「ディズニーと我が子」というサイト(ページ)がある。
これはちょっと有名で、なかなかいい話。泣ける話。 ──
よい話なので、ご一読することをお勧めする。お金を払ってもいいぐらいの価値がある。(もちろん無料。)
この話を読んだあとで、以下の文章をご覧ください。(先に本項を読んでも無意味。)
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上記サイトへの感想。
ネズミーランドは、あちこちで悪い噂もあるが、夢を売るという点で、なかなかいいこともあるものだ。(本当にあったかどうか疑わしい点もあるが、これを書いた人の文章があまりにも稚拙なので、文章の稚拙さゆえに本当のことだと思いたい。)
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そこで、話は変わって、Google と比較する。
ITの夢を売るのが Google だ。が、同じく夢を売るにしても、Google はディズニーランドと比べると、いかにもさもしいですね。── それがこの話からわかる。
本当にすばらしい夢は、上記のように、人間性や愛を感じさせる夢だ。しかし Google の感じさせる夢は、技術と金儲けだけ。……さもしいねえ。
で、何が言いたいか? Google の悪口を言いたいか? いや、そうじゃない。「 Google はすばらしい」と持ち上げる、マスコミ連中のさもしさの悪口を言いたい。
Googleが金儲けをするのは、別に、悪くも何ともない。企業としては、当り前のことだ。ただ、そういう当り前のことをちょっと上手にやっているだけの企業を、すばらしい天使のごとく見なすのは、まったくひどいものだ。
根が卑しいから、そういう誤解をするんですよね。……いやだなあ。
まとめ。
バブル期のマスコミは、一攫千金を話題にする一方で、「金にとらわれない徳」という倫理についても話題にした。
しかし今のマスコミは、どこもかしこも、金儲けの話ばかり。徳よりも欲ばかり。……いやだなあ。さもしいなあ。
( ※ 「私みたいに善良な貧乏になりなさい」と忠告したいですね。)
※ オマケ。
実は、ディズニーランドには、メチャクチャなひどい体質もあるらしい。
→ 東京ネズミーランドの思い出
これまた、口あんぐり。お役所体質と言うべきか。
二つの話をまとめると、企業の体質というよりは、社員たる個人の体質差が出ているんでしょうかね。
→ ネズミーランドの中の人たち
けれど、後者のひどい例なら、日本中の至るところに見出されるが、前者の「泣ける話」のような例は、他にはほとんど見出されないだろう。
(アメリカならばありそうだが、日本ではありそうにない。なぜ? この担当者は、善行がバレたら、日本企業では処罰されそうだ。)
なお、後者の「ひどい例」の方だが、案外、「身から出た錆び」みたいなところがある。ディズニーランドは、自らの管理下にある犬(?)が悪さをした。一方、客は、自らの管理下にある子供が悪さをした。……で、責任者は、どちらにしても、管理者である。管理者同士の責任であって、ぶんなぐられた被害者もまた管理責任がある。
で、Google に似ているのは、「犬をだまして喧嘩をさせたガキ」であろう。だますのが上手。大人をだまして、喧嘩をさせて、自分が楽しむ。「ディズニーランドで一番楽しかったのは、大人たちを喧嘩させたことだ」というふうに、自分ばかりが喜ぶわけだ。
まるで Google みたいなガキだ。
2007年05月15日
過去ログ
「ディズニーと我が子」はいい話ですね。泣けました。
ただ、この話と殆ど同じ内容の話を10年前に担任が倫理の授業で話していました。(そのときも感動しちゃいましたが)
2005年の書き込みでしかも知人というのが本当かしらという印象です。。。似た境遇で似たサービスを受けることがどのくらいの確率かわかりませんが。。。