

( ※ 各種シュークリームの評価も。) ──
テレビで島田紳助が推奨していたので、全国規模でファミリーマートのエクレアが売れまくっているという。私もさっそく、買ってみた。
で、その感想は?
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ま、おいしいことはおいしいが、感動はない。普通よりも良いことはたしかだが、このレベルのものは、他にいくらでもあると思う。偏差値を付けるなら 60 ぐらい。いちいちテレビで推奨するほどのものじゃない。(だまされた感じ。)
どちらかと言うと、他にもいろいろとあるので、以下で紹介する。
シュークリームの紹介
ファミマのエクレアよりも、コージーコーナーのシュークリームの方がいいですね。こっちの方がお勧め。偏差値 65 。──
さらに通好みで言うなら、いかりの芦屋シュークリームがお勧め。関西圏にあるが、関東でも新横浜にある。ちょっと前までは、池袋で売っていた。偏差値 70 。
偏差値が高いものほど、おいしくて、量がある。特に、芦屋は、すごく量がある。(その点、ファミリーマートのエクレアは、量が全然足りない。)
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アンリ・シャルパンティエのシュークリームも有名。これは最近食べたが、予想したほどではなかった。(なお、私の食べたのはカスタードのみ。他に生クリーム込みのWクリームもあるらしい。)
これはちょっと微妙な位置づけだ。日本のシュークリームというよりは、イギリスかアメリカの高級シュークリームみたいだ。その特徴は。
・ 味は素朴。昔の食べ物みたいで、田舎っぽい。
・ とても上等な素材を使っている感じ。上品。
ひとくち食べたときのインパクトでは、コージーコーナーにも負けるし、コンビニのシュークリームと大差ない。
しかし、食べていくうちに、じっくりと舌になじむ。飽きが来ない。食べ終わったとき、「もう一つ食べたいな」というふうに感じる。(ただし、条件が付く。「お金があれば」と。 (^^); )
お金のある人が毎日たくさん食べるのに向いている、という感じ。庶民がたまに一回食べて満足感を味わう、というのには向かない。 210円分の価値があるかと言えば、庶民にはその価値はない。田舎出身の素朴趣味の金持ちには向いている。
私は? 「また買うか?」と言われたら、自分用にはたまに買うかもしれないが、贈答品には買わないですね。相手への一発の満足度は低いので。
なお、ネットで調べたところ、「昔は良かったが、今ではコージーコーナーにも負ける」という声がかなりある。それはわかる。奥行きの上品さでなく、一口のインパクトで比べれば、あっさり負けるからだ。その意味で、万人向けではない。
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ラ・テール セゾンの、大地のシューもある。次のサイトに情報を見た。
→ http://choucream01.blog75.fc2.com/?q=%A5%A2%A5%AA%A5%AD
これを見たあと、買いました。量はかなり少なめなのが残念。食べました。Wクリームではなくて、3段クリーム。上段の黄色と、中段の白は普通だが、下段のカスタードがおいしい。
通の立場としては、下段のカスタードを重視してほしい。生クリーム(白)は、鮮度からして、自作の手作りよりは劣る。生クリームは、素人向けであり、通向けではない。通は自作の手作り生クリームが好きなんだから。
したがって、通としては、生クリームの多い本品よりは、いかり の方を上としたい。本品は、素人向けには偏差値 70、通向けには偏差値 65。コージーコーナーよりはおいしいが、量がかなり少なくて、値段は倍だ。おいしさが上でも、同じ偏差値しか上げません。(私はケチなので。)
( ※ ただし、あとで思うと、あと3ぐらいは偏差値を高めたい。というのは、女の子がかわいくて、接客がとても優しいからだ。ものすごく感じがよかった。親切で優しくて。このサービスは、どんな高級レストランよりも上だった。シュークリームよりも、接客を目当てに買うならば、ぜひ「買い」ですね。)
( ※ 「ラ・テール セゾン」渋谷のは、東急東横店の西館・地下1階。井の頭線に一番近い西端。ネット販売は、生ものであるシュークリーム以外のロールケーキなど。)
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ビアードパパというのもある。
ようやく買いました。いつも行列ができていてなかなか買えないのだが、夜9時には行列が5人だったので買えた。 (^^);
食べたあとの評価は、……かなり良い。感動するほどではないが、行列ができるのも十分にうなずける。(ファミマのエクレアよりも、ずっといい。値段がどちらも 150円だから、比べれば大差と言える。 (^^); )
味は、傑出しているというわけではなく、クリームは(専門店としては)並みなのだが、皮がとてもおいしい。全体として、上品な感じ。お菓子として、よくできている。
パイ皮と固い皮があり、値段は、パイ皮(パイシュー)が 150円、固い皮(クッキーシュー)が 170円。パイ皮の方はさほどでもないのだが、固い皮の方はとてもいい。シュークリーム全体として1ランク高くなる。どうせ買うなら、固い皮の方がお勧めだ。
コージーコーナーと比べると、上品な感じがする。ただしコージーコーナーよりもずっと高い。値段分の差があるかと言えば、そんなに差はない。30円〜50高が妥当か。しかし、コージーコーナーの 50円高で、それだけの味をもつものは、存在しない。コージーコーナーよりも1ランク上のものがほしければ、ビアードパパが妥当だろう。アメリカに進出して人気があるのもうなずける。コストパフォーマンスはかなり良い。(繰り返すが、ファミマのエクレアよりもずっといい。)
機会があれば、たびたび買いたい。私のお気に入りとなる。……でも、問題は、行列なんだよね。行列のできるシュークリーム屋。並びたくないよ!
( ※ ビアードパパの場所はあちこち。 → 特に渋谷の地図 ,東急東横店の店内図 )
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他に、特別なシュークリームもあるらしい。値段も高額な特別製。
→ http://blogs.yahoo.co.jp/jterasaka/29814826.html
その他いろいろは、こちら。
http://okwave.jp/qa1052543.html
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1282526.html
http://gourmet.dot.thebbs.jp/1026653360.html
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総評。
結局、「芦屋シュークリーム」を横綱として、ビアードパパとコージーコーナーを大関ぐらいにしたい。両大関のどちらを取るかは、味と値段の比較。そのときしだい。(芦屋シュークリームは? 新横浜まで行く機会があるかどうかが問題。)
一番おいしいシュークリームは?
さて。一番おいしくて、一番量が多い、という、すばらしいものがある。それは、何か?自分で生クリームを作ることだ。 (^^);
手間はかかるが、量はものすごくあるし、とても食べきれない。おいしさは極上だ。生クリームはやはりできたてが最高。
ただ、カスタードクリームは、自作が難しい。カスタードクリームのシュークリームを買って、自作で生クリームをつくって、いっしょに食べると、最高かも。ううむ。考えただけでも、天国みたいな感じがする。 (^^);
( ※ その後、実際に生クリームをつくって食べた。200ccまではおいしかった。200ccを越えると、舌がマヒしてきた。400ccを越えると、飽きてしまった。その後、満腹感が続いて、「生クリームなんか二度と食べたくない!」と思ってしまった。……「食べ放題にしたい」と思っていたが、あんまり食べ過ぎるもんじゃないですね。 (^^); )《 注 》
( ※ しかし翌日、残っていた少量の生クリームを、コンビニのシュークリームといっしょにして食べた。すると……舌がとろけるような おいしさ。ファミマのエクレアなんか全然比べものにならない。前日、プリンといっしょに食べたときも、おいしかった。生クリームは、単品で食べるものではないようだ。カスタードクリーム系といっしょにするのがベストであるようだ。最高においしい! はっきり言って、どの店のシュークリームも感動はしないが、手作り生クリーム入りだけは感動する味。別ランクですね。別世界ふう。ああ、天国。)
「どんなツラして、そんなこと言っているんだ!」
と言われたら……
「的場浩司みたいなツラだ」
と答えます。(このシャレは、わかる人だけわかればいい。解説なし。)
チョコレート系では
別案。エクレアにはチョコレートがある。そこで、チョコレート系で、私のイチオシはこれだ。(日本中のスーパーで売っています。)
→ 森永 チョコレートアイスバー
ただし。食べ方にコツがある。こうだ。
「電子レンジで1本あたり5〜8秒、加熱する」
このことで、溶ける寸前まで、柔らかくする。口に入れたとたん、とろりと溶ける。この柔らかさが絶妙。加熱時間しだいで
やや硬め 〜 やや柔らかめ
という変化が楽しめるが、お好みでどうぞ。
ただし、冷凍したままでは、固すぎる。それではチョコアイスになってしまうので、ごく平凡な味であり、あまり感激はしない。電子レンジで柔らかくするのがコツ。まるで別の食べ物に変わってしまう。
普通の固形チョコレートと比べると、はるかにおいしい。
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