ただし、裏技を使えば、容易に利用することができる。Windows98 でも利用できる。 【 確認済み 】 ──
MSは以前から「新フォントは XP で使えます」と言っていた。マスコミもその旨を報道していた。しかし、これは正しくない。正しくは、こうだ。
「XP の SP2以降では使えるが、XP の SP1 以前では使えない」
現在では、MSの正式発表は、次の通り。
「 対象 OS : Windows XP (Service Pack 2 以降)」
MSのサイト
ユーザーの体験記。
「Windows XP SP1には、インストーラのチェックでインストールできませんでした。」
http://d.hatena.ne.jp/mocaskr/20070210#1171124277
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フォントの利用が SP2 以降に制限されているわけだ。これは非常に馬鹿げたことですね。
そもそも、フォントのインストールぐらい、OSに依拠しないはずだ。なのに、あえて変なインストーラによって、インストールに制限をかけているようだ。わざわざ邪魔をするという、ひどい意地悪。
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そこで、私が対策を示す。
まず、概要は、次の通り。
「MSのサイトから、インストールするためのファイルをダウンロードする。これによってインストールすることはできないが、そのなかにフォントファイルがあるので、そのフォントファイルを利用して、自分のパソコンに手動でインストールする。Windows98 でもOK。(確認済み)。当然ながら、それ以後のバージョンでも大丈夫であるはずだ。つまり、 WindowsME, 2000, XP, XP SP1 でも大丈夫であるはずだ。」
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具体的な手順は、次の通り。素人でも安全。
(1) ファイルのダウンロード
MSのサイト(上記)で、XP SP2 用の新フォントのファイルをダウンロードする。
(2) 解凍
このファイルは、exe 形式のプログラムファイルである。そのままダブルクリックすると、インストールが開始されるが、SP2 以降では「インストールできません」というメッセージが出ておしまいだ。
ここで、一工夫する。
このファイルは、実は、その実態は、自動解凍形式の圧縮ファイルである。cab 形式の圧縮ファイル。これは、普通の解凍ソフト(Lhacaなど)では解凍できないが、「CABファイル圧縮・解凍ツール」 というフリーソフトでは解凍できる。こいつをまずは(ダウンロードしてから)インストールしておく。
→ ダウンロード
※ ダウンロード後に、ファイルをダブルクリックして、インストール。
面倒だったら、インストールしなくても、あとの操作はできる。
上記のソフトのアイコンの上に、新フォントのファイル(圧縮ファイル)をドラッグする。すると、上記のソフトが起動する。その後に、「解凍」という操作をすると、msgoth04.ttc および msmin04.ttc というファイルが解凍される。
※ 他にもどんなファイルが解凍されるかは、次の画面を参照。
これは Explzh というソフトで見た場合の画面。
(3) フォントのインストール
ともあれ以上により、msgoth04.ttc および msmin04.ttc というファイルを得た。これらが、二つのフォントファイルである。
この二つのファイルは、MSゴシックとMS明朝に相当する。このフォントファイルを使って、インストールすればよい。
まずは、MS明朝をインストールする。
インストールの手順は、普通のやり方で良い。具体的には、次の通り。
《 フォントのインストールの仕方 》
・ Windows フォルダの fonts フォルダを開く。
・ MSゴシックおよびMS明朝を意味するファイルが見つかる。
・ それぞれのファイルを、ドラッグして、別のフォルダにコピーする。
(msgothic.ttc と msmincho.ttc の、二つのファイルがコピーされる。
こうして、ファイルのバックアップを取るわけだ。)
・ MS明朝のフォントだけを選択して、del キーにより、「削除」する。
(MSゴシックは削除しない。注意。)
・ fonts フォルダのメニューの「ファイル」から、「新しいフォントの
インストール」を選択する。
・ 現れた画面で、フォントファイルのある場所を探して、フォントファイル
の msmin04.ttc を指定してから、「OK」ボタンを押す。
(4) 確認
すでにMS明朝はインストールされた。このことを確認する。
ワープロ上で適当に「辻」「迂回」「鱒を釣る」「溢れる」などの用語を入力して、その文字がMS明朝では正字になっていることを確認する。
なお、万一、おかしなことがあったら、WindowsXPの場合、「システムの復元」で元に戻せる。Windows98 なら、先にバックアップを取っておいたフォントファイルで、元に戻せばよい。
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以上の (1) 〜 (4) によって、素人でも容易に、MS明朝を正字フォントに置き換えることができたことになる。めでたしめでたし。
さて。問題は、残るMSゴシックだ。これを正字フォントに置き換えるのは、容易ではない。なぜかというと、MSゴシックは、漢字部分がMSUIゴシックと共通であり、これが画面表示などに使われているからだ。いわゆる「システムフォント」である。
で、システムフォントを置き換えるにはどうすればいいかというと、レジストリの書き換えなど、面倒なことが必要になる。素人向けじゃない。やりたい人はやればいいでしょう。やり方は「システムフォント」でネットを検索することで、見つかる。
私は? 面倒だから、やりません。Windows98 のマシンは、明朝体だけ、正字にします。それで我慢する。これでも印刷はできる。ゴシック体は、画面表示専用だから、略字の方が見やすいかもしれない。……それでも本当は、画面表示も正字にしたいんだが、システムフォントをいじるのも面倒臭い。
どっちみち、XP SP2 のマシンの方は、全部正字フォントになっているから、それでよしとしよう。
読者は、XP SP1 などの場合、上記の Windows98 の例と同様に、MS明朝だけを正字フォントにすれば十分でしょう。ゴシック体まで正字フォントにしたい人は、レジストリをいじるという危険性を考慮の上で、自分で判断してください。
[ 補足1 ]
システムフォントをメイリオにしてしまう、という手もある。アングラで流れているメイリオのフォントを流用する、というわけ。この場合システムフォントはMSゴシックではないから、MSゴシックをインストールすることには、何ら制限はない。
ま、これも上級者向けの方法。
[ 補足2 ]
システムフォントを変えるには、「画面のプロパティ」の「デザイン」で、いちいちフォントを変えていく、という方法もあるかも……と思って実行したのだが、ダメでした。全部、別のフォントにしてみたが、MSUIゴシックが残っているらしく、MSゴシックの旧フォントファイルを削除することは拒否されてしまった。「ただ今このフォントを使用中なので削除できません」というふうに。
【 追記 】
もっと手軽にMSゴシックを使う方法もある。ファイルを上書きコピーする、という方法。ただし、私としては未確認だが。
方法は、コメント欄の「02月12日 11:32」のコメントを参照。
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ま、ともあれ、MS明朝だけを新フォントにするのには、危険性もなく簡単にできる、ということ。根気さえあればいい。
正字フォントが使えて(少なくとも印刷ができて)、よかったですね。
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[ 余談 ]
以上からわかるように、他のWindows98でも、新フォントを使うのは容易である。にもかかわらず、MSは、そのためのインストーラを提供していない。まったく、意地悪で不誠実だ。
そのせいで、私が親切にも、ユーザーの世話をするハメになる。MSの尻ぬぐいだ。
ビル・ゲイツ君。少しはこっちにも迷惑料を寄越しなさい。……と言っても、聞くわけはないな。金持ちはケチなものです。人には迷惑をかけて、自分だけががっぽりと儲ける。
で、他人に親切な私は、こうして無償サービスするばかりで、ちっとも儲からない。

SP1 で幸福にパソコンが動いているのであれば、SP2 にはしない方が便利でしょう。HDも10ギガバイトを占領される。起動時間もかなり遅くなる。さらに、操作性が低下する。やたらとおせっかいが多くて、うんざりする。うんざり。
SP1 でもセキュリティホールだけは修正できる。(MSのアップグレードで「重要性の高いもの」だけをやればよい。)……それでまあ、十分でしょう。(ただしファイアーウォールはMS以外で設定することが必須。)
ちなみに、私が SP2 を入れたのはつい先日だが、インストールが完了する直前(最後の最後)に「インストールできませんでした」というような不成功のメッセージが出た。びっくり。仕方なく、再起動したら、どういうわけか、インストールに成功していた。 (^^);
ふざけた仕様である。「それが仕様です」とまたしても言うのだろうが。
旧版のWindowsでも新フォントのファイルが使えるのに頒布しない、というのは、一国の文書データの互換性の点から、非常に問題があると思う。国家的にゆゆしき問題だ。
MSは、容易にできることもやらないなんて、とんでもないことだ。
とすれば、政府は文科省や公取委あたりが、何らかの命令を出して、是正させるべきだろう。
「イヤなら Vista を買え」と言わんばかりの商法は、不当な販売方法だ。そもそも、Windows98や2000を販売していないということからしてとんでもないことだが。(サポートしなくてもサポートレス価格で販売ぐらいはするべきだが。)
不当競争のような犯罪と見なして処罰する方がいいと思いますけどね。(現実には処罰すると脅すだけで、処罰はしないで、MSが対処するだけになるが。)
※ 未確認。安全性は保証せず。
セーフ・モード または DOS モードで、msgoth04.ttc を msgothic.ttc に 置換する、という方法がある。
(1) セーフ・モードで上書き
一般の場合、セーフ・モードで上書きする、という手がある。
・ セーフ・モードで入る。(方法はヘルプ参照。)
・ fonts フォルダの msgothic.ttc をバックアップする。
・ msgoth04.ttc を msgothic.ttc にリネームする。
・ このリネームしたファイルを、Fonts フォルダに上書きコピーする。
このあと、パソコンを再起動する。
(2) DOS モードで上書き
Windows98系の場合には、DOS モードで上書きする、という手もある。
・ MS-DOSモードで入る。
・ fonts フォルダの msgothic.ttc を別名に変える。(バックアップ)
・ msgoth04.ttc を msgothic.ttc にリネームする。
・ このリネームしたファイルを、Fonts フォルダにコピーする。
このあと、パソコンを再起動する。
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以上、(1)(2)は、未確認なので、うまく行くかどうかは知りません。無責任。フォントをうまく認識してくれない危険性もある。
ま、そうなったら、また Safe モードまたは DOS モードで入り直して、元に戻せばいいが。
以前: 「Explzh」 (シェアウェア:面倒)
現在: 「CABファイル圧縮・解凍ツール」(無料。簡単。)
これにより、初心者でもすべての操作を簡潔に済ませることが可能です。
SP2は不具合、バグのオンパレードという事はMacユーザーの僕の耳でもよく聴くんですが、でWindows XP SP1使おうかなって思ってた所にちょうどSP1の話が出たんですけど、SP1ってサポート終了してるんでアップデートって出来ないんじゃないんですかね?
参考リンク
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0606/09/news039.html
──以下、引用
Windows XP Service Pack 1(SP1)のサポートが2006年10月10日に終了することも通知した。これらの古いOSを使っているユーザーは、Windows XP SP2などの新しいバージョンにできるだけ早くアップグレードするようにと強く推奨している。
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だけど、実際には、できますよ。私は1月下旬にセキュリティホールだけのアップデートをやりましたから。
でも SP1 は単体では売っていないので、中古パソコンに付属の物を買うしかありません。
新規に買うなら、SP2 の方がいいと思います。
SP2 の不具合というのは、SP1 以前からアップグレードする場合のことです。
新製品で買うなら、(現時点では)特に不具合はありません。あれからもう二年もたったので、安定してきています。
そのかわり、操作面で、うざい。Mac だってアイコンがぴょこぴょこしてうざいこともあるので、どっちもどっちだが。
Vista はものすごく評判が悪いので、買うなら XP の SP2 がお勧めです。中古の XP SP1 ならもっといいかも。(でもMSゴシックが正字にならないのがつらい。ゆえに SP2 の方がマシかも。)
>Mac だってアイコンがぴょこぴょこしてうざいこともあるので、どっちもどっちだが。
よく知ってますねwこれは確かにウザイですよ。
因にVista かって消える(消してくれてる?)そうです。
また参考リンク
http://it.nikkei.co.jp/pc/news/index.aspx?n=MMIT0w000001022007