豚インフルエンザ3
  → パニックの戒め
    ※ ともに、「パニックになるな」という趣旨。こちらが本題。
      本項は、その項目のための、補強となる情報。
posted by 管理人 at 13:52| Comment(4) |  感染症・コロナ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
騒ぐほどではなかったと、わかった後では、「まあたいしたことじゃなくて良かったね」と言うだけにとどめた方がいいんじゃないですか?

というのも、北朝鮮のミサイルだの核だのも、実際に戦力として使えるかどうかは、わからないわけでしょう。
後で、「実際は騒ぐほどじゃなかったね」だったとして、じゃあ今なにもしなくて良いという結論になりますかという話です。

もちろん、それぞれの仮定に対する実現の可能性を考慮する必要がありますし、それらの濃度に対するマスコミの反応も問題ですし、それらひっくるめての皮肉も入っているのだろうとも思いますが。
Posted by 鈴木 淳 at 2009年05月04日 00:55
「騒ぐほどではないと、わかっていない」ことを私は指摘しています。

> じゃあ今なにもしなくて良いという結論になりますか

 そういう誤解があるわけですね。解説しておきます。
 本日の項目(あとで出す予定)を参照。
Posted by 管理人 at 2009年05月04日 08:30
当初のメディア報道にあった150という「死者数」が正しいとすれば、残りの143名の「本当の死因」は何だったのでしょうか?メキシコ政府が「死因」の特定を誤る(早とちり)ことはありえるでしょうが、死者数をここまで数え間違えるとは考えにくいのですが。
Posted by T2 at 2009年05月16日 08:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090505-00000076-san-int
に情報があります。

> 「本当の死因」は何だったのでしょうか?

本当の死因は不明ですが、一つでなく、いろいろだったようです。

> メキシコ政府が「死因」の特定を誤る(早とちり)

 メキシコ政府じゃなくて、外国人医師団の過剰反応だったようです。つまり、外国人医師団のパニック。誤診ですかね。
 誤診となれば、あれもこれもみんな豚インフルエンザのせいにしてしまうので、本当の死因もいろいろなのでしょう。人間は毎日たくさん死にますから。
Posted by 管理人 at 2009年05月16日 09:18
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