2007年06月15日

◆ 迷惑メール対策


 最近、迷惑メールが増えている。特に、海外からのもの。
 これに対して、抜本対策(のビジネス)を提案する。(業界の人向け) ──

 現状の対策は、「フィルター」である。迷惑メールらしきものが来たら、プロバイダがフィルターをかけて、怪しいものを阻止する。
 しかし、これだと、フィルターから漏れてしまうものが出てくる。

 そこで、事前型ではなく、事後型の「消去ソフト」というものを設置するといいだろう。
 フィルターにかからなかった迷惑メールは、いったんアドレスに入れるが、その後、ユーザーが見るまでの数時間の間に、怪しいやつを事後的に削除する。
 これは、プロバイダの各人のポストにメールが入っている間(入っているががまだ読まれていない間)に、プロバイダが削除を実行する。
 時間が長くなるにつれて、発見される迷惑メールが増える。

 例。最初は10通がフィルター漏れ。
 5分後に、4通が迷惑メールと判明して、削除される。
 10分後に、3通が迷惑メールと判明して、削除される。
 30分後に、2通が迷惑メールと判明して、削除される。
 40分後にアクセスしたユーザーは、計9通が削除されているので、残った1通だけの迷惑メールだけを、目にする。

 (現実には、これほど単純ではないが。)

 ──

 誰かやってくれませんかね? やってくれたら、そのサービスをぜひ受けたいです。お金もしっかり払います。だから、お願い。

 この世でいやなのは、迷惑メールと、女房のお小言だ。とても耐えきれない。

 p.s.
 女房のお小言を削除するソフトも、誰か作成してください。
posted by 管理人 at 19:28 | Comment(4) | コンピュータ_01 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。先日はウチの記事のご紹介をいただきありがとうございました。

ところで本文の件ですが、削除されるメールが「確実に迷惑メールだけ」であれば、それも問題ないと思いますが、誤判定で迷惑メールにされて削除されることもあるので、プロバイダは及び腰になるのではないかと。

ちなみに、私の利用している@niftyだと、かなり強力なフィルターが何種類か装備されています。
http://www.nifty.com/mail/needs/spam.htm
迷惑メールフォルダー機能は、POPアクセスだと受信せず、あとでWebメールで確認できるようになっています。学習機能も付いていてかなり的確・便利です。

個人的には、管理人さんのおっしゃるような「メールボックスの受信済みメールをチェックする機能」って、検閲されてるみたいで嫌かも。
というよりは、フィルター判定基準が同じなら、フィルターから漏れた物を何度チェックしても同じかと思われますが…。
Posted by ささもと at 2007年06月16日 07:36
大手プロバイダの迷惑メールフィルタは、どれもほぼ共通のはずで、海外のある1社(または2社)の提供するソフトであるはずです。nifty,biglobe,so-net その他が、同じ会社のものを使っています。

このフィルタは、あらかじめ設定を準備しておくものではなく、おとりのポストを用意しておいて、そこに入ったものをとらえます。

従って、時間がたつにつれて、迷惑メールだと判定されるものが増えます。(これが重要!)

たとえば、私のポストに迷惑メールが入った 0.1秒後に、海外のおとりポストに同じ迷惑メールが入り、それが 0.1秒後に、迷惑メールと判定されます。しかるに、私のポストはもう迷惑メールが入っているので、今さら判定しても手遅れです。このあとの人は救われるでしょうが、私は救われません。

そこで、すでに入っている迷惑メールにも遡及して、削除してしまえ、というのが、本項の提案です。

タイミングのズレが問題であるだけで、どっちみち同じことです。検閲というののなら、私のポストに入る直前か直後か、という違いだけであって、どっちみち検閲しています。それをいやがるのなら、迷惑メールを大量に受信する以外にありません。

ま、気になる人がいるなら、そのサービスを受けなければいいだけのことです。サービスを受ければ迷惑メールが来ないで、サービスを受けなければ迷惑メールがいっぱい来る。どちらもでもご自由に。……ただし、現状では、選択ができず、迷惑メールをかなり受信する以外に選択肢はありません。

 ──

 過去記事
http://openblog.meblog.biz/article/86593.html
Posted by 管理人 at 2007年06月16日 08:51
誤判定の件ですが、誤判定されるのは、通常のメールではなくて、メルマガです。メールで大量に発信するタイプのやつ。

こういうのを購読している人にとっては誤判定が問題でしょうが、普通の人にとっては誤判定の問題はまずないはずです。私はメルマガなんか購読しないので、いちいち誤判定は気にしません。

前に一度、削除されたメールの一覧を見ましたが、誤判定は一つもありませんでした。(件数が多すぎたので、完全にチェックをしたわけではないが。それ以前に、変なタイトルが多くて、見るのが気持ち悪くなった。)
Posted by 管理人 at 2007年06月16日 08:59
そういえばVistaの「Windowsメール」にも迷惑メールフォルダー機能がありますね。
どの程度強力かは未知数ですが。

ちなみに私は@niftyのメールは、メールソフトでは受信してません。
メールマガジンを数十誌ほど受信してると、数週間ほっとくと1GBとかすぐなんですけど、そういうのを含めた契約ユーザーのメール全てを迷惑メール検閲し、さらに世界レベルで5分以内に共有をするのって、かなり無理ありげですね…。
サービスを提供する側からすると、削除率を上げるために頻繁に検閲や判定パターンの更新をしなければならないし、「有料なのに見落としてるじゃねーか!」ってクレームつけられた上に、メールサーバーが不必要に重くなってまでやるようなサービスでもないような気がします。

誤判定ですが、メルマガだけじゃなく、リンクが多く入っているメールや、件名なしだとか短いメールだとかで誤判定されることがまれにあります。
どうせ人間の作ったものですから、あまり迷惑メール自動振り分けの判定基準を過信しない方がいいと思いますよ。
ちなみに私は、現状の@niftyの判定基準で結構満足してます。
たまに入る判定漏れメールはご愛嬌です(笑)。

まぁ、どんな形であれ、ReturnedMail:UserUnknownで戻らずにメールボックスに受け取ってしまっている限り、「届いた(戻らなかった)メールアドレス」のリストは横流しされつづけます。
迷惑メールを律儀に受信し続けている以上、受信してからどんなにうまく削除しようが、迷惑メールは永遠に届き続けます。海外のは特に。

実際、迷惑メールが本当に来なくなるようにするには、メールアドレスを定期的に変えるか、許可したメールアドレスしか受け取らないようにするしかないでしょう。
フィルターをすり抜けたメールがたくさんあって我慢できない、とおっしゃる向きには、それしかないと思います。

PC用のメールで、フィルターかけてて1日数通程度届いたぐらいで目くじら立てるのもどうかと思いますが。

ちなみに、とあるフィルターでは、英語とか中国語とか、言語を判定してカットするものもありますよ。必要なら探してみてください。
Posted by ささもと at 2007年06月16日 23:54
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