2006年09月13日
◆ 耐衝撃 PC
ノートPCは、落として壊れる、ということがある。
→ がんばれ!!ゲイツ君
なるほど。「耐衝撃性」というのを謳っているノートPCはたくさんあるが、アテにならないわけだ。そこで、根源的に耐衝撃性を高める方法を示す。──
通常は、固い金属と内部ラバーなどで、耐衝撃性を高めようとするが、頭が悪い。そういうのは常識的すぎて、知恵がない。もっと頭を働かせるといい。
ノートPCが落ちるとき、どこに落ちるか? 通常は、固い床に落ちる。(柔らかい畳の上ならば、被害は生じない。)
また、落ちるときには、どういうふうに落ちるか? 通常は、ノートPCの角の部分から落ちる。(確率的にそうだ。)
そこで、提案は、こうだ。
「ノートPCの角の部分だけを、ラバー製にする」
つまり、ノートPCの角を三角に切って、その三角の部分だけ、金属でなくラバー製にする。
ここでいう「角」というのは、長方形の角であってもいいし、直方体の角であっても言い。前者ならば、角は四つある。後者ならば、角は八つある。前者ならば、ラバーは三角錐になる。後者ならば、ラバーは三角錐になる。……ま、どっちでもいいですけど。
重要なのは、このラバー部分を少しふくらませた形にする、ということ。1ミリ程度でもいい。なぜかというと、角1から落ちたあとで、角2が床に接触するようにするためだ。そうしないと、角1から落ちたあとで、固い稜線部分(金属部分)が床に接触するので、衝撃が大きくなって、まずい。
──
物理学の概念で言うと、衝撃は、加速度Gで表現されるが、その程度は、固い物質では急激に高くなり、柔らかい物質ではあまり高くならない。その違いはどこから生じるかというと、変形に掛かる時間だ。
変形に掛かる時間(t)と、最大衝撃(G)との積[積分]が、物体の運動量となる。この値は一定だ。ゆえに、tを大きくすれば、Gが小さくなる。
そこで、変形の大きい物質を使うと、tを大きくすることができて、衝撃を弱めることができる。だから、ラバーのような変形する物質を使うといいわけだ。
ただし、容易に変形すると、操作しにくい。だから、隅っこだけをラバーにする。ラバーといっても、硬めのラバーならば、特に不便は感じないだろう。グニャグニャするわけじゃないから。ひょっとして、自動車のバンパーに使うプラスチックだといいかも。また、弾性度の高いプラスチック。オモチャのスーパーボール用のものなど。
ノートPCは、内部機構はともかく、筐体にはまだまだ発達の余地がある。どうせ中身はどれもこれも似たようなものだから、筐体で差をつける方が利口かもしれない。
( ※ ちなみに、私は、デスクトップパソコンを買うときには、ケースで決めます。どうせ中身はカスタマイズ可能だし。また、CPUなんか、どうせインテルかAMDかどっちかしかないんだし。ケースぐらいしか、選択の余地はありません。)
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