いわゆる「重力波」には、次の二通りがある。
・ 重力衝撃波 (超新星の爆発などで観測されるもの)
・ 量子論的な重力波 (重力という力を伝えるもの)
→ 「力とは何か」の解説 (「重力波」の箇所)
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両者は区別されるべきだが、現実には混同されがちだ。次のように。
「重力衝撃波が観測されれば、重力波が存在することになるので、重力を量子論的に扱う超大統一理論が肯定されるだろう」
違う。両者は異なるものなのだから、Aが観測されたからといって、Bが肯定されるわけではない。両者は全然別の事柄だ。
──
では、正しくは? 超球理論の立場からは、次のようになる。
・ 重力衝撃波 (超新星の爆発などで観測されるもの)
…… 肯定される。
・ 量子論的な重力波 (重力という力を伝えるもの)
…… 否定される。
前者は、相対論でも超球理論でも肯定される。空間の粗密波である。
後者は、量子論(場の量子論)で推定される。力を媒介する波であり、「粒子の交換」という形で力をもたらすものであるはずだ。しかしこれは、超球理論でも否定される。
特に、次のことが言える。
「重力衝撃波」としての形の「重力波」は、検出可能だ。ただし、このような「重力波」が検出されたからといって、「重力波が力をもたらす」とは言えないし、「超大統一理論の証拠が見つかった」とも言えない。その証拠に、たとえ重力波が検出されたとしても、重力波の検出を受けた物体には、力が(実質的に)作用しないはずだ。つまり、重力波の影響を受けた物体は、重力の影響で引っ張られることはない。たとえば、超新星の爆発による重力衝撃波を観測したとしよう。そのとき、地球が超新星の方に(重力で)引っ張られる、ということはない。地球は重力衝撃波を受けて、わずかに振動するだけである。
詳しくは、上述の文書を参照。

宇宙誕生直後の重力波の痕跡の観測に成功しましたが
氏はどの様にお考えですか?
佐藤先生のインフレーション理論は、あの素粒子学者、益川博士よりヒントをもらったそうです。
大統一的は誤り-->超大統一論に変更。
宇宙の誕生初期の高エネルギー状態では、
4つの力(重力、強い力、電弱力(電磁気力、弱い力))が一致していたが、エネルギーが下がるにつれ、
真空の相転移が起こり、重力が誕生し、
次の相転移で色の力(強い力・・・核力)が誕生し、
次の相転移により、電磁気力と弱い力が誕生した。
ここに相転移とは、物質が、温度や圧力によりその姿を変えるような例えが使われる(水蒸気、水、氷)