2008年06月17日

◆ 文字用例の検索

 文字用例の検索をするサイトがある。国立国語研究所の KOTONOHA。
 試験運用中とのことだが、十分、実用になる。
   → 文字用例の検索 ──

 たとえば、新常用漢字に採用予定の「」という文字で検索すると、該当する用例はほとんどが人名や固有名詞だ、とわかる。
   弥生、弥生会計、卑弥呼、南無阿弥陀仏、元の木阿弥、など。

 普通の人は特に必要性は感じないでしょうね。感じるとしたら、ただ一つ。次の用例だ。
   松浦亜弥

 ──

 以上のように、日本語の文字の用例がわかる。
 一方、新常用漢字の選定をする審議会委員(漢字オタク)は、出版社から漢字の使用頻度をもらっただけらしい。そうすると、人名も普通名詞も区別されないから、「松浦亜弥」という名前が頻出すると、「じゃ、亜弥ちゃんの名前を書くために、 弥 の字が必要だな」と思うわけだ。

 モーニング娘. ファンだったんですね。委員は。  (^^);



 【 参考 】

 審議会委員は、上記サイトの KOTONOHA を使っていないで決めている、と述べているページがある。
  → 該当サイト

 ( ※ 嘘を書いているわけではないだろうが、論拠ないし出典は特に記されていない。)



 【 関連項目 】

 新常用漢字の漢字選定について。
  → 新常用漢字2(第一次案)
posted by 管理人 at 21:34 | Comment(0) |  文字規格 | 更新情報をチェックする
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