2006年01月30日

◆ レジ袋の有料化

 「レジ袋は有料化にした方がいい」
 という意見が世論では強い。世論の調査結果もある。(各社ニュース)
 しかし、レジ袋の有料化で、どうなるのか? 
 ──

 レジ袋の有料化で、どうなるのか? 
 まず、どれだけ節約できるかを試算しよう。絶対量ではなく相対量で見ると、次のデータがある。
 「国民の使うレジ袋の石油量は、年間3リットル。その他では 2000リットル」
 → http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1736709

 3/2000 だから、0.15% だ。最大でもこれだけしか減らない。3分の2が減ると仮定して、2/2000 つまり 1/1000 で、0.1%である。こんなものは、統計誤差程度でしかない。つまり、「石油削減の効果は、ほぼゼロである」と結論できる。「労多くして益少なし」の見本であろう。

 それでも、「少しでも効果があるならやるべきだ」という精神主義も成立するだろう。しかし、本当に、益はあるのか? 益を知るには、害との差し引きをする必要がある。しかし、害の方が、すっぽりと見落とされている。害とは、こうだ。
 「レジ袋が有料化されると、人々は、帰宅の途中で気軽に買物をしなくなる。(買い物袋をもっていないので。)で、かわりに、週末にまとめてたくさん買物をするようになる。その際、何割かの人は、自動車で買物をするようになる。その際、多大な石油を消費する」

 試算しよう。全体の2割の人が自動車で買物をするようになる。その際、自動車のガソリンが 0.5リットル使われる。(リッターあたり10キロの自動車で、5キロ走る。) 無駄になる石油の量は、0.5リットル×20%= 0.1リットル。……つまり、平均して、一人あたり 0.1リットルの無駄。ほぼ100グラムの無駄。一方、レジ袋の節約で浮いた石油は、1枚10グラムの袋で、 買物が週に5回だとして、50グラム。
 一人あたり、100グラムの無駄と、50グラムの節約。差し引きして、50グラムの無駄。で、この無駄の量は、「節約できる」と想定された量と同じ。つまり、節約量と無駄の量とが打ち消し合って、差し引きしてちっとも節約にならない。

( ※ さらに、別の無駄も加算される。レジ袋で節約される石油の量と、ゴミを出すために使われるゴミ袋の量は、ほぼ同じぐらいだ。この件は、別に述べた。本項末のリンクを参照。)

 結論。
 「レジ袋の有料化ないし廃止でこれこれの大量の石油が節約できます」というふうに業者は宣伝する。しかし、それは、嘘である。その量は確かに節約できるが、その二倍の量の無駄が生じる。差し引きして、その量は、節約できる量ではなく、無駄の量となる。
 彼らは叫ぶ。「日本中でなんと約280億枚のレジ袋が使われています」と。しかし、レジ袋を有料化したら、その分の石油が節約できるのではなく、かえってその分の石油が無駄になるのだ。

 では、なぜ、こういう皮肉なことが起こるのか? それは、次の図式からわかる。

         3リットルの節約
   ────────

    □
          2000リットルの消費

 3リットルの節約は、赤くて目立つので、そこにばかり目を引かれる。
 2000リットルの消費は、灰色で目立たないので、すっかり見失っている。

 で、赤くて目立つ方で節約している間に、その陰では、灰色で目立たない方では莫大な消費が無視されて浪費が増える。目立つところばかりに目を奪われて、目立たないところをすっかり見失っている。そちらでいくら無駄をしても、気づかないので、「節約だ、節約だ」と大騒ぎする。……かくて、節約しているつもりで、結果的に大幅な浪費をする。




  【 追記 】 ( 2008-06-07 )
 「レジ袋を減らす」ということが本当に目的であるならば、有料化の金額はかなり高額にする必要がある。1袋5円ぐらいでは、削減の効果はあまりない。半減ぐらいはするかもしれないが、全廃は無理だろう。全廃に近づけるには、1袋 50円か 100円ぐらいにする必要があるだろう。

 すると、どうなるか? 「買い物袋を持参するようになるだろう」というのが、識者の見込みだが、ありえない。そもそも、買い物袋をぶら下げて道を歩いている男などはほとんどいないだろう。たとえば通勤の際に買い物袋をもって通勤する、というような人はほとんどいないはずだ。(それでも帰宅の際に買物をすることはときどきある。)
 また、コンビニで弁当を買うこともあるだろうが、そのときにいちいち買い物袋を持参するはずもない。(レジ袋ならば、手ぶらで買いに行って、レジ袋に入れて弁当をもって、出先で食べて、最後にすべて捨ててしまうが。)

 では、買い物袋を持参するかわりに、どうなるか? 次のようになるだろう。
  (1) レジ袋を買うのがイヤなので、買物をしない。
  (2) レジ袋がなくても済むように、商品が過剰包装になる。

 この (1) [買物をしないこと]は、コンビニや弁当屋や雑貨店などに大打撃になるだろう。(スーパーならばあまり影響を受けないが。どうも、「レジ袋廃止論者」というのは、スーパーでの買物のことしか考えていない、という気がしますね。)
 この (2) [過剰包装になること]は、最もありえそうなシナリオだ。たとえば、コンビニや弁当屋の商品は、10円ぐらいのコストを上乗せして、過剰包装する。レジ袋がなくてもいいように、大きな厚いパッケージにする。そこでたっぷりとプラスチックを使用する。レジ袋の何倍も。そういう商品がたくさん発生する。
 たとえば、アイスクリームは、分厚い断熱材の包装に入った二重包装になる。弁当も二重包装。あちこちで二重包装が生じる。こうして、資源節約どころか、資源浪費になる。
 つまり、こうだ。
 「レジ袋の節約によって、レジ袋の分の石油は節約されるが、他の部分では石油が浪費されるので、石油の使用量の総量は増える」
 ただし、そうだとしても、レジ袋に関する限りは、石油は節約される。それを見て猿たちは、「成功した、成功した」と浮かれて喜ぶ。
 そういう結果になりそうだ。



 [ 付記 ]
 レジ袋有料化というのは、まったく効果がないわけではないが、ほとんど効果はない。では、なぜ、人々はレジ袋有料化を推進したがるのだろうか? 
 実は、レジ袋有料化というのは、何らかの実効性を求めてなすものではなくて、一種の宗教なのである。その宗教は「省エネ教」という名前の宗教だ。(「妄想」と呼べばいっそうわかりやすい。狂人の抱く妄想と同様。)
 今は資源節約が声高に叫ばれている。そういうときに、何もしないと、後ろめたい思いになる。そこで手っ取り早く、目の前にあるレジ袋を節約しようとする。「これなら節約できるぞ」と思いながら。その効果がどれだけあるかは考えずに。

 これと似ていることは、他にもある。「犯罪者の慈善活動」だ。
 たとえば、マフィアのボスが、可哀想な老人を少し助けてあげて、「自分は善人だ」と思い込む。百万ドルの脱税をした脱税犯が、存食に1ドル恵んであげて、「自分は善人だ」と思い込む。……いずれにせよ、巨大な悪をなした人が、小さな善をなすことで、「自分は善人だ」と思い込む。
 それと同様だ。日常は自動車や電器製品で莫大な浪費をする現代人が、ほんのひとかけらの省エネをすることで、「自分は省エネをする善人だ」と思い込む。……ここでは、省エネの実効性が問題なのではなくて、自分で自分をだますことが目的だ。
 では、なぜ、自分で自分をだまそうとするのか? 「自分は善人だ」と言い聞かせたいからだ。自分の心を安らかにさせたいからだ。つまり、その本質は、「日常は自動車や電器製品で莫大な浪費をする」ということを無視して、「自分は悪人だ」ということに目をふさぎたいからだ。目をふさげば、自分が悪人であることに気がつかずに済むので、心が安らかになる。
 つまり、現実を無視して、妄想の世界に生きることで、自分の心を安らかにすること。……これが「レジ袋有料化」の目的だ。それは、一種の宗教活動であり、狂人的な妄想を自分自身でいだくということだ。
 実を言うと、「レジ袋を有料化しても、たいして省エネにはならない」ということは、たいていの人が心の底で勘づいている。ただし、そのことに、あえて目をふさごうとする。心を安らかにするために。

 このような現代的な共同妄想が、レジ袋有料化の本質だ。

( ※ レジ袋有料化の推進論者は、たいていヒステリックにわめく。「是が非でもやらなくては!」と。……その理由は、明らかだろう。これが彼らにとって宗教同然だからだ。だからこそ科学的に平静に考えることはできず、議論なしにそれを神棚に祀るのだ。もちろん、拒否する人を、異端論者のように糾弾する。何もかもが宗教的だ。)



 [ 補足 ]

 次の反論がある。
 「レジ袋は、(ゴミ専用の)ゴミ袋を節約する効果はない。なぜなら、東京都のように、専用のゴミ袋(炭酸カルシウム入りのゴミ袋)が指定されている場合には、レジ袋を使えないからだ」
 これは、理屈としては成立するが、屁理屈にすぎない。なぜか? 
 ここで「使えない」というのは、「技術的に使えない」ということを意味するのではなく、「規則のせいで使えない」ということを意味するだけだからだ。規則を変えてしまえば、それで何も問題ない。
 実際、他の自治体では、専用のゴミ袋(炭酸カルシウム入りのゴミ袋)は指定されていない。それで何も問題はない。
 だから、東京都の場合も、馬鹿げた規則を変更すればいい。それだけのことだ。(すでに変更が決まった。)

 そもそも、ゴミ袋に炭酸カルシウムを入れたからといって、何も変わるものじゃない。単に手間とコストがかかるだけで、デメリットはあっても、メリットは何もない。そんなことはちょっと考えてみれば、すぐにわかる。
(炭酸カルシウムを入れても、石油の使用量が減るわけではないからだ。)
(また、「炉が傷む」というのも、屁理屈にすぎない。そもそも、「炭酸カルシウム入り」というのは、土を混ぜるのと同じことで、単にゴミを土のような無機物で水増ししているだけのことだ。無意味。そんなことを言うんだったら、「ゴミを分別しないで生ゴミも混ぜて燃やせ」と言えばいい。)

 詳しい説明は、下記サイトを参照。
   → 炭カル入りゴミ袋

 なお、東京都のこの方針はすでに廃止が決まった。下記を参照。
   → 上記サイトのトップ
   → 東京新聞( 2008-06-05 ) ,毎日新聞( 2008-06-07 )

 ──

 [ 余談 ]
 店がレジ袋有料化を推進するのは、レジ袋代のコストを浮かせたいから。
 しかし、である。別のデメリットが生じるかもしれない。それは「万引きの横行」だ。
 レジ袋は「買物の代金を払った証拠」にも使われている。レジ袋がないときは、客が買物を自分の鞄に入れる。店内で商品を出し入れすることもあるだろうが、遠目には、それが代金を払ったものかどうかがわかりにくい。(実際、すでに代金を払った人が万引き犯と間違われた、という事例はかなりある。)
 だから、今度は逆に、万引き犯が普通の客の振りをすることができるかもしれない。こうして、万引きが横行する。
 書店では万引きの損害が4%ぐらいになるという。スーパーでも似たようなものになるだろう。レジ袋が廃止されると、スーパーはごく小額の金を節約できても、その数十倍の損害をこうむりそうだ。万引きで。
 ざまあみろ。じゃなくて、いい気味。   (^^);
 ま、馬鹿は死ななきゃ、直らない。他人をだまして他人に迷惑をかけて儲けようとする強欲な悪人は、かえって損をするハメになる、という話。教訓的。




 【 参考 】
 関連する話題もある。次の項目を参照。

  → 小泉の波立ち ( Google サイト内検索)
  ※ レジ袋を廃止しても、ゴミ袋が大幅に増える。
    10グラムのレジ袋を節約して、50グラムのゴミ袋を浪費する。
    (詳しい計算でなく、おおざっぱな話。)
 
 その他の関連する話題は
 
  → サイト内検索 「レジ袋の有料化」
posted by 管理人 at 20:46| Comment(13) | エネルギー・環境1 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この問題、「主夫」として、とても興味があります。
実生活ではこのレジ袋、一回の使用でゴミとして捨ててしまっている家庭はほとんどありません。
ごみ収集日に置き場を見ればわかりますが、ほとんどが、ゴミ袋や、保存袋として再利用し、何回かの再使用の後に廃棄しています。
いわば、リサイクルの優等生。

それを、こうまで強引に有料化したがるのは、業者側の利益が目的としか思えません。
袋の仕入単価が一円と仮定して、業者にしてみれば、
タダで渡せば、マイナス1円。
それが10円で売れれば、差し引きプラス11円です。原価を引いても10円の丸儲け。
(ま、どれだけ売れるかという点もありますが・・・。)
スーパーで10円の粗利を挙げようと思えば、かなりの売り上げが必要ですから、
これまでのマイナスが解消できるだけでも、これはおいしい話。

会社単位、店単位で有料化なんてやると、そこが真っ先にお客の反発を買いますから、
中央の「協会」が、政府に働きかけて進めているのでしょうが、
政府も、苦しいと言われている次の参院選挙対策の一環で「業界に良い目を見せてやる」気になったのでしょう。

愛知万博の時もそうでしたが、
「環境」をダシに自分の利益を企む輩が多すぎて困ります。
しかも見え見えの屁理屈で・・・頭が悪いったらありゃしない。ああ情けない。
Posted by 兼業主夫 at 2006年01月31日 08:50
確かに法制化はおかしいですね。現行法の下で、有料化したい業者は有料化すればいい。私の知っている生協では、袋を使う人ユニセフの寄付箱に5円入れるやり方で非常にうまくいっている。これも禁止になってしまうのでしょうか。
本気でポリエチレンの消費を抑えたいなら、ポリエチレンに(事業者も納税対象となるような)物品税をかけるのが本筋でしょう。
Posted by hagiwara_m at 2006年01月31日 19:55
「(歯間のカスを取る)糸ようじを、使い捨てにしないで、繰り返し使います」
 という男の話を聞いて、
 「エー!」(ばっちい)
 と驚いた女性がいた。テレビ番組で。

 しかしこれだって、節約になる。そこで、
 「資源節約のため、糸ようじを繰り返し使いましょう」
 という案が出ても良さそうですね。  (^^);

 この手の笑い話は、いっぱい思いつきそうだ。次から次へと出そうな気もする。
Posted by 管理人 at 2006年01月31日 22:45
朝日新聞・声欄の当初から。( 2008-03-22 )
 「スーパーは、商品納入の業者に、毎日納入するように求めるより、隔日納入にするべきだ。そうすれば、(荷の少ない)トラックが路上をたくさん走ることもなくなるので、石油を大幅に削減できる。レジ袋の節約で省エネを図るより、はるかに有効だろう」
 まったくその通り。

 ( ※ ま、問題は、スーパーの目的が、省エネではなくて、レジ袋代のコスト削減にある、ということなのだが。実は、トラックだって毎日走らなければ、燃料を節約できるので、その分、コストを下げることができる。こっちの方が効果はあるんですけどね。)
Posted by 管理人 at 2008年03月22日 08:42
エコについて考えるのって楽しいですね♪
Posted by l;:お:− at 2008年05月15日 14:29
ゴミ袋の見解は同感です。同じ主旨で2ちゃんにも書いてます。
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/atom/993265725/200-
Posted by 検証家 at 2008年06月08日 01:18
管理人です。別の項目にコメントした人がいるので、下記に転載します。

 ──

レジ袋を減らすことがゴミ袋を増やすことになるのは
自治体指定のゴミ袋が無い地域だけのはずです。

レジ袋より丈夫なゴミ袋のほうが多くの石油を使って生産されることは想像できるのですが、
私が住んでいる場所が10年以上自治体指定のゴミ袋(有料)を使っているので
最初読んだときにはレジ袋を減らすことで
ゴミ袋が増えてしまう理由がわかりませんでした。
自治体指定のゴミ袋がある地域でも該当するのなら
本当にわからないので説明して欲しいです。

私の住んでいる自治体でゴミ袋を有料にする理由は
ゴミ処理費用の利用者負担とそれによるゴミ減量化の推進だったと思います。

Posted by 風間 at 2008年11月19日 22:44
Posted by 管理人 at 2008年11月22日 22:48
管理人です。別の項目にコメントした人がいるので、下記に転載します。

 ──

>レジ袋を減らすことがゴミ袋を増やすことになるのは
>自治体指定のゴミ袋が無い地域だけのはずです。

と言うコメントに対しては、実例を挙げて反論させていただきます。

愛知県にA市と言う場所があります。ここでは2008年6月25日よりレジ袋の有料化が実施されました。一方、ゴミ出しは市が指定したゴミ袋を用いることがぞれよりずっと前から決められています。

さて、市役所にほど近い、中心街と住宅地の境界付近にあるとあるスーパーには、サイズの違う市の指定ゴミ袋が3種類販売されていましたが、同じスーパーの別の場所に、以前はなかった、レジ袋型のゴミ袋が売られていました。
この事実を見ただけで、はっきりすることがあります。それは、たとえ市が様々なサイズの指定ゴミ袋を用意しても、レジ袋のゴミ袋としての需要は衰えていない、と言うことです。ごく少数の人しか使わないものをスーパーがわざわざ店頭に並べるとは考えにくいですからね。

ところでこのレジ袋型のゴミ袋、いずれも100枚いりで、計算すると、1枚当たり、
小=3.5円
中=4.5円
大=5.5円
でしたが、大の袋は、1枚5円の有料レジ袋とほぼ同じ形状、サイズに思えました。それならば、レジ袋を必要枚数だけ購入した方が、小回りが効いて効率的でしかも割安なのに、なぜ、あえて不便なゴミ袋に需要があるのでしょうね?
それこそ、ここのブログオーナーが指摘する、「レジ袋有料化は精神運動」の証拠だと思います。
つまり、A市(何もA市に限った話でないと思うが)では、町内会や子供会、PTAなど地域や学校ぐるみでレジ袋削減運動が展開されているため、例えば母親が
「レジ袋を辞退したって不便なだけで環境への効果はない」
などと運動への協力を拒否してレジ袋を使い続けると、子供が学校でいじめに遭う危険もあるわけです。それを避けるため、レジ袋は辞退し、でもゴミ袋その他の用途に必要なので、あえて割高で小回りも効かない商品を買うのです。環境にいいどころかむしろ資源の浪費なのに。

環境のためにレジ袋を辞退するのではない。
子供がいじめに遭わないために、
夫が会社でリストラ要員にされないために、
何より自分が地域で村八分にされないために、
レジ袋を辞退するのだ。

Posted by アルネチズン at 2008/11/22 22:28
Posted by 管理人 at 2008年11月22日 22:48
レジ袋有料化がまったく無意味だということは、次の点からもわかる。
  ・ レジ袋はゴミ袋を減らすし、ゴミ発電の燃料になる。
  ・ むしろ、高速道路無料化をやめるべきだ。

 ──

 後者の点が大事だ。
 高速道路無料化のせいで、内国海運が減少している。「海からトラックへ」という変化。そのせいでエネルギー使用量は激増している。トラックのエネルギー効率は船に比べてはるかに悪いからだ。
 つまり、国が補助金を払ってエネルギー浪費に努めている。これをやめれば、レジ袋有料化による節約量の、何十倍か何百倍かの石油を節約できる。本当に省資源を狙うなら、そうするべきだ。
 
 レジ袋有料化というのは、実際に石油節約を意味しておらず、一種の宗教(エコ教)の布教運動にすぎない、……ということは、このことからもわかる。

( ※ レジ袋有料化をする西友は、実際にエコをやっているのではなく、エコ教の布教に努めているだけだ。)
Posted by 管理人 at 2012年06月12日 00:04

ここで述べられているレジ袋の話のほとんどが、石油使用量、もしくはエネルギー効率を観点としているが、確かにそういった観点のみからのレジ袋有料化に大きな効果は無い。

では、全てにおいて意味の無い事かといえばそうではなく、先日放送された番組 > http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/120718.html の様な重要な問題がある。
レジ袋有料化は、上記の問題をきっかけに実施に踏み切った国(イタリア等)もあり、洪水の原因になる事に対する解決策の1つとして実施している国も有る。
Posted by あ at 2012年07月23日 05:56
ウミガメの腹からレジ袋……という話は、下記でも説明しています。
 → http://openblog.meblog.biz/article/10602830.html

 ウミガメの腹から出るのはレジ袋だけでなくプラスチック全般です。

 このくらいのことでレジ袋全般を廃止するくらいなら、「道路上で動物が死ぬから自動車を全廃する」という理屈も成立します。
 また、「風車で鳥が死ぬから風車を全廃する」という方が先決かも。
 池田信夫なら「石炭発電で人が死ぬから石炭火力を全廃」とか、「ついでも石油発電も全廃」とか言うかも。
Posted by 管理人 at 2012年07月23日 06:17
試算までしたことはなかったですが、「レジ袋は(全てでないにしろ)精製された石油の屑の部分を再利用して製造されている」と聞いたことがあります。本当なら「レジ袋分の石油の節約」にすらなっていない。本当に石油使用量を増やすだけになってしまいますね。
Posted by たかはし at 2012年11月25日 18:14
私はダイビングをしていますが、海岸でよく見かけるのはコンビニ袋です。自宅では利用価値がないのでほとんどの人が捨てて帰りますし、ゴミ箱に入れても小さくて軽いので海岸の強い風で飛ばされていきます。誰しも一度は見た光景だと思いますが。

ほかに見かけるのはペットボトル、漁具、工事現場用のシート類です。というか数としては圧倒的に袋類より多いです。袋が風で飛ばされるのだとしても、数が多ければ潮溜まりに集まるはずですし。

以上から、私はレジ袋よりコンビニ袋を全廃すべきだと思いますし、その前に工事現場や漁業現場での物品管理を徹底すべきだと思います。
グラム単位で報告を求め罰金刑を課せば海はずっときれいになると思いますよ。

(まぁお隣の国から流れ着くゴミのほうが多いんですけどね)
Posted by さと at 2013年02月14日 15:21
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