2009年04月29日

◆ 潜伏期と保菌者

 豚インフルエンザの流行を阻止するために、政府は水際で侵入を阻止しようとしている。だが、そこでは大切な概念が抜けている。「潜伏期と保菌者」という概念だ。 ──

 本項では、潜伏期保菌者について語る。
 ただし、注意。ここでいう「保菌者」というのは、病原菌を持っているのではなく、ウイルスをもっている。ただし、「保ウイルス者」という言葉はないので、「保菌者」という言葉で代用するのだ。
( ※ 当り前? しかし、いちいち自明の注釈を書かないと、あとで「こいつはトンデモだ」と揚げ足取りをする読者が多いからだ。  (^^); )
( ※ carrier とか 「感染者」とかいう言葉ならばあるが。  (^^); )

 ──

 さて。本題。
 豚インフルエンザの流行を阻止することが、緊急の課題となっている。そこで、水際で侵入を阻止しようという方針がある。(詳しくは本日のニュース参照。)
 だが、この方針は心許ない。というのは、すでに症状の現れた発症者だけが監視の対象となっており、まだ症状の現れていない保菌者については、すっぽり抜け落ちているからだ。

 したがって、次のようになることが予想される。
 「まだ症状の現れていない保菌者が、どんどん入国する。本人の意識しないまま、あちこちの人々と接触する。そのうち、クシャミが出て、ウイルスをまき散らす。かくて、本人の意識しないうちに、ウイルスが広範にばらまかれ、インフルエンザが流行する」


 ──

 そこで、これを阻止するための方針を、私は提案したい。次の通り。

 (1) 海外からの入国者は、入国後、一定期間の自宅静養を義務づける。
  ・  メ キ シ コ からの入国者は、3日間。
  ・ 他の感染国 からの入国者は、2日間。
  ・ それ以外の国からの入国者は、1日間。
 (2) 本人が (1) をするだけでなく、企業の側も (1) を本人に命じる。
  「おまえが急いで出社すると、まわりが迷惑になるから、休め」と。
 (3) 企業が (2) をするだけでなく、国が企業に (2) の方針を教える。
  「貴社がそうしないと、貴社は後で大損害を受けるだろう」と。
   そう教えるだけでなく、そのことを法的に義務づけてもいいだろう。


 以上の方針によって、保菌者は1〜3日間、隔離される。(自宅静養するので、社会から隔離される。)……そのことで、最初の懸念の問題はなくなる。つまり、自覚症状のない保菌者が知らないうちにウイルスをまき散らす、ということがなくなる。
 これが私の提案だ。

 ──

 オマケで言えば、もう一つ、大切なことがある。
 「インフルエンザが治って、症状が治まった人も、まだしばらくは保菌者であるから、職場や学校に戻るべきではない。症状が消えてから数日間は、自宅にいるべきだ」

 これは見過ごされやすい点なので、注意。
 
 《 注記 》

 政府はやたらと「学校閉鎖」をやりたがるが、そんなのは馬鹿げている。感染していない人を隔離するよりは、感染した人を隔離するべきなのだ。……どうも、なすべきことを、てんで理解していないようだ。
  ・ 感染していない人について …… 学校閉鎖によって隔離する
  ・ 感染している人について  …… (本項を無視して)隔離しない



 [ 付記1 ]
 ついでに、提案とは別に、予想しておこう。
 私は上のことを提案するが、現実には、この提案は実行されないだろう。つあまり、政府は上記のことをしないだろう。マスコミも、その件を認識しないままだろう。(どうせ太陽光発電と高速道路無料化に熱中しているのだろう。  (^^); )
 で、そうするうちに、メキシコからのウイルスがチラホラと侵入してくるだろう。そのせいで、いくらかは、流行の兆しが現れるだろう。
 ただし、今はちょうどゴールデンウィークで、みんな気楽に休んでいるし、職場や学校に出向くこともない。ゴールデンウィークが終わったころには、ポカポカしてくるだろう。……というわけで、大流行にはなるまい。それが私の予想だ。

 なお、メキシコで流行が起こっていることには、メキシコの気候と関連がある。メキシコは、一部は湿潤な気候だが、大部分は乾燥気候だ。(地理を調べればわかる。)
 乾燥した地帯では、インフルエンザの流行は起こりやすい。一方、日本の五月は、暖かくて湿潤な気候なので、インフルエンザの流行は起こりにくい。

 [ 付記2 ]
 「当面、少しは侵入するが、大流行はしない」
 というのが、私の予想だ。(上記の通り。)
 ただしこれは、夏までの予想だ。その後はどうか? 次のように警鐘を鳴らす。
 「秋冬になれば、要注意。本項で述べたように、保菌者を通じて、かなり大流行する可能性はある」
( ※ これは、予想ではないが、その危険性について警告しておこう。)
( ※ なお、流行するかどうかと、死者が多いかどうかは、別ことだ。死者についての件は、先の項目を参照。 → 豚インフルエンザ
posted by 管理人 at 13:51| Comment(0) |  感染症・コロナ | 更新情報をチェックする
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