しかし高層ビルは、ヒートアイランド現象に悪影響を与える。「風の道」を妨げるからだ。 ──
高層ビルは「風の道」を妨げる。このことは、前にも述べた。
- 海風を遮るような高層ビルは、なるべく建ててはならない。特に、汐留や、品川や、丸の内のあたりの高層ビルは最悪だ。このあたりは高層ビル規制をするべきだった。 ま、今からでは手遅れかもしれないが、できれば、これらの高層ビルを爆破した方がいいだろう。( → 省エネと高層ビル )
- 品川あたりの高層ビルは、「風の道」をふさぐので、本来は全部解体するべきである。あれらのビルが東京全体に及ぼす悪影響(ヒートアイランド化)は、非常に大きい。私が首相だったら、さっさと解体命令を出したいですね。( → 孤立経済とエネルギー消費 )
詳しい説明は、上記の二項を読めばいい。ここでは再論しない。
ただ、最近、ふたたび高層ビルが立てられようとしているそうだ。それは、歌舞伎座のビルだ。( → 前項の「舞伎座の改築」を参照。)
これも当然、環境に悪い。そのことを指摘しておく。こういう高層ビルは、「レジ袋がどうのこうの」というよりも、はるかにひどい悪影響があるのだ。ヒートアイランド現象の高まりによって、クーラーの電力使用量が大幅に増えて、石油使用量が大幅に増えるからだ。
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高層ビルの建物の所有者は、こう思っているのかもしれない。
「この土地は、おれの土地だ。そこに何を建築しようが、おれの勝手だ」
しかし、これは完全な見当違いだ。
建築物は、孤立したものではない。低層の建築ならば、孤立したものと見なせるが、高層の建築では、孤立したものではない。なぜなら、「風の道」を遮ることで、周囲の環境に影響するからだ。「公共の利益の悪化」をもたらすからだ。
これはいわば、「工場から大量の悪臭を放つ」という公害に似ている。あるいは、「毒物を水俣湾に垂れ流す」という公害に似ている。
「自分のところでやっているんだから、何をしようが自分の勝手」
と思い込んで、そこから周囲に悪影響が及ぶことを無視している。とんでもないことだ。
こういう阿呆のためには、できれば、「空気の利用の遮断」を命じるといいだろう。「自分のものは自分のもの」という意見を通したければ、同様に、他人のものの利用を禁止する。つまり、周囲の空気の流入を禁止する。空気はすべて自分の空間だけでまかなわせる。建物は窓も通気口もすべて密閉して、自社ビルのなかだけで酸素をまかなわせる。
で、その結果、全員が窒息死することになる。そのときようやく、「周囲の空気を利用させてもらっていた」ということに気づくだろう。
そして、それがわかれば、「周囲の空気を悪化させる」ということ(風の道を妨害すること)が、いかに悪であるかを、悟るだろう。
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「風の道」を遮る高層ビルというものは、社会にとって有害である。それにもかかわらず、「自社の利益」だけを狙って、高層ビルを建てる連中が多すぎる。
こういうエゴイストには、それなりの負担をしてもらうのがいいだろう。たとえば、高層ビルを建設したビルの持主には、多額の税金をかける。歌舞伎座で言えば、百億円ぐらいを負担してもらう。……他人への迷惑を考えれば、それが当然だろう。
また、それを負担に思うのであれば、高層ビルなんか、爆破してしまえばいい。そうすれば、「風の道」ができるので、ヒートアイランド現象は緩和され、省エネも推進される。夏の暑さが和らぐので、多くの都民もありがたがるはずだ。
公共の利益を考えるのであれば、そうすることが当然だろう。
なお、エゴイストを「立派だ」と称賛して、高層化を推進するような、慎太郎みたいな馬鹿は、さっさと引退してもらった方がいい。
また、特に歌舞伎座について言えば、建設してから1年ぐらいで爆破してしまえばいいだろう。穴を掘って埋めるようなもの。無駄ではあるが、公共事業にはなる。 (^^);
( ※ それで歌舞伎座が消滅しても、別に困ることはない。歌舞伎座という建物と歌舞伎とは同じではないからだ。歌舞伎座が消滅しても、役者だけで、別の団体をつくって、歌舞伎の興行をすればいいだろう。新しい歌舞伎座のビルを爆破したあとで、現在の歌舞伎座にそっくりなものを、新たに作り直せばいい。ただし、低層ビルで。 (^^)v )
( ※ 無駄な費用を払うのは? 当然、出資者だ。銀行が融資するなら、馬鹿な事業に融資した銀行が尻ぬぐいをすればいい。公害を垂れ流す犯罪者に融資するような阿呆は、それなりの負担を負って当然だ。)

都市計画が無惨なだけです
デベロッパーの尻馬にのって、都市計画法や建築基準法を
不動産バブルになるように変更してきた"お政治家"が多すぎます
高層ビルを建てる変わりに、周囲に空き地を確保し、緑を増やすことが大事なのに、汐留などは町の高層化をしているにすぎない