シティ・コミューターと呼ばれる小型自動車が知られている。軽自動車や、もっと小さな MCCスマートなど。市街地走行用。高速道路を考慮しない。
これと電気自動車を組み合わせることで、さらに小型のタイプを作れるだろう。新ジャンルの自動車。これをライト・コミューターと呼びたい。 ──
ライト・コミューターは、シティ・コミューターよりもさらに小型の自動車で、バイクや自転車との中間形態である。
このような形態のものは、電気自動車と組み合わせることで、新たに開発が可能となる。
そこで、こういうものを提案したい。理由は、以下の通り。
──
(1) 用途
用途は、通常の自動車で使う範囲というよりは、自転車を使いたがるような範囲。つまり、自宅からスーパーへの買物や、幼稚園への送迎。片道3キロ以下の短距離。
通常ならば自転車を使う人が多いだろうが、老人だと足腰が弱くて自転車を使えないし、都市ではない田舎だと商圏がかなり遠いから、自転車よりも自動車の方がほしくなる。また、雨への対策も、自転車ではできないことだ。
つまり、「自転車以上、自動車以下」という範囲。ニッチのような範囲である。普通の成年男子ならば、「こんなものは使えるか」と目も向けないだろうが、高齢者や若い母親ならば、こういうものを「お手軽でいいわ」と思いそうだ。
(2) サイズと性能
サイズは、一人乗り(プラス荷物室)で十分である。ただ、幼稚園児の送迎もありそうだから、後部に子供二人用の座席があるといいだろう。自動車用語で言うと、「1プラス2」である。「大人3人乗り」ではない。
前席は、二つの前輪の間に足を伸ばすようにする。電気自動車ならば、エンジンはないから、それが可能だ。前席の両脇には、少し隙間ができるので、後席からはそこに足を伸ばせる。だから、前席と後席はかなり近づいていても大丈夫。
同様に席を配置した例としては、日産がモーターショーで展示したピボがある。こちらは大人3人乗りだが。( → 写真 )
この車は、法定乗員数を「大人1名プラス未就学児2名」というふうに定める必要がある。後席は、未就学児(幼稚園児)が乗れば合法だが小学生が乗れば違法。
以上のようにすることで、軽自動車よりもはるかに小さな車体にすることが可能だ。結果的に、価格も大幅に低下する。(軽自動車タイプの電気自動車の半額を狙う。)
なお、超小型の自動車だと、自転車のように扱いやすい。駐車も簡単だ。そういう美点もある。老人や女性は重宝するだろう。)
具体的には、横幅1メートル、全長2メートル弱。ま、そのくらい。ちょっと見た感じでは、MMCスマートのような感じ。( → 写真 )
※ ただし、MMCスマートよりもずっと小さくする。
ミゼットIIよりももっと小さくする。
(3) 開発可能性
さて。こういう超小型車は、今までは存在しなかった。なぜなら、開発が不可能だったからだ。
第一に、ディーゼルエンジンならば、かなり大きな排気量を必要とする。小さな排気量のディーゼルエンジンというものは存在しない。したがって、超小型車は存在しないし、存在できない。
第二に、ガソリンエンジンならば、どんどん小型にすると、1気筒か2気筒になる。だが、これでは振動が大きすぎて、自動車としての実用性が欠ける。かといって気筒を小さくしすぎると、熱が逃げるので、熱効率が非常に悪くなる。(バイクの熱効率は非常に悪い。)実用を考えると、普通のガソリン自動車では、少なくとも 360cc ぐらいの排気量が必要となる。
しかし 360cc だと、馬力が出過ぎる。4人が乗れるぐらいの大きな車体が必要となる。だから結果的に、ガソリンエンジンならば、(大きな馬力にふさわしいように)軽自動車ぐらいの車体をもつようになる。
(サイズの例として、三菱が開発中の iMiEV というものがある。これは、軽自動車サイズの車体をもつ。……ただしこれは、ガソリンエンジンではなく、電気自動車。参考になるのはサイズだけ。)
以上のように、ディーゼルエンジンでもガソリンエンジンでも、超小型のエンジンというものは作れないから、超小型の自動車というものも作れない。ある程度の大きさ(軽自動車並みの大きさ)が必要となる。
しかしながら、電気自動車では、その制限がない。電池もモーターも、いくらでも小さくできる。小さいところでは、オモチャのチョロQぐらいの大きさになる。掌に載るサイズだ。……というわけで、いくらでも小さくなるから、「軽自動車の半分」というサイズの自動車も作成できる。
で、これは当然、価格も半分ぐらいになるし、まともな市場がある。かなり普及するだろう。だから、そういうものを「ライト・コミューター」と称して、新たな規格を定め、普及させるといいだろう。
その目的は、二つ。
・ 省エネや温暖化防止になる。(電気自動車で環境保護)
・ 運転の下手な高齢者や女性に、扱いやすい交通手段を提供する。
──
なお、ライト・コミューターの眼目は、「サイズを半分にして、価格も半分程度にする」という点だ。(高速性能は必要ない。最高速度は時速 70キロ程度で十分。航続距離も短めで十分。)
一方、ガソリン車では、このこと(サイズと価格の半減)はできない。「サイズを半分にする」ということは技術的には何とか可能でも、「価格も半分程度にする」ということはとうてい不可能だ。125cc のバイクのエンジンを使って、小さな車体に搭載しても、それでは実用的な水準を満たさないし、価格も半分にならない。自動変速機まで搭載したら、どうしたって軽自動車に近い水準の価格になってしまう。
ガソリン車の価格は、どうしても百万円ぐらいになる。そういうものだ。
具体的な例は、軽自動車そのものにも見られる。軽自動車は、リッターカーと同じぐらいの価格になっている。ガソリン車というのは、なかなか価格が下がらないものなのだ。
ま、途上国で生産すれば、激安にはなるだろうが、それは為替水準による低価格だから、ここでは特に論じない。日本で激安のガソリン車が作れるわけじゃないんだから。
で、電気自動車だと、どうなるか? iMiEV は 200万円ぐらいになるらしいが、その半額の 100万円ぐらいでライトコミューターを作ることはできるだろう。
「だったら軽自動車の方がいい」
と思うかもしれないが、それは成年男子の発想。若い母親だったら、「そんなにスピードが出すぎるのは怖い」とか、「車体が大きくて扱いにくい」とか思うものだ。(もともと自動車の運転に慣れていないので。)
それよりはむしろ、
「電気自動車だと、ガソリン代その他の費用が、大幅に節約できる」という点にこそ、着目するだろう。たとえば、「幼稚園の送迎と買物用」という用途に限った場合、軽自動車だとガソリン代が1万円、電気自動車だと電気代が 3000円、というふうな具合になる。となったら、「それじゃ電気自動車の方がいいわ」と思う女性は多いはずだ。
「そんなものじゃニュルブルクリンクで8分を切れないから無意味だ!」
なんて叫ぶようなスピードマニアばかりじゃないんです。目先の千円札の方がずっと大事。あと、駐車場における駐車の面倒さがなくなる方が、ずっと大事。
狙う客層が違うんですね。そこがポイント。
────
【 参考 】
正月の夢物語の記事に、「トヨタの一人乗り乗用車」というのが紹介されていた。例の「一人乗りロボット」のこと。(すでにあちこちで紹介されている。ロボットショーなど。東京モーターショーでも?)
記事によると、「一人乗り乗用車とロボットとは一体化していくだろう」という見通しが示されていた。
しかし、私は、これは無理だと思う。というのは、一人乗りだと、ボンネットがないので、衝突安全性が確保されないからだ。
現在、バイクは非常に危険だ、ということが知られている。衝突安全性を確保するには、どうしても、ドライバーを保護するボディと、衝突安全性を確保するボンネット(およびバンパー)とが必要だ。その意味で、一人乗り乗用車というのは、それ自体が矛盾した存在である。(むしろ「一人乗り3輪バイク」と呼ぶべし。それなら危険性が明示されるだろう。)
というわけで、最も実現しやすいのは、本項で述べた「ライトコミューター」である、と思う。そして、その本質は、「一人乗り乗用車(ロボット)」と同様に、電力で動く軽量タイプであることだ。
( ※ 技術的には、難しくないはず。難点は、価格だけだろう。……とすれば、実用化はそう遠くないはずだ。)
【 追記 】
本項の意義は、次のことだ。
「省エネ・タイプの超小型自動車を普及させることで、日常用途の大部分を、このタイプに代替させること」
まず、現状では、次の方針を取っている。
「ベンツの大型車や、重量級のRV社などで、ディーゼルエンジンを普及させることで、省エネ化を図る」
しかし、こんなことをいくらやっても、重量級の車体を動かすことになるから、ちっとも省エネにはなっていない。
だから、既存の重量級の車体でいくら省エネを図っても、ほとんど意味がないのだ。
それよりはむしろ、既存の重量級の車体をやめて、一挙に軽量級の車体に置き換えればいい。そのためには、ガソリンエンジンという方式をやめて、電気モーターという方式をとればいい。
つまり、既存のものを少しずつ改善するという方式ではなく、既存のものとはまったく異なるものを新たに誕生させるという方式を取ればいい。(進化論で言えば、小進化でなく、大進化にすればいい。……大進化とは、小進化の蓄積のことではなく、まったく新たなものが別途追加されることを言う。A が A’に改善されるのが小進化であり、A があるところに B が追加されることが大進化だ。なお、A が B に進化するわけではない。注意。)
現状では、「一台の自動車ですべてをまかなう」という発想を取る。すると、「たまに長距離旅行するのに便利だから」という理由で、ベンツや大型RV車を購入ることがある。しかしながら、現実の利用の大部分は、通勤や買物などの、短距離の市街地走行である。こうして、大幅に非効率な状況が発生する。
だから、短距離の市街地走行に特化したライトコミューターをふだんは使うことにして、「たまに長距離旅行する」という用途では、レンタカーでも使ってもらえばいい。差し引きすれば、その方がずっと経済的であるはずだ。
──
[ 余談 ]
料金で言うと、レンタカーよりは、長距離バスと電車にした方が経済的である。ちなみに料金比較をすると。
《 東京−大阪間 》
・ 飛行機 1.5万円
・ 新幹線 1.4万円
・ バス 1万円以下(0.5 〜 0.9千円)
・ レンタカー ?(人数で異なる)
なお、自家用車の場合、ガソリン代しかかからないので安い、と思えるが、実はふだんの日常でバカ高い金を払っていることになる。「たまに長距離旅行のために」という理由で大型車を使っているのだとしたら、ふだんの日常用途における無駄な浪費の分は、すべて長距離旅行のときのコストとして勘定するべきだ。……そこがわかっていない人が多いんですよね。
で、そこのところを勘案して、「ふだんの日常用途における無駄な浪費をなくそう」というのが、本項の意義。
つまり、「適材適所」による、効率の向上。(経済学で言うと、比較生産費の概念に相当する。)
【 追記 】
あとで気づいたのだが、過去にも同様のアイデアを書いていた。
→ 電気自動車2 (2007年04月16日)
http://openblog.seesaa.net/article/435846835.html
【 追加情報1 】
本項で記述した「一人乗り用の電気自動車」というものは、すでに実用化されていた。光岡自動車から発売されている。
70万円前後。国から10万円前後の補助金がもらえる。電気自動車なので、維持費は低い。
http://www.sss7.net/free_9_5.html
( ※ ただしこれ、ドアもないし、「四輪オートバイ」という感じもある。私の言う「ライトコミューター」よりもさらにライトすぎる感じ。ま、悪くはないですけどね。値段も安いし。……だけどまあ、冷暖房が効くぐらいだともっとよさそう。現状では冬に寒過ぎそうだし。)
【 追加情報2 】
ちゃんとドアのある超ライトコミューター(一人乗り)もすでにあると判明した。90万円弱。原付自転車の扱い。
→ タカオカ自動車工芸
現時点ではこれが一番よさそう。
※ ただしガソリン自動車と戦って勝てるかというと……
同じ値段の軽自動車には完敗です。 (^^);
とはいえ、大量生産して価格を半減すれば、けっこう普及しそう。
(現時点では手作り生産だから、価格が高すぎ。)
【 追加情報3 】
2人乗りのちゃんとしたライトコミューターもすでにあると判明した。ただしイタリア製で、輸入する手間もあって、価格は何と 260万円。
→ 紹介記事
→ 販売会社
→ 鎌倉でレンタル利用 (安価)
価格からして、一般に普及することはないだろうが、レンタルならば楽しめそうだ。(でもやっぱり高すぎ。……)
【 後日記1 】 ( 2008-06-19 )
インドで 30万円カーというのが開発され、日産自動車も同種のものをインドで生産する予定だという。
これを「ライト・コミューター」の代替手段にできるかもしれない。つまり、問題はコストの削減だけだから、 30万円カーをライトコミューターのかわりにする。ただし、ガソリンエンジンのままでは、安物の印象が強すぎるから、電気自動車にする。要するに、
「 30万円カーのボディーを使って、そこに電気自動車のシステムを搭載する」
ということだ。これだと、なかなか面白そうだ。100万円ぐらいでできそうな感じ。特に重要なのは、次のことだ。
「初期の電気自動車は、大量生産ができないのでコスト高になるが、途上国で生産すると、人件費が安いので、大量生産できないことのデメリットを打ち消すことが可能だ。そのせいで、かなり安価に生産できる」
電気自動車は、普及期以前には、途上国で生産するべきだろう。日本で生産すると、どうしても馬鹿高くなる。
【 後日記2 】 ( 2008-10-03 )
日産はパリのモーターショーで、小型の電気自動車を発表した。NUVU という名前。
http://www.carview.co.jp/news/0/84220/7/
これは大人三人乗りで、全幅1700ミリもある。見かけはちっちゃいのに、サイズは結構大きい。ホイールベースは短いが、よく見ると、無駄にやたらと場所を取っている。見かけ倒し。……スペース効率の高いトヨタ iQ を真似しているが、単に真似しただけ。発想の原理に電気自動車という発想がない。
いかにも日産的。自分だけが得意がって、意気がっている、という典型的な日産デザイン。(よく見ると、この顔はいかにも「トヨタの iQ をパクりました」という顔である。ここまで真似して、デザイナーは恥ずかしくないんですかね。情けない。)
2008年01月01日
過去ログ

僕は前二輪、後ろが二重になった一輪で、縦に二人座れる、または後ろに人が座るかわりに百キロぐらいまで積め、全体を薄い特殊樹脂の透明カバーで殻状に覆って雨天OK、自転車と電気モーターのハイブリッド、というのを想像しました。
あと全体としての燃費向上には、軽自動車を同時に買ったほうが税制上得にするというのも有効だと思います。
政府のお金の使い方についてです。
しっかりした基礎研究に対して大いに助成金を出すことは当然。
応用研究または開発には助成金を出さない、もしくは少額。しかしその成果である製品が世の多大なる貢献をもたらす物であれば、販売援助金を出し、販売価格を最初から下げる(購入者側の面倒な購入後手続きなしと言う意味)。
という考えは現状もありますが、より効果的な宣伝活動も含め、全体をより強化した方が良いではと。
電気自動車という基礎技術は基本的には完成していますが、分野を問わずこれからの新技術に関しては、以下の考え方も当てはまるのではないでしょうか。
基礎研究は、それが成功するかどうか分からない未知なる物を生み出す努力です。しかし内容によっては、世の中にブレーク・スルーをもたらします。企業よりも、大学などが得意とする分野ですが、ハイ・リスク(コスト)です。
応用研究は、成功が高確率で約束された努力で、主にどこに研究成果の着地点を持って行くか、という作業です。企業が得意とし、ロー・リスク(コスト)です。
基礎研究からそれを製品化するまでには、多額の費用が掛かります。それを回収するために、製造コスト(原材料費を含む)と営業コストに、かなりのマージンを上乗せせざるを得ず、価格競争力を持つことが出来ません。それにより製品が売れず、量産化を期待出来なくなります。
ハイ・リスク、ハイ・リターン戦略を採れる大企業を除き、量産化によるコストダウンが期待できない状況では、基礎研究からの製品化になかなか手が出せくなり、結果、ブレーク・スルーの機会損失が多くなってしまいます。
販売援助金を大いに期待できるのであれば、もっと多くの企業が、利益追求という意味で、身軽になるのではないかと思います。
現状の主に自治体レベルでの活動より、政府レベルで「省エネや温暖化防止」に向け活動できるのではないでしょうか。
# 他国との削減量の売買だけに留まらず・・・
現行類似品の価格より、販売援助金を適用した新商品の販売価格が多少高くとも、その差額のペイ・バック期間が平均使用年数の半分の期間であれば、ユーザも購買意欲を多かれ少なかれそそられるのではないでしょうか。
管理者様の提案内容を、ざっくりとした例としてちゃらんぽらんとした数字でシミュレーション。
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企業側:
軽自動車:研究・開発費回収前の企業の単純利益10万円(販売価格100万円 - 製造・営業コスト90万円 + 販売援助金なし)
ライトコミューター:30万円(130万円 - 110万円 + 10万円)
例え、製造・営業コストが割高になっても、研究・開発費の回収がより容易。
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購入者側:
軽自動車:購入価格が100万円で、税金・燃料費を含む年間維持費が30万円。
ライトコミューター:130万円 / 20万円
平均使用年数を6年とした場合、購入者は、前半3年間で初期費用の差額が回収でき、後半3年間で30万円の「金銭的な利益」をも得ます。
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政府:
1台あたり10万円のコストで「省エネと温暖化対策」効果が得られる。またブレーク・スルー技術の発掘にも貢献。
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ただし購入者側にとって初期費用の増加自体が、購買意欲をそぐことにもなります。よって企業の量産化による販売価格を低く抑えることが出来るのであれば、それに超したことはない。
# 企業で働く私の甘ったれた考えかもしれませんが。。。
現在の交通環境の最大の課題は、トラックから自転車までが混在して走らざるを得ないところにあると思われます。過去からずっと言われ続けているように、都市と都市間交通のあり方から考え直した、インフラの再構築が必要なのではないでしょうか。
水素スタンドを準備するより遥かに大変ですが、南堂さんの描いた夢の車が安心して走り回れるような、そんな都市空間の出現こそが望まれているのではないかと思いました。
という点については、そうならない方がいいと思います。
たとえば、トヨタのハイブリッドを考えます。政府が販売援助金を出すと、その金が各企業に分散され、各社が等しくハイブリッドを販売しますが、どれも少量販売なので、生産効率が低下します。
一方、現状では、政府が販売援助金を出さないので、各企業は手を出さず、トヨタだけが先行販売して、トヨタだけが莫大な利益を得ます。ここでは、先行企業だけが莫大な利益を得ます。ただし、それは、トヨタがズルをしたからではなくて、トヨタだけが独占販売している(競争相手がない)からです。独占販売していることで、売値を高値にすることができ、かつ、生産効率が高まります。私が思うに、「トヨタだけに集中している」という生産効率の高さが、トヨタの利益の源泉でしょう。同じ販売数が5社に分散されていたら、生産効率が悪化して、いずれも赤字になります。そして、販売援助金は、その赤字をつぶすためだけに使われます。つまり、生産効率の悪化のためだけに。
だから、どうしても金を出すならば、各社が販売できるように金を出すよりは、トヨタだけが発売したあとで、トヨタだけに金を出すようにすればいいでしょう。つまり、トヨタの成功を見た後で、「ハイブリッド援助税制」で補助金を出して、実質的にはトヨタ(またはそのユーザー)だけに金を払う。……これは現行方式であり、そのままでいいわけです。
とにかく、日本の企業は、「他人の物真似」ということばかりやっています。それが儲からない根源。トヨタのハイブリッドみたいに先行すれば、莫大な利益を得ることができます。
トヨタのハイブリッドの利益率は非常に高い。値段をいくらでも上げることができる状態。需要が大幅超過。(北米では納車まで半年待ち。)
日産のGT-R も同様。値段をいくらでも上げることができる状態。需要が大幅超過。
こういうふうに、「他人のやらないことをやる」というケースでこそ、大もけをするのです。それが市場経済の原理。
政府の金を当てにするようでは、いつまでたっても「人と同じこと」しかできません。そういう企業は、淘汰された方がマシです。
ライトコミューターも同様。先行した企業だけが、大幅に利益を確定できます。他社が成功したあとで、物真似でやりたがる企業も多いだろうが、たいていは後塵を拝して、負け組になります。
先行する勇気のある企業だけが成功するんです。そして、世の中に必要なのは、そういう勇気のある企業だけです。他の企業は、とっとと滅びてしまえばいい。それが私の立場。
※ 排ガスを出す自動車というのは、社会悪なんだから、滅びてしまっても構わない。電気自動車の会社だけが生き残ればいい。たとえそれが光岡自動車で、他の自動車会社は全部滅びるとしても、私としては一向に差し支えない。
従業員は? 新生・光岡自動車が巨大化して、従来の従業員を中途採用するでしょう。あるいは、既存の自動車メーカーを吸収合併するでしょう。それで十分。
ま、現実には、光岡自動車ではなくて、韓国の自動車会社になるかもしれないが。サムスン系。で、日本の自動車会社はすべて、韓国の電気自動車会社に吸収される。……仕方ないですね。自業自得。現在のビッグスリーみたいなもの。時代の流れについて行けない古い企業は死ぬべし。
──
といって、私が日本の自動車会社を毛嫌いしているわけではないので、念のため。本サイトは日本語で書かれており、韓国語では書かれていない。日本の自動車メーカーが圧倒的に有利だ。
例。電気自動車よりも燃料電池ばかりを研究する愚かしさ。
http://openblog.meblog.biz/article/45887.html
例。電気自動車の勧め
http://openblog.meblog.biz/article/42533.html
http://openblog.meblog.biz/article/68208.html
問題は、日本の自動車メーカーが、本サイトの記事をちゃんと読んでくれないことなんですよね。
これは、ライトコミューターに近いのではないでしょうか?
これはなかなかいいですね。
私としては、これを新しい軽自動車の規格にしてほしい。現状の軽自動車はデカすぎるし、燃費も悪すぎる。リッター15キロぐらいなのが多い。これだったらアリオンなどと同程度だ。燃費悪すぎ。
現状の軽自動車の規格は廃止するべきだ、と私は思っていたので、「スズキ ツイン」のサイズと重量で制定し直してほしいですね。
──
なお、ライトコミューターは、電気自動車であることが核心なので、事情は違う。
とはいえ、ツインはとても魅力的ですね。安いところが一番いい。 (^^);
製造費 2500 USドルだそうな。本当にまさかここまで安くなるとは思いませんでした。日本国内生産だとここまで安くできるでしょうかね。輸入するにしても関税で、販売価格が高騰しそうです。
燃費のカタログ値は 22〜26 Km/l だそうです。その他の仕様も、文字情報だけを見ると良さそうな感じですが、実際の性能のほどは?
タイヤでもそうですが、「Driving Pleasure」的な性能は開発費・製造費とも意外と安く、かつ付加価値として販売価格転嫁できます。 一方、安全性能・耐久性能は、経験と知識がないと開発費・製造費とも結構かさみ、ユーザには一番重要なはずだがその時にならないと分かりづらい性質のため価格転嫁しづらい。
そういう意味では、ブランドイメージを壊すことが出来ない大手のルノー・日産グループが出す車が、本命になるのでしょうか。
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