アプリをたくさん開くと、タスクバーからあふれてしまう、という現象が発生しがちだ。この問題を解決するには、エクスポゼ(のようなもの)を使うというのも一案だが、次の方法もある。
「タスクバーの表示方法を変える」 ──
具体的には、次の例がある。
(1) タスクバーを横2列にする。
普通は、アプリは横に1列で並んでいる。次のように。
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これを、横2列にする。
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こうすれば、見やすくなる。具体的な例は、次のページのサムネイル画面。(2番目のサムネイル画像)
http://www.forest.impress.co.jp/article/2006/11/22/intellipoint602.html
(2) タスクバーを縦表示にする。
タスクバーを画面の右端に移動して、アプリを横でなく縦に並べる。 (クリックして拡大)

この画面の右端には、アプリがずらりと並んでいる。この状態で、アプリを切り替えることができる。(タスクバーによる切り替え)
なお、デスクトップ上に並んでいるのは、(前項の)インスタントビューアを表示した状態だ。こちらで切り替えることもできる。(サムネイルによる切り替え)
どっちでもいいが、私としては、タスクバーの方が使いやすいと思う。なぜか? たとえば、「一太郎」に切り替えるとしよう。
・ タスクバーならば、一太郎の赤いアイコンをクリックするだけ。
・ インスタントビューアならば、次の手順
「まず、インスタントビューアで、サムネイル画面を表示する」
「次に、サムネイル画面のなかで、一太郎の文書を探す」
ここで、一太郎の探すときには、その文書がどんな画面であるかを、
あらかじめ覚えておかないと、うまく見出せない。見つかりますか?
探すのが大変でしょう。タスクバーならば一目でわかるのに。
※ これだとタスクバーが画面の領域を取ってしまって困る、という
場合もあるだろう。(あまり広くない画面の場合。)
その場合には、「タスクバーを自動的に隠す」という設定を使う
といいだろう。詳しくは下記の (6)。
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【 参考 】
タスクバーを縦1列にカスタマイズする方法は、次の通り。
(1) アプリを(一応)全部終了してから、デスクトップを表示する。
(2) タスクバーを右クリックして、プロパティ画面を表示する。(クリックして拡大)

(3) 「タスクバーを固定する」のチェック( レ )をはずす。そして、「OK」または「適用」ボタンをクリックする。(……これにより、タスクバーを移動できるようになる。)
(4) 画面下端のタスクバーをクリックしてから、画面右端にドラッグする。(……これにより、タスクバーが移動した。)
(5) プロパティ画面に戻る。「タスクバーを固定する」のチェック( レ )を入れる。そして、「OK」または「適用」ボタンをクリックする。(……これにより、タスクバーを移動できないようになる。つまり、その状態で固定される。)
(6) ついでに、二番目の項目の「タスクバーを自動的に隠す」というのを設定してもいい。画面があまり広くない場合には、タスクバーを普段は表示させないでおくわけだ。(マウスポインタを画面の端に近づけたときだけ、タスクバーが表示される。普段は表示されない。)
なお、それが面倒なら、普段は下端に表示させてもいい。
