2008年07月29日

◆ 太陽光発電の嘘(シャープ)

 シャープが太陽光発電について大々的に宣伝している。
   → シャープの宣伝サイト
 しかしここにあるのは、嘘ばっかり ──

 《 訂正 》

 本項は主要部分で話の取り違えがあったので、項目全体を削除の扱いとします。
 ただし話の全部がみんな間違っているわけではないので、不適切な部分である (1) の箇所のみを横線で取り消します。他の部分は取り消しませんが、比重は小さいので、特に読む必要はありません。 





 上記の宣伝サイトを見ればわかるように、「太陽光発電だけで地球の全エネルギーをまかなえる」というふうに書いてある。引用しよう。
 地球上に降り注ぐ太陽エネルギーは、いったい、どれほどの量かご存じですか? 快晴時に、地上に到達する太陽エネルギーは、1平方mあたり約1kW。
 地球に届く太陽エネルギー1時間分の量で、世界全体が1年間に消費しているエネルギーすべてをまかなえるのです。地球全体のたった1%の面積に太陽電池を設置すれば、世界中が必要とする電力を創り出せることになります。
 これは、嘘である。話の前段は、単純な数値だから、間違いではないだろう。問題は、後半だ。ここでは論理のペテンが使われている。針小棒大にする誇張が使われている。つまりは、ホラ吹き男爵の誇張だ。
 以下では、具体的に指摘しよう。
 
 ──

 (1) 届かない

 引用文では、「地球に届く太陽エネルギー」という言葉が使われている。しかし、実際には、届かないのだ。なぜなら、太陽光の大半は、雲によって吸収されてしまうからだ。
 引用文の前段では、「快晴時に」という仮定が使われている。なるほど、その仮定のもとでは、話は正しい。
 しかし現実には、その仮定は成立しない。快晴になることは、たいして多くないからだ。なのに、いつのまにか、その仮定がすべて成立すると見なされて、「常に快晴である」という仮定のもとで、話が進められている。仮定がいつのまにか事実と見なされてしまっている。論理的ペテン。

 はっきり言っておこう。真の意味で「快晴」という現象が起こるのは、一年のうちの半分ぐらいの季節でしかない。梅雨明け以降と、秋の澄みきった快晴のときと、冬の快晴のときだ。(ただし東日本のみ。)
 一方、春には、真の快晴はほとんどない。そのことを知るには、次の事実を理解するといい。
 「7月と8月の日光は、痛いほど強い。4月、5月、6月の日光は、7月や8月と比べて、太陽の傾きはたとえ同じぐらいでも、日光は弱い。なぜなら、4月、5月、6月の空は、うっすらと曇っているからだ。たとえ地上では日光が明るんでいても、その日光は薄雲で弱まった日光にすぎないのだ」
 空を見るとわかるが、4月、5月、6月の空は、たとえすっかり晴れているときでも、うっすらと雲がかかっている。真っ青ではなくて、薄い白さが霞のようにかかっている。
 一方、7月の痛いほどの日光のときには、空の青い部分は完全に青くなっており、白っぽくなっていない。つまり、薄雲がかかっていない。だからこそ、あれほどにも日光が強いのだ。
 つまり、真の「快晴」と言えるのは、一年のうちでも限られた季節でしかない。しかもまた、その季節のうち、すべてが晴れになるわけではなく、曇りや、雨の日もある。もちろん、曇りときどき晴れ、となることも多い。
 結局、真の意味で「快晴」となる時間は、かなり限られた範囲のものでしかない。それゆえ、日光がすべて「届く」ということはないのだ。半分以上は「届かない」のだ。(さらに言えば、朝や夕方には、日光が弱くなっているが、これは、空気や塵によって、日光が散乱して、空の青さとなるからだ。この意味でも、日光は地上に届かない。地球の外に逃げてしまうわけだ。)
 あれやこれやを考えると、地球に届く日光のうち、地表まで届くのは、半分もないだろう。おおざっぱに言って、2〜3割ぐらいではなかろうか。届かない分は、空中の雲に遮られたり、地球外に散乱・反射したりする。それが事実だ。

 しかも、である。たとえ届いても、その全量を利用できるわけではない。というのは、冬には太陽が低く落ちてしまうからだ。その傾いた日光を受け止めようとしても、水平状の太陽電池は、日光の全量を受け止めることができない。(たとえば堺の太陽光発電所のパネルは、水平状に設置される。→ 画像
 つまり、シャープの宣伝で想定されているのは、「真夏の快晴時」だけに限られ、春秋冬においては所定のことが達成されないのだ。そして、傾きのせいで効率が半分になれば、必要な敷設面積は2倍になる。
 さらに言えば、真昼時以外の朝夕でも、日が傾いて発電効率が落ちる。
 これらのことが宣伝では言及されていない。つまりシャープは、嘘をついて、だましている。

 
 《 訂正の説明 》

 「地球全体のたった1%の面積に太陽電池を設置すれば、世界中が必要とする電力を創り出せることになります。」
 という結論は、特に間違っていません。同様の数値は、下記サイトでも得られています。
  → How Many Solar Panels Would It Take to Power The Entire World?
    ( ※ ただし「たったの」という形容詞的な修飾語句は不適切です。地球上に人間が住める領域はあまり多くないので、(海を含めた全体のうちの)1%というのは、かなり大きな値です。世界人口 70億人で割ると、一人あたりで 5000〜10000平方メートルも太陽光パネルを敷設する必要があります。これが可能な領域は欧州やアジア沿岸部にはないので、サハラ砂漠やゴビ砂漠などを利用するしかないでしょう。)

 ── 

 (2) 必要量

 引用文では、「世界中が必要とする電力」を太陽光発電が生み出せる、と記している。しかし、これも嘘である。 なぜか?
 ここでは、「使用量」と「必要量」とを、混同している。
  ・ 使用量 …… 現在、実際に利用している量(コストあり)
  ・ 必要量 …… 将来、利用したい量(コストは無関係)


 この違いは何かというと、次のことによる。
 「たとえ必要であっても、コストがかかりすぎるせいで、実際には使えないことがある」

 たとえば、病気の患者には、薬が必要だ。しかし、薬が必要だからといって、薬を実際に使っているわけではない。薬を買うには高い金がかかるが、その金を払えるとは限らないからだ。だから、実際には、「必要でも、使えない」ということが起こる。
 だから、シャープが正確に言葉を使うならば、「必要量をまかなえる」と述べるべきではなかった。次のいずれかにするべきだった。
  ・ 現在の使用量をまかなえる。
  ・ 必要量はどっちにしろまかなえない。


 特に重要なのは、後者だ。
 たとえば、現在、使用量が2兆ワットで、必要量が3兆ワットである、としよう。この場合、差にあたる1兆ワットは、「必要だがコスト高のせいで使えない量」である。(貧しい人々は、欲しくても使えない。)
 ここで、全量を太陽光発電にしたら、どうなるか? たとえば、太陽光発電で、2兆ワットまたは3兆ワットを発電したら、全員が必要量を使えることになるか? 
 否。なぜなら、現時点では、太陽光発電は非常にコストが高いからだ。そのコストをまかなえるだけの金を払える人は、現状よりも大幅に減る。たとえば、太陽光発電によって、電気代が3倍になると、3倍も高い電気を使える人は大幅に減る(たとえば半減する)から、太陽光発電の使用量は、2兆ワットから1兆ワットに減ってしまう(半減する)。
 すると、それ以前には、3兆ワットのうちの2兆ワットをまなかうことができて、66%の充足率だったのに、それ以後は、3兆ワットのうちの1兆ワットをまかなうだけなので、33%の充足率となる。……つまり、太陽光発電を利用することで、「電気を必要とするのに、電気を使えない人」が急増してしまうのだ。
 しかも、それでいて、「必要量の全量をまかなえます」というふうにホラを吹くわけだ。「必要量」と「使用量」とをあえて混同することで。(言葉のペテン。)

 ──

 結論。

 シャープの宣伝サイトに記してあることは、嘘ばっかりである。そこには嘘や誇張など、ペテン的な記述があふれている。
 これが示しているのは、「太陽光発電の推進者は嘘つきばかりだ」ということだ。あるいは、「そういう嘘だらけの宣伝にだまされるような、省エネ馬鹿が世の中には多すぎる」ということだ。
 
 とにかく、こういう嘘が堂々とネットで公開されているところからして、太陽光発電の効果というのは、非常に疑わしい。やたらとだまされないようにしよう。



 [ 付記1 ]
 太陽光発電のコスト計算についても、インチキがあるので、指摘しておこう。
 太陽光発電のコスト計算では、通常、次のように計算される。
 「太陽光発電の設置にかかる費用は、300万円。国による補助が 60万円。差額の 240万円が自己負担。一方、毎年、電気代が安くなる分が、12万円。したがって、240万円を 12万円で割って、20年で元が取れる」

 しかし、この計算は、成立しない。次の理由による。
  ・ ここでは利子の分が計上されていない。
  ・ 発電効率の経年劣化の分が考慮されていない。
  ・ 最後に太陽電池の撤去費用がかかるが、それが計上されていない。


 これらの分を考えれば、次のように結論するのが正しい。
 「太陽光発電で発電できる分は、年5%程度。利子が5%を上回れば、利子を払うだけで金が消えてしまうので、投入資金の回収が不可能となり、全損となる。また、利子が5%を下回れば、元金の返済はいくらかは可能だが、太陽電池の寿命は 20年ちょっとしかないらしいから、元金の返済が済む前に、寿命が来る」
 「また、発電効率は、時間の経過につれて劣化するから、当初のような発電量がいつまでも続く保証はない」
 「最後に廃棄処分のハメとなるが、そのときには、撤去費用が追加されてしまう。その分は、丸損となる」

 [ 付記2 ]
 以上のこと以外にも、嘘やデタラメがいっぱいある。
 たとえば、「鳥の糞で太陽電池の効果が減殺」という件を指摘したこともある。( → 太陽光発電の問題
 
 また、次の問題もある。
 「太陽光発電のパネルを設置したあとで、家の南側に高層ビルが出現したら、日照量が激減する。なのに、相手のせいでこうむった損害の補償を受けられない」
 ( → 太陽光発電の問題

 とにかく、太陽光発電の推進者は、詐欺師ばっかりだ。彼らは善人のフリをして、口先でうまいことばかり言う。だまされないように注意しよう。



 ※ 以下は、批判としては妥当ではないと判明したので、取り消します。
      ( 理由はコメント欄の指摘 2009-01-05 の箇所を参照。)
 下記コメントに、「地球全体のたった1%の面積」というのが、「1辺が約2,250kmの正方形」のことである、という指摘があった。実を言うと、さらに、太陽直下にあることが必要だ。
  ・ その正方形は、緯度で、熱帯の赤道上にある。
  ・ その正方形は、経度で、常に真昼(正午12時)の位置にある。
 前者はほぼ可能だろう。(たとえばアフリカ中部) 後者は不可能だ。そのためには、地球の自転速度と同じ速度で、太陽電池が西に移動している必要がある。(なお、24時間の発電のためには、赤道上で地球を一周する形で、太陽電池を海上にまで敷設する必要があるが、たとえそうしても、宣伝どおりにはならない。たいていの太陽電池は休眠状態だからだ。)



 【 関連項目 】
 太陽光発電(および 風力発電など)に関連する話題は、下記のカテゴリで。
↓   
posted by 管理人 at 20:25| Comment(31) |  太陽光発電・風力 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
南堂様の鋭いご指摘は、私のぼけた頭に程よい刺激があって、毎度、大変助かっております。ありがとうございます。
蛇足ですが、「地球全体のたった1%の面積に…」って地球半径rを約6370kmとして、表面積が4×π×r^2=509,645,864km^2だから、その1%で≒5,096,459km^2の広さになります。これは1辺が約2,250kmの正方形と同じ面積です(計算違いがあったら、ごめんなさい)。
「たった1%」と断言されるシャープさんのスケールの大きさに驚嘆しました。ちなみに札幌市と那覇市間の距離が2,244kmだそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/1_E6_m
「たった1%」と書かれると、ああ少ないな、と思いがちです。そこを狙っているのでしょうね。さすが「目の付けどころがシャープ」ですね。


あれ?、「陸地面積の1%」ではないですよね?
Posted by hokano at 2008年07月30日 00:09
最後に 【 追記 】 を加筆しました。
 タイムスタンプは ↓
Posted by 管理人 at 2008年07月30日 06:56
低山の山小屋で一年半ほど300wのパネルで暮らした事があります。
太陽電池の有効発電時間は年間で平均すると
一日3時間もありませんでした。
冬場の日照時間が多い東海地方でもです。
梅雨時は1時間程度です。
5日間雨が続いた日はバッテリーが空になりかけました。
油断すると周りの木が繁って来てパネルに影を落とします。
太陽電池パネルの発電能力は経年劣化しますが、
海浜地域などでは本体の劣化の前にアルミフレームが腐食して崩壊します。
蓄電池に溜めて使うのなら電池の耐用年数と焼却費用も経費として考慮する必要があります。
経済(エコノミー)的にペイしないものがエコな訳ありません。

無人島や険しい岬の先の灯台でなら太陽電池は活躍しています。(神子元島、波勝岬など)
アルプスや富士山の山小屋なら気温が低く、
日射が極めて強いので、
(気温が高いと発電電流が低下します。)
電線を引く費用と比べて経済的かも知れません。
山小屋では日中の発電だけで冷凍庫を冷やすので蓄電ロスが少ないです。(直流冷凍庫)
Posted by 海坊主 at 2008年07月30日 11:45
経年劣化について補足しておく。
 (1) アモルファスシリコンは容易に劣化する。
 (2) 結晶シリコンの太陽電池は 20年以上、大丈夫。
 (3) しかし太陽電池の周辺にあるもの(ハンダづけとか接合器具とか)が、どんどん劣化していく。広い意味の接触不良みたいなものですかね。そのせいで、太陽電池パネルの全体が、劣化していく。
 (4) 太陽電池の外部の付属装置(制御器のような機械)もまた、十数年で劣化する。

 以上については、「太陽電池 劣化」で検索すれば、さまざまなサイトから情報を得られる。
Posted by 管理人 at 2008年07月31日 22:41
http://web.mit.edu/newsoffice/2008/oxygen-0731.html

夜でも発電できる太陽電池だそうです。
Posted by yama at 2008年10月31日 16:25
これですね。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0808/01/news093.html

タイトルでびっくりしたが、無から生み出すのではなく、タイムシフトができるという意味か。

ま、研究だけはいろいろとやることが大切でしょう。研究と実用を混乱する人が多いが。

そう言えば、袈裟の新聞に、面白い話が出ていた。「数年後に太陽光電池の値段を半額にする」という政府目標を聞いたので、「それまで待とう」ということで、今は太陽電池を買う人が減ってしまったという。皮肉。

素直に「そんな目標は嘘です」と言っておけば良かったものを。
Posted by 管理人 at 2008年10月31日 17:16
計算すればすぐにわかることですが、管理人氏の指摘するような理想的な状態で太陽光が届くのであれば、全世界のエネルギー消費量をまかなうのに、地球表面積の1%も必要ありません。

全世界の消費エネルギー 1.35x10^13W, 東京付近の年間平均太陽輻射量142.9W/m2, 太陽電池のエネルギー変換効率5%から計算すれば、地球の陸地部分の約1.2%という値が出てきます。1%と言うのは妥当な数値だと思いますが。
Posted by ま at 2009年01月05日 22:12
↑ このコメントは、本文の主要部ではなくて、最後の 【 追記 】 の部分についての批判ですね。確かにその通りのようですので、【 追記 】の部分は取り消します。

 ──

 一方、本文の主要部は妥当なので、そのまま残します。理由は次の通り。

 (1) では、「快晴時に」という条件を付けたのは、私の勝手に付けた仮定ではなくて、シャープ自身の仮定(前提)です。

 (2) については、本文の通り。難点を感じるとしたら、そちらの誤読です。
> 全世界の消費エネルギー
 ということのは無意味です。「消費」と「必要」とは違います。どこかのアフリカ人の「消費」エネルギーが僅少だとしても、彼の「必要」エネルギーが僅少だということにはなりません。本文に記したとおり。

 ──

 なお、、陸地と全表面との区別についての試算は、承りました。ただ、「地球全体の1%」という表現を使ったのは、私ではなくてシャープです。
Posted by 管理人 at 2009年01月05日 23:27
初めてコメント書きます。私はサンヨ‐のパネルを販売してますが全てが詐欺的なものでしょうか?私には難しい計算等解りません。しかし実際取りつけた人に領収書を見させて頂いてますがオ‐ル電化と組み合わせ負担をほとんど無くす提案は現在も実現しております。政府のいい加減な価格を半額にする案には逆にあきれている立場であります。計算上の試算や悪い方の理屈を並べている様にしかみえないのですが…見る人によってはパネルを販売してる人間やメ‐カ‐の悪口を言ってるとしか思えません。貴方も生きていく上で家電品への依存をしていませんか?それだけの知識がおありならもう少し、全体をみてみたらどうでしょうか?
Posted by たろう at 2009年03月07日 14:55
> 見る人によってはパネルを販売してる人間やメ‐カ‐の悪口を言ってるとしか思えません。

まず、私は原則として、個人批判をしません。「パネルを販売してる人間」を批判していません。彼らは自分で嘘をついているわけじゃないし、暴利をふんだくっているわけでもありません。

一方、メーカーへの悪口なら、言うことはありますよ。ただし、どこのメーカーだってさんざん悪口を言われています。
自動車についても「排ガスを出す」というような批判はいっぱい出ますが、それで自動車会社の社員がいちいち悩むことはありません。会社は会社、自分は自分。

どっちみち、本項は、シャープという会社への批判です。あなたが悩むことじゃない。別に、シャープの社長じゃないんでしょ? 

なお、太陽電池への称賛なら、毎日毎日、新聞でも報道されています。オバマさんも含めて、世界中で称賛されています。一方、本項は、世間の隅っこで私が小声で批判しているだけです。
99人に称賛されているくせに、たった一人の悪口がちょっとあるだけで許容できない、と思うのは、ちょっとおかしい。

自分への悪口だと感じられるとしたら、被害妄想のせいでしょう。とりあえずは、お酒を飲んで、たっぷり休んで、疲労回復しましょう。
Posted by 管理人 at 2009年03月07日 16:25
初めてコメントを書きます。
1997年にシャープサンビスタ 3.1kwを設置しました。
年間発電量は 2200kwh程度で 9年目に入ったとたん 1510kwhにまで低下してしまいました。今年は12年目に突入しましたが
さらに発電量が少なくなってきました。
2004年の3,4,5,6月の平均発電量は200kwh以下でしたが、
本年2009年の3,4,5,6月の平均発電量は20kwh以下となり10分の1にしかなりませんでした。

このことから太陽光発電設備の耐用年数は8年で考えたほうがいいようです。

8年目までどうにか2000kwhをキープ
9年目 1510kwh、10年目 1610kwh
11年目 1590kwh
12年目は 年間200〜300kwhの予測です

当初設置費用は330万円国の補助金114万円
216万円が個人負担です

今まで10年間の 売電価格は50万円そこそこです。
投入資金の回収まったく不可能です。


設置場所は広島県尾道市

切妻屋根で南向きで設置方向は良好です
Posted by 水野 宗雄 at 2009年06月22日 19:50
> 今まで10年間の 売電価格は50万円そこそこです。

(1)
電力会社から買わないで済んだ電気代の分が 10年間で 100万円ぐらいあるのでは? 大損ということはなさそうです。

(2)
タイプは、単結晶型でなく、多結晶型ですよね? 保証期間はもともと 10年だった? (現在の同タイプの製品は 10年であるようです。)
Posted by 管理人 at 2009年06月22日 20:55
本稿とは関係なくて申し訳ありませんが、水野様のコメントで気になったものですから・・・。

定格3.1kWで年間発電量が2,200kWhとのことですが、一般的に定格1kWあたりの年間発電量は1,000kWhが目安と言われております。設置状況が最適であれば、年間発電量として3,000kWhくらいあるはずですが?(ただし、日陰を受けていたり、配線不良等があれば別ですが)

それと、9年目から発電量が低下した件ですが、このメーカの太陽電池には、太陽電池モジュールの内部配線のハンダ不良による性能劣化が確認されております(メーカもこの事実を認めております)。失礼ながら、水野様のPVシステムもこの可能性があると思われますので、メーカや施工業者等に点検をご依頼されることをお勧めいたします。

ちなみに、これまでの事例では、設置後10年以内であれば太陽電池モジュールをメーカが無償交換してくれましたが、10年を超えているとなると無償対応になるかは微妙なところですね。
Posted by PV太郎 at 2009年06月23日 14:21
別にシャープを擁護するつもりはありませんが、一個人の意見として、考え方に相違があったので書きます。

>仮定は成立しない
この仮定は成立しない、それは誰もがわかっています。それに日本の気候環境を考えてはいないと思います。世界中、1%以上、日本より日照量が大幅に大きい場所はあるはずです。
それを言ったら、太陽パネルの発電効率は15%程度、もちろんその角度、温度、汚れ、すべて考えなければいけません。ここで伝えたかったことは太陽エネルギーの量、ただそれだけだと思います。(例えば東京ドーム何個分みたいな感じ)

コメントにありましたが、地球面積の1%が小さいと考えたことはありませんし、考えにくいです。むしろそこまで太陽電池が普及していないという事実を伝えたかったのではと思います。

もちろん、環境〜は企業的戦略で騙しも多く含まれると思います。しかし、こと細かく定量的に物事を書いても誰も読まないでしょう。

ただ、むしろ、表面的なエコを考え内面的なことをあまり考えていないユーザーに問題があるのではと思います。(まぁ本当に考えてる人がいるなら、こんなに車のアイドリングが多いわけないと思いますが)
エコバックが典型的な例です。これを機会にエコバック買うことに環境的メリットが無いことに気づくか気づかないかです。といっても、私自身騙されていないとは少しも思ってませんが。
ただ、レジ袋が無くなり、バケット、バック持参し、「余計なものを出さない」ということを意識することが大事ということです。

・・・話がまとまらなくてすいません。
Posted by LED at 2009年06月24日 22:48
私の主張は、定量的にどうのこうのということではなくて、「だまされるな」ということです。その意味では、あなたもまんまと、だまされていますよ。

> レジ袋が無くなり、バケット、バック持参し、「余計なものを出さない」ということを意識することが大事ということです。

 そういう意識はまったく邪魔です。1の節約に目を奪われ、1か2の浪費をする。差し引きして、エコに反してしまう。それでいて、そのことに気づかない。
 そういうふうにだまされるな、というのが、本サイトのポリシーです。

 レジ袋の項目を含め、同じカテゴリ内の全項目を読んでください。趣旨はすべて「だまされるな」です。

 本項はシャープを非難したいわけではありません。誤解しないように。
Posted by 管理人 at 2009年06月24日 23:27
> ことを意識することが大事ということです。

 別項でも述べていますが、そういう考え方は「エコ教」という宗教の発想そのものであり、有害無益です。
 例。プリウスで省エネして、どんどんドライブする。「今日はこんなに走ったから、こんなに節約したぞ。これからも高速道路をいっぱい走って節約しよう」と思う。
 例。レジ袋を節約して、デカいゴミ袋を高額で購入する。

 アイドリングも同様。節約する「意識」など不要。それよりは、「意識」しないでやればいい。
 具体的には、「アイドリング・ストップ」という追加装置を装着すればいい。理想的なのは、マツダの新型アクセラで、アイドリング・ストップしている時間が走行時間の30%にもなるそうです。都会では。
 
 要するに、「省エネしよう」という心がけは不要だし、「私は省エネしているんだ」という自己陶酔も不要。必要なのは、意識ではなくて、実質的な省エネです。レジ袋で省エネ意識を1万回も繰り返すよりは、長距離ドライブを1回節約することの方が、ずっと省エネになる。
 意識ばかりにとらわれている人は、洗脳されているんですよ。合理的な計算ができなくなっている。……ま、宗教の宗教活動ですからね。

 下記の省エネを参照。
http://notteco.jp/
 相乗りによる省エネ。のってこ。
Posted by 管理人 at 2009年06月24日 23:59
>非難したい
趣旨がここに無いことは分かりますが、非難する日本語を使用していたので
ただ私の意見が擁護してるように見えると、シャープ信者かとか別の偏見を持たれかねないので断っただけです。

あと、言いたいことはわかりましたが、今回の記事に関してはあまり騙されているという箇所が思うほど見当たりません。
こう言うとあなたは騙されていると言うかもですが、どちらかといえば被害妄想的なのが大きいと今回の記事に関して、私は思います。
理由は昨日のとおりで。これは私の意見として。

そういう意識はまったく邪魔>
うまく伝わっていないので言いますが、とりあえず、べつにレジ袋なんて要らないんじゃないかって事です。
生産者の問題もありますが、レジ袋がない店が増えても昔に戻っただけで、その分節約になるでしょ。
ただし、それに関してエコ袋買ったり、それに伴ってなんらかの消費が増えることが問題といったのです。
大きなゴミ袋に関してはレジ袋+大きなゴミ袋も多々見かけるので特に増えることはないかと。
ただ、たしかに私の言った「意識することが大事です」は、ここでは間違ってますね。

別項でも・・以下>

実質的な省エネという意味ではなるほど騙されている部分は私にもあるかもしれません。
もしくは、すべて知っていて何か実行してるかです。
ただ、管理者さんの例えは既にエコ教とか以前にエコになってません。
そんな人もいると思いますが、そんなこと、したこと無いです。
それでエコを意識しています、っていう人がいるならそれ意識しているフリです。
ですから、「意識」が不必要であるとは私は思いません。

あと、アイドリングストップに関してはMAZDAの技術は知ってますし、これから必要だと思います。
ただ、現時点で誰一人、アイドリングをやっていないのはまったく手遅れで、そこは「意識」してでも行う必要があるのですよ。
アイドリングストップで半分近くの時間が削られてることくらい気づいてるだろうし、気づいていないといけないのですよ。

ただ、こんな議論してなんですが、あるシミュレーション(出典は忘れました)結果によれば、
CO2の9割減らさないと温暖化は食い止められない状況にあるそうです。もちろん削減することは温度上昇「量」に関係するようですが。あくまで一つの結果ですが。

だから
>要するに 以下に関しては、
同意するところもありますが、意識することが必要ないとは思わないし、
少なくても多くても、少しでも「本当に省エネ」になれば別にやってかまわないと思いますよ。
Posted by LED at 2009年06月26日 00:33
タイトルを見てっきり太陽光発電はまるでだめって話かと思いましたよ。

無知な連中のいい加減な駄法螺を
(あるいは将来的にいくらでも上乗せられる旨みを熟知した上ではなっから消費者から絞り上げることを前提に考えた嘘)
正しい認識で持って批判指摘する。

それなら、誤解を招くタイトルはやめた
ほうがいいですね。

かさばってでも伝える内容を損ねてはいけませんね。戦略なら仕方がないですが。
(タイトルは簡潔なほうがいい、というのはかならずしも簡潔でなければ絶対にだめという意味ではありません。)
Posted by サバゲルゲ at 2009年07月11日 11:21
> タイトルを見てっきり太陽光発電はまるでだめって話かと思いましたよ。

そりゃ、早とちりです。どんなタイトルであれ、タイトルだけで即断するのは、思い込みが激しすぎる。最低限、タイトルに続くリード文(3行)を読まなくては。

まずはご自分の読書態度を改めるのが先決です。さもないと、社会生活でまともに生きていけませんよ。
「人の話も聞かないで、勝手に誤解して難癖を吹っかけるやつ」と思われます。ま、そういう人がネットには多いんですけどね。オタク時代。
Posted by 管理人 at 2009年07月11日 11:38
多くのメーカー製のパネルは雲がかかると発電しなくなると聞いたことがあります。
しかしどこの製品か忘れましたが、雲がかかって半分しか日が当っていなくても発電するパネルもあるそうです。
シャープ製品がこのタイプであれば確実に宣伝すると思われるので、おそらく発電しないタイプでしょう。
ソーラー関係はほとんど詐欺みたいなものなんでしょうねえ。
Posted by sekiyu at 2010年01月01日 22:29
> 雲がかかって半分しか日が当っていなくても

 雲がかかると、日照量は半分どころか1割ぐらいにしかなりません。光のエネルギーがないんだから、発電はそもそも無理です。

 鉄腕アトムにプルートーの物語があり、エプシロンというのが光エネルギーで戦うのですが、太陽が隠れて光がなくなったので、プルートーに負けてしまうんです。
 オタク的知識。 (^^)
Posted by 管理人 at 2010年01月01日 23:21
日照量の問題ではなく、パネルの一部に少しでも影ができると発電しなくなるそうですよ。
影がかかっていても、日が当っている部分だけは発電し続けるパネルはシャープ製じゃないです。
光エネルギーを吸収するにはある程度の電力を必要とするので、少しでも影ができると止まるように設計されているのです。
Posted by sekiyu at 2010年01月02日 10:27
太陽光でググって、こちらにお邪魔しました。

管理人さんのご指摘があったからか、文章が訂正されているようですね(藁)

太陽エネルギーの最大の特徴は、クリーンで無尽蔵に降り注ぎ、枯渇の心配がないエネルギーである事です。地球に到達する太陽エネルギーは大気圏外で1m2当たり1.38kW、地表では、1m2当たり1kW程度となります。
地球全体に降り注ぐ太陽エネルギーを100%変換できるなら世界の年間消費エネルギーを僅か1時間でまかなうことが出来ます。

<太陽エネルギーを100%変換できるなら>
前提条件が全然違う、夢物語ですね。
こんなのに日照条件だとか、うんぬん言ってもしょうがない。ペテンとかいうのとも違う気がしますね。

将来的に技術が進めばできるのかも知れませんがその前に人類がどうなっているか分からんて感じですが。

太陽光自体は地球温暖化防止可能性のある技術だと思うのでシャープに限らず頑張っていいものを作って欲しいものです。
Posted by 電磁波 at 2010年08月01日 22:16
いろんなところのメーカーさんの工事免許(技術認定)もったイチ職人です。
読ませてもらいましたがいろんな想像が広がるものですね。

太陽光をつけるなら
1 1面設置なら南から最低45度未満。東西屋根は勾配ぬるいか高台だとシミュレーションを大幅に上回る
2 できるだけ搭載容量はでかくすること
3 1社のモジュールはホントにアホみたいに壊れます。3社のモジュールはまぁ、ここ最近出力低下とか故障とか交換にはいってません。扱っていない新参の某各社は・・・悪口はやめときます。ほめるなら老舗の1社は製品製造不良(多分初期不良)以外交換してないし8年点検もほぼ100%(モジュール)90%なんて故障の部類。
4 噂話じゃなくてつけている人10軒くらい現実的な情報を集めること。いいこと悪いこと知ったか話であきれます。つけている人の家にいってピンポンすりゃ現実を教えてくれます。赤の他人でも。自分はそうやって聞いてます。
5 メーカーの誇大説明をスルーするくらいのスマートさで簡単に見抜くこと。基準単位を決めて電卓はじきゃすぐわかるでしょう。
6 とにかく某社の製品は辞めること。あれが付いてる地域ではホントにイメージが悪いんで困ります。某社製の付いていない地域はみんなどんどん付けてくれて満足(事前シュミレーション必須)。
7 某1社のおかげで業界評判がた落ち。どこがどうすると南面3Kwシステムで2200Kwしか発電できないんじゃ!? 聞いたことがない。
8 大体にして固定方法が野地板固定って何じゃそれ? 熱で乾燥してスカスカになったベニヤだけで固定できるのか?おばかちゃんめっ♪

薄膜? 9.99Kwつけるならまじめに超お勧め。それ以外は^^; (あの発電効率の説明詐欺じゃね?)黒いヤツの事ね。面積でちゃんと説明しろ!!って思った。
Posted by 多メーカーの工事職人 at 2011年01月21日 01:50
多メーカーの工事職人さんかっこええ!
そのとおりっすね。
Posted by 3社の英魚ーマン at 2011年02月11日 00:43
私もシャープ製サンビスタを4kWを南向きで
設置しました。
 昨日、久しぶりに電気料金明細を目にして
びっくり。
 倍電量が200kWHから1年以上前から
30kWHになっていました。
 設置して10数年になりますが、
パネル面をみてびっくり、半田部分が浮き上がってようにも見えます。
 これは明らかにリコール製品ではないかと思います。
Posted by 電気関連勤め人 at 2012年05月22日 16:26
たまたま、この記事を拝見しました太陽電池の元技術者です。
シャープの宣伝が誇張ではないかとのことですので、計算してみました。

○世界のエネルギー消費量
@地球表面に届く平均エネルギー量=1kw/u
A地球の表面積=5.10×10^14 u
(=4×π×6370km=5.10×10^8ku=5.10×10^14 u
)

シャープの宣伝の前半部分より
世界の年間のエネルギー消費量は@×A×1時間なので
B世界の年間エネルギー消費量=5.10×10^14kwh/年
※この値の出処は不明ですが。


○太陽電池の必要面積について
まず、シャープなどのシリコン系セルを使用しているメーカーでは、「日本」で一般的に1kwの設置で年間発電量が1000kwh/年と言われています。
(下記の産総研の資料を参照してください。)
これは管理人さんが指摘している天気の影響や季節要因、インバーターなどによる変換ロスが含まれています。
ただ、周囲に影が全くないことが条件および日本と異なる緯度及び気候では修正が必要になります。
C太陽電池の年間平均発電量=1000kwh/(kw・年)

太陽電池の変換効率=15%の太陽電池の面積当たりの公称出力は
D1kw/u*0.15=0.15kw/u
となります。
※1kw/uは太陽光の基準照射量で国際規格で定まっています。変換効率はこの値から算出されています。
CとDの根拠
http://unit.aist.go.jp/rcpvt/ci/about_pv/output/measure.html

以上から、平均面積あたりに太陽光が発電する年間発電量はC×Dより
E面積当たり太陽光年間発電量=150kwh/(u・年)

これより年間エネルギー消費量を満足するために必要な面積はB÷Eより
F必要な面積=3.4×10^12u

A÷Fから必要な面積割合が出ます。
この計算より0.67%。
ただ、現実的な計算は設置に必要な面積でするべきですので、この計算はふさわしくない点もありますが。

○現実の設置を考慮(「日本」で前提付)
実際は20〜40度の傾斜をつけて設置します。
この場合、一般的な目安として150uあれば10kwを設置できるといわれています。
この場合、Dが0.067kw/uとなり、同様の計算すると、1.5%となります。

以上から、管理人さんが言っているような誇張には当たらないと思います。
(計算は常に快晴を前提にして計算していません)


記事の(2)で書いてあるコストの件はその通りだと思います。
安く発電するなら、現状は火力が一番妥当でしょうね。


ちなみに夏が一番発電量が多いと考えられていますが、実際は春とか秋の方が一日当たりの発電量は多いですよ。
太陽電池は半導体なんで周囲温度が高いと
効率が下がるので、気温がそこそこで日射量が多い春や秋の方が多くなります。
1kwの設置で1000kwhの年間発電量が得られるという部分はこの季節要因も含んでます。
(日本限定ですが。)


最後にシャープが根拠もなく広告することはさすがに信用を無くすので、
しっかり考えていると思います。
ただ、もう確認しようがないので、わかりませんが、計算の根拠がわからないような出し方をしていたら、シャープが問題だと思います。
一方でシャープが成否を確認できる根拠を載せているにもかかわらず、管理人さんが詳細を確認せずに批判しているなら、それは訂正すべきだと思います。
Posted by 元太陽電池技術者 at 2012年09月17日 20:50
そちらの計算だと、太陽が地球全体を照射していることになるのでは? 半分が陰になることが考慮されていません。斜めの日射しになる分も。
 あと、快晴を前提としているのは、元のシャープの文章です。
 なお、発電効率は関係ありません。太陽エネルギーの量そのものを計算しているだけです。その1%だけでいい、というのがシャープの主張。


 シャープの宣伝ページは、私の指摘が出てしばらくたったら消えちゃったんですよね。信用をなくすと思ったんじゃないかな?
Posted by 管理人 at 2012年09月17日 22:59
素早い返答ありがとうございます。
まだ、誤解があるようなので、連投で記載します。

(1)1つ目の指摘について
Cのとこに書けていなかったんですが、Cでの1「kw」の設置容量で「年間発電量」1000「kwh」の計算には
※あくまで「年間発電量」を基にしてます
-斜めの日射量(朝方や夕方の時間の場合)
-夜間発電していないこと
-使用時に当然発生する表面の汚れ
-天気
-季節
-インバーターの変換ロス(効率やケーブルによる電力損失)
-表面の汚れ(砂ほこりなど)
-シリコン系太陽電池使用
が含まれています。
※周囲の障害物による影がかからないことが条件
(雲や鳥の糞、ほこりは想定範囲)
ちなみに、これは産総研で実地試験を様々な場所で行い求めた数値です。
ようは私は年間の発電量を基に計算しており、逐次変化する瞬間出力を基に計算していません。
というより、逐次変化する瞬間発電量から計算するのは
私の太陽光発電技術者だったときの経験からまず不可能でしょう。
(年ごとに日射量=太陽光エネルギーの地表への到達量は違うので。)

以上から、私の計算は夜間や時間帯別の日射の方向も想定していることから
全面日射である必要はありませんし、斜めの日射量も考慮されています。
そのため、管理人さんの指摘は考慮された状態で計算結果を提示しています。

まずは先の投稿で添付した産総研のHPを閲覧してみてください。


(2)2つ目の指摘について
シャープの広告は2つの部分に分かれると思います。
@太陽から地表に降り注ぐ快晴時のエネルギー1時間で世界の年間エネルギー量になる
Aその太陽エネルギーを使うことができる太陽電池を地表面積のうちの1%に
設置すれば、それで世界のエネルギーをまかなえる

快晴を基準としているは@だけだと思います。
また、Aについては太陽エネルギーのうちの1%でいいとは読めません。
Aは太陽電池の設置面積とありますので。

また、前提条件が確認できないので、何とも言えない部分もあるので、間違いないといいきれませんが、
私の前提条件で計算した結果とシャープのキャッチコピーの数値がほぼ合うので、
おそらく発電効率はもちろん天気・時間帯なども含めていると思います。
(先の投稿と今投稿(1)参照)
快晴のみを前提にしていないはずです。
また、シャープぐらいの会社なら消費者対策のために注釈で前提条件を
このキャッチコピーの下あたりに書いていたと思います。
文面から推察するに前提条件を確認せずに批判しているようですので、
本記事は管理人さんの早とちりの部分もあるのではないでしょうか。
私は広告に関しては、実際はどうかは別として、なんらかの想定された前提条件の上で
合っているかどうかがキャッチコピーとして大事だと思います。
その場合、前提条件が通常使用条件と著しく外れている場合が批判の対象となると思います。
今回の件は、私が想定した計算で言えば、日本での「実際」に測った年間発電量を基に計算して
(しかも自社ではなくて第三者試験機関の結果を使って)
そこまでずれていないと私は思います。
車の燃費も60km/hでの定時走行を前提に比較しているが、実際の燃費とは違う事と比べたらましな気がします。
ただ、シャープの文面が誤解を生みやすいものとの指摘はその通りだと思いますね。

以上から、
・管理人さんが前提条件を確認されていないのなら、管理さんの批判がおかしいと思います。
・シャープが前提条件を載せていないなら、シャープに大きな問題があると思います。
(検索をかけまくっても広告がみつからなかったので、真偽は私には確認できません。)

最後に電力で大事なのは、最大瞬間発電量なので、
年間発電量を発電できたとしても最大瞬間発電量が足りない場合があります。
(瞬間は公称出力の合計です。今夏の電力会社で問題になりましたよね。)
また、夜間は地球の反対側から電気を送ってもらうか、蓄電しないといけない点が
太陽光発電の欠点ですね。
それらの点も含めて本当に設置面積が1%で足りるかを確認しないと本当はダメだと思います。
(私のレベルでは、瞬間までのシミュレーションまでは難しすぎてできませんので、成否の確認はやれません。)
Posted by 元太陽電池技術者 at 2012年09月18日 10:08
確かにご指摘の通りなので、該当箇所を取り消しました。

 なお、次のサイトにも、ほぼ同様の数値が出ています。
http://gizmodo.com/5350191/how-many-solar-panels-would-it-take-to-power-the-entire-world
Posted by 管理人 at 2012年09月18日 22:28
理解いただけたみたいでよかったです。

他のコラム(記事?)も少し読ませてもらいました。
様々な分野への見識、すごいですね。
私の中では賛否いろいろありましたが、
改めて考えさせられました。

次の話を楽しみにしてます。
Posted by 元太陽電池技術者 at 2012年09月19日 06:25
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
  ※ コメントが掲載されるまで、時間がかかることがあります。

過去ログ