※ 興味のある人以外、読む必要はありません。 ──
自費出版については、前にも次の項目で述べた。
→ 新風舎の詐欺商法
この会社はつぶれてしまったが、この会社では 500部程度の出版で、300万円ぐらいの金をふんだくっていた。
では、相場はどのくらいか? 200万円ぐらいだろう。
ただし、現代では、「電子出版」という方法がある。これは、自分でレイアウトまで済ませるもの。
具体的に言えば、マイクロソフトの「ワード」というワープロソフトで、原稿の割付をする。すると、通常ならば自分のプリンタで出力されるのだが、出版社が電子出版という高度な印刷システムで製本してくれるもの。
出来映えは、普通の出版と変わりない。何が違うかというと、編集者が文字の割付などをしないから、編集者の分の人件費のコストが大幅に削られる、ということだ。そのせいで、百万円以上、安くなる。
適用されるのは、主として文字中心の原稿だ。写真や図版が入っていると、ちょっと面倒だが、その点は、難しければ業者に任せてもいい。ま、ワードの使い方を知っていれば、特に難しいこともないが。
とにかく、ワードの本をじっくり読んで、ワードでしっかりレイアウトを決めておくといい。そのあと、細かな修正を、出版者に任せればいいだろう。変更がほんの少しならば、変更の手数料もかからない。
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といっても、出版社は、千差万別だから、なかには変な業者もあるかもしれない。私としては、自分で体験した会社を紹介することしかできない。
→ お手軽出版ドットコム
→ 自動見積もりのページ
ここで見積もりをするとわかるが、安いところでは、次の例のようになる。
150頁、500部、表紙ソフトカバーつき …… 44万円。
表紙も、特にデザイン料を払うことなく(その分は無料で)、既製品から選択することができる。
→ 既製の表紙デザイン 一覧
自分で写真を用意すれば、その写真を表紙にすることもできる。(特に手数料はいらない。)
というわけで、この会社を紹介した。
なお、以上の価格は、あくまで、この会社についてのものだ。他の会社については、同様のことが当てはまる保証はない。(別途手数料を取られて、高額になる可能性もある。)
[ 付記 ]
この会社から出版した場合、出版社名は「お手軽出版」ではなくて、「ブイツーソリューション」という出版社名になる。
【 参考 】
私の出版した書籍は、次の箇所。
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http://openblog.meblog.biz/article/63694.html
※ Amazon および全国の大手書店でも販売された。
【 関連項目 】
→ 新風舎の詐欺商法
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