2007年06月12日
◆ Google と IE7
Google のひどい嘘を見つけた。 IE7 を勧めるときの嘘。
マイクロソフトと結託して、見え見えの嘘をついて、ユーザーをひどい目に遭わせよう、という悪魔の策略。
http://www.google.com/toolbar/ie7/intl/ja/
「 Google を快適に利用できる IE7 へアップグレードしよう」 ──
嘘の例。
IE7 の システム要件:
・ Windows XP SP2+
・ 64MB RAM
・ 12MB ディスク容量
いくら何でも、これはひどいですよね。
64MB RAM? XP2 なら 256MB が最低限で、普通は 512MBでしょう。
ディスク容量が 12MB ? 意味をなさない。80GB ならわかるが。 (^^);
ま、「空きディスク容量」のつもりなのだろうが、だとしても、12MB だったら、画像をダウンロードしただけでパンクしてしまう。
Google の狙いは? ユーザーをひどい目に遭わせることだ。
で、そのあと、「あれもこれも全部、マイクロソフトの責任ですよ」と言い逃れをして、マイクロソフトのせいにして、マイクロソフトをつぶしてしまえ、という魂胆。
ううむ。すごい策略。「褒め殺し」みたいだ。
──
で、Google の言うことを信じた人は、どうなるか?
たとえば、こうなる。
http://www.gyao.jp/support2/
http://rest.ocit.jp/?eid=409139
http://diarynote.jp/d/51081/20070609/
http://blog.livedoor.jp/dupree3/archives/51068553.html
http://sikuratosu.blog.ocn.ne.jp/kenbou1/2007/02/post_e360.html
http://orbit.cocolog-nifty.com/supportdiary/2007/05/post_4571.html
いやあ、夏の納涼スリラーショー。サービス満点。さすが Google 。
参考記事 (本サイトの過去記事)
http://openblog.meblog.biz/article/63977.html
【 関連情報 】
Mac のブラウザ「サファリ」の Windows版が無償公開。
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_06/t2007061237.html
ところがこれは(記事には書いてないが)ベータ版である。
不具合続出なのだが、そうは記していない。共同通信の記事なのに、困ったことだ。なお、不具合は下記。
http://it.nikkei.co.jp/pc/news/index.aspx?n=MMITba000012062007
過去ログ
これは、メモリはIE7を起動するのに必要な容量、ディスクはインストールするのに必要な容量ではないですか?
システム全体の容量など、環境による違いが大きすぎて一概に言えません。IE7を使おうが使うまいが、メモリ512MBで足りる人もいれば2GBでも足りない人もいるでしょう。ディスクだって、20GBで足りる人もいれば1TBでも足りない人もいるでしょう。
IE7以外の条件による変動が大きすぎて、システム全体の要件を示すことは不可能です。
それだったら、純粋にIE7をインストールし、起動するのに必要な分のみを記述する方が親切というものです。
poimandresさんのいうことを理解できるひとは、かなりパソコンに詳しいオタク以外にいないと思います。普通にパソコンを使っているひとは、
IE7 の システム要件:
・ Windows XP SP2+
・ 64MB RAM
・ 12MB ディスク容量
をそのまま鵜呑みにすると思いますよ。
アップルは、Windows に進出しようとして、自分の縄張りを Firefox (カミノ)に食われてしまっている。……何やっているんですかね?
ジョブズも、もうろくしたか。
自宅のとある部屋にエアコンを導入しようとしたとします。
電気屋に値段を聞いて、「家屋と合わせて三千万円です」とか言われたら困りませんか? それも、家も見ずに言われたら。
また逆に、普通月々の電気代とかは見積もりに入りませんよね。まあ、省エネを強調したい場合には電気代が安くなるとか言ってくるかも知れませんが、参考情報に過ぎません。
インストールや起動に必要な情報だけでいいと考える理由は、まあこの喩えのようなものです。起動だけするとかそういうことがしたいという意味ではありません。