2006年08月17日

◆ 風車と鳥

 風力発電用の風車に鳥が衝突する、という問題がかねて話題となっている。環境省も対策を取るようだ。(朝日・朝刊 2006-08-17 )
 これに対して私なりの提案を示す。 ──

 まず、この問題はいろいろと話題になっている。( → google検索
 ただし、鳥は常に衝突するというわけではなくて、最新の大型・低回転タイプでは、衝突は起こりにくい。鳥は自分で回避行動を取るからだ。 ( → 該当サイト
 一方、夕方や霧や雨のときには視界が悪くて、衝突が起こりやすい。( → 上記の朝日の記事など)

 結局、最新型では発生率は下がるものの、鳥の数はものすごく膨大だから、条件の悪いときには鳥の衝突死はたくさん起こるわけだ。
 比喩的に言えば、歩道の真ん中に電信柱を立てておくと、たいていの人は回避できるが、ときどきうっかりして衝突したすえに死ぬ人も出るわけだ。

 ──

 対策としては、「色を塗る」「ライトアップする」などの案が朝日の記事に出ているが、それじゃちょっと不足でしょう。私としては次の案を示したい。

  ・ 点滅するランプをつける。(ゴミ工場の煙突にあるようなもの。)
  ・ 2万ヘルツ以上の高周波の音を鳥の来る方向に放射する。
   (人間の可聴域を超える高周波なら人間にはあまりうるさくない。)
   (鳥の来る方向は決まっている。また高周波は指向性がある。)
  ・ 鳥の来る方向の前に、ネットを張る。

 最後の「ネット」が最も有効だと思える。百メートルぐらい離して張れば、風はほとんど弱くならないだろう。「ちょっとだけ風が弱くなって効率が下がるからいやだ」なんてケチなことを言わないで、ネットを張るべし。ただし、斜めに張る。鳥はネットにぶつかったあと、地面に落下しないで、ネットの上を斜めに滑り落ちる。一番下にもハンモックのようなネットがある。
 これぞ正真正銘のセーフティ・ネット。

  【 追記 】
 普通の網目状のネットだと、強風に耐えきれない。台風が来ると、吹っ飛んでしまう。
 だから、フンドシみたいに。ひらひらするタイプがいいだろう。風がないときには普通のネットのようになるが、強風になるとひらひらと流れて横向きになる。
(そうなるとネット機能が失われて、鳥が風車にぶつかる危険もある。だが、強風のときには風車は自動停止するはずだ。また、鳥は強風のときには樹上で休むはずだ。とりあえずはランプの光を強力にする、という対策を取る。)
(これで万全とはならないだろうが、何もしないよりはマシでしょう。)

  【 別案 】
 地面に絵を描く。鳥の苦手な猛禽類がいっぱい飛んでいる情景の絵。こんな絵を見たら、たいていの鳥はたちまち逃げ出すはずだ。
(巨大な絵にする必要はない。鳥の視力は 5.0 ぐらいあって、ものすごく遠目が利く。地上にある小さな餌を簡単に見つけるんだから。)
posted by 管理人 at 08:58| Comment(1) |  太陽光発電・風力 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
羽根がスポンジ性の乾電池で動く扇風機みたいに、「柔らかい羽根」というのはどうでしょうか。

また、昨日某「へぇ〜」の番組で、「最近レース鳩が帰巣できないのは電磁波のせいっぽい」というのをやっていたのを受けて(渡り鳥も同様なので)、
発電部分をシールドしたら衝突しなくなるかもしれないっぽい、と予想してみます。
Posted by itochan at 2006年08月17日 15:15
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