ニンテンドーDSが爆発的な人気だという。
http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0512/26/news046.html
で、これを見て、「ほれ見ろ、ゲームだって、すばらしいゲームがあるんだぞ」と鼻高々になる、ゲーム・オタクもいるかもしれない。で、……──
確かに、これらのゲームソフトは爆発的に売れているし、対象年齢も急速にひろがっている。また、ゲーム中毒の弊害も、少ないだろう。それはそうだ。
ただ、これからわかることは? 「ゲームはすばらしい」とオタクの殻に閉じこもる方がいい、ということではない。むしろ、「ゲームには限界があるから、ゲームの限界を打破しよう」というふうに考える方が、市場を広げて、儲かる、ということだ。
つまり、自己否定ないし自己反省をする会社のみが、どんどん市場を広げることができる。「おれは正しい」「これまでのゲームの延長上に成功がある」なんて思っている尊大な会社は、過去の遺物となってしまう。
ここで示されているゲームはいずれも、「ゲームらしくないゲーム」である。ゲームというより、普通のパソコンソフトと見なした方がよさそうだ。これらのソフトは、ゲーム機のなかでは非常に珍しいものばかりだが、パソコンソフトとして見れば、よくあるソフトであり、珍しくもない。
要するに、これらのゲームは、ゲームとしての性質を失ってきたからこそ、売れているのだ。ニンテンドーDSは、機械としてはゲーム機であるが、汎用の携帯パソコン端末のようになってきたわけだ。
そして、ここまで来れば、あとはもう一歩。携帯用のキーボードを取り付けて、文字の入力ができて、携帯用のワープロとして利用できれば、とてもすばらしいことになる。これは携帯パソコンなんだから、できて当然だ。そして、こういう携帯端末(携帯ワープロ)がほしい、ということは、私が何度も主張してきた。
ついでに言えば、今や、WindowsCE も モバイルギアも消滅して、携帯パソコンはほとんど存在しない。Palm というのはあるが、これはまともなキーボードは付いていない。(ボタン状のものは付いているが。)
ともあれ、古い殻を打破して、ゲーム機の範疇を拡大することには、大賛成だ。ニンテンドーDSを、ゲーム機と呼ぶか何と呼ぶかは、どうでもいい。ゲーム機の殻を打破して、ゲーム機でなくなることこそ、何よりも大切なのだ。
私の予想を言えば、まもなくこの機種用に、タマゴッチふうの育成ソフトも登場するだろう。
(任天堂なら、ズバリ、ヒヨコ育成ならぬポケモン育成のソフト。ポケットに入る怪獣を、せっせと育成する。うまく育つと、お金がジャラジャラ出てくる。……ホントかね? ソフト会社の懐に、お金がジャラジャラ入るだけかも。)
p.s.
松嶋菜々子とDS
http://www.zakzak.co.jp/gei/2005_12/g2005122701.html
2005年12月28日
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