2008年07月22日

◆ PET飲料の無駄

 省エネのついでに、PET飲料の無駄にも気づくといい。ここにも大量の無駄がある。ただし PETボトルという容器ではなくて、中身(飲料)の方で。 ──

 PETボトルの無駄というと、
 「 PETボトルは、プラスチックの無駄だから、ガラス容器にせよ」
 という意見が前にも聞かれた。ただし私は、そう主張したいわけではない。

 問題は、中身である飲料の方だ。
  ・ 天然水
  ・ お茶
  ・ スポーツドリンク
  ・ ジュースが 30%ぐらいの飲料

 こういう中身の飲料がある。そのすべて無駄だ。理由は、以下の通り。

 天然水やお茶ならば、害はないだろう。だが、他のものは、害がないとは言えない。
 スポーツドリンクは、飲み過ぎだと、電解質の取りすぎの危険がある。
 ジュースが 30%ぐらいの飲料は、もっと危険だ。リン酸物質の取りすぎという危険がある。そうなると、カルシウムが溶け出す。他にも健康に有害だという報告がある。そもそも「ジュースが 30%」というのは、「天然でなく人工のまがいものが 70%」というようなものだろう。(本当はただの水が大部分だが、味という点ではまがいものが 70%である。つまりは人工添加物。)
 「じゃ、天然ジュースならば問題ないだろう」
 と思う人もいるかもしれない。だが、さにあらず。天然ジュースだって、やたらと飲み過ぎれば、カロリーの取りすぎだ。
 野菜ジュースならば、「飲み過ぎ」になる前に飽きてしまうだろうが、そういうのを飲む人は、もともと「 PET飲料の飲み過ぎ」とは無縁だろう。
( ※ PETボトル入りの野菜ジュースを、ときどき飲むのなら、ちっとも問題ではない。)

 ──

 また、PETボトルは、飲料が健康によくないというだけでなく、エネルギーの問題もある。
 なるほど、天然水やお茶ならば、健康には影響しない。だが、やはり、エネルギーを浪費する。生産や運搬にエネルギーをかけすぎている。だから、すごく値段が高い。1リットルで百円以上になるのが普通だ。これだと、ひところのガソリン並みだ。(ガソリンは昨年まで1リットル110円ぐらいだった。PET飲料は同程度以上の値段。)

 というわけで、
 「省エネのために PET飲料を飲むのをやめましょう」

 というのが、本項の主張だ。
 さらに言えば、
 「お金の節約のために PET飲料を飲むのをやめましょう」

 とも言いたい。こっちの方を余計に強調したい。  (^^);
 あと、ついでに、「健康のため」も。

 ──

 では、代案は? かわりに、どうすればいいか? 実は、この点は、前にも述べたことがある。
 「麦茶を飲みましょう」
 ということだ。ただし、売店で売っているやつではなくて、自分で作るやつ。
 職場などだと、自分で作ることはできないと思うかもしれないが、さにあらず。プラスチックの大型水筒を用意して、そこに麦茶の紙パックを入れれば、それで数時間後には飲める。職場だって、そのくらいはできる。少なくとも、職場で PET飲料を飲んでいるような人なら、そのくらいはできる。(なお、 PETボトルの空きボトルを使ってもよさそうだが、口が小さいのでちょっと駄目だ。)
 なお、職場の冷蔵庫があって、そこに自分の PET飲料を入れることができるのならば、そこに水筒を入れればいい。冷えた麦茶が飲めます。
 麦茶のコストは、スーパーのプライベートブランド商品を買えば、1回分が5円程度。あとは水道の水代です。

 さて。どうして麦茶がいいのか? その理由は?
 それは、夏の水道の水はどうもカルキ臭いからだ。その臭みをなくすのが麦茶だ。
 なお、カルキという成分そのものを除去する必要は、特にないだろう。カルキというのは、ただの塩素だし、塩化ナトリウムの塩分と同じようなものだから、別に有害ではないと思う。ま、ちょっとイオンによる殺菌作用はあるが。
 どうしても気になるのなら、活性炭か何かでカルキを除去してもいい。煮沸しても同様だ。
 とはいえ、普通は気にしなくてもいいだろう。どうせ微量だし、健康には影響しない。こんなのを気にするくらいなら、PET飲料の食品添加物の方が圧倒的に危険である。糖分があっても細菌が繁殖しないように、いろいろと変な化学物質がたっぷりと入っている。水道水どころじゃないですよ。

 というわけで、(カルキ臭さを防ぐために)麦茶で飲む。そのことで、お金とエネルギーを節約する。これがお勧めです。
 レジ袋代の1円ぐらいを何度も浮かそうとするよりは、100円以上のコスト(と応分のエネルギー)を無駄に使う PET飲料をやめましょう。金もエネルギーも節約できます。


 【 関連項目 】
   → 夏バテ防止法2
 ※ 麦茶のお勧め
posted by 管理人 at 20:02 | Comment(1) |  健康・寒暖対策 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>カルキという成分そのものを除去する必要は、特にないだろう。カルキというのは、ただの塩素だし、塩化ナトリウムの塩分と同じようなものだから、別に有害ではないと思う。
大間違いですよ。
塩はただの塩化物イオン(Cl-)ですが、
カルキは単体の塩素(Cl2)が水中で様々に化学変化した塩素化合物の複合体です。
例としてあげるなら次亜塩素酸(ClO-)が上げられます。
これは塩素系漂白剤に多用されているものです。
塩(NaCl)と漂白剤(NaClO)はぜんぜん違うでしょ
Posted by at 2008年08月01日 12:54
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